5.追想の雨音

くだらない現実も、

笑って変えてみせれるような、

色褪せない未来日記。


何かを書き始めようと、

走らせたペンを握り締めたまま、

夢を持つことだけはずっと、

忘れたくないと思った。


だから記すよ、

私だけに見える文字で。

昨日までの過去も記すなんて、

欲張りなだけかな?


明日からの夢を願うなんて、

ただの幻。

追いかけるものは、

見失いたくないもの、

ただ1つ。


迷わないココロ。

捨てちゃいけないオモイ。

曲げてはいけないキモチ。

わかってるつもりだけれど、

わかってるふりはしたくないから、

全てを投げ捨ててみるの。


それでもいいかな。

あとに残ったものだけが、

本当に手に入れたいものだから。


過ぎ去る時間が、

追い越される前に、

探しだそう。

大丈夫。

ホントの答えはもう、

音を立てて、

夢の底を叩いてる。


今だけ見える、

瞳の中の空がきっと、

あおく輝いてる。

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