応援コメント

第8話 アノール、いざ初仕事」への応援コメント

  • うつみ乱世 様

    一話前のコメントで、「アノールのどこに共感していたのに、このあたりのこういうところから分からなかったのか」聞きたい、とのことで。。
    あんまり読解力とか説明とか下手なのですが、一応ディスるようなことを書いてしまった説明責任として、書かせていただきますね


    自分が共感したのは、アノールがレオンの器の大きさに打ちのめされるところです。(いわゆる判官びいきというか、自分もボンクラなもので。主人公が絶望する展開が大好物です。同じような展開を自分も書いてみたこともあります)

    なので、ヨルノさんがらみで「結局こいつも特別な存在なのか?」って感じ出したあたりから、ちょっと警戒し始めて……
    町とか仲間がピンチなのに結構平気っぽい?(自責の念はあったけど、そこまで深刻さがなかった?)あたりで、もう「あ、この人はあっち側の人なんだな」って思って、ついていけなくなっていたと思います。
    (なので、キャラのドラマよりバトルのアクションが欲しくなってきた)

    お母さんが殺される展開で「もしかして、ここからこっちに戻ってきてくれる?」って思ったんですが、そこからの戦いも結構戦略考えてて冷静だったり、戦いの直後からまともなモノローグ(思考)してたりして……
    一章最後のエールの「殺したい」的な部分で、ようやく共感できる感情が戻ってきたー、と感じてしまいました・・

    これが、ヨルノさん(喋り方からお姉さんと思い込んでましたが、同年代だったのですね。すいません・・)が自分にとってよっぽど魅力的なキャラで、主人公が振り回されるのも無理はない、と思えたらもう少し納得感があったかもしれません。でも、こういうキャラを自分がそこまで好みでないみたいで・・
    最終的に、単純にアノールくんがとんでもない人、っていう印象になってしまってました

    あんまり自分の考えが一般的だとも思っていないので、「そういうふうに読む人もいる」ぐらいに思っていただけたら幸いです

    作者からの返信

    「結局こいつも特別な存在なのか?」わかります(笑)。
    これ書いてからしばらくおいて自分で読んだ時も似たようなことを思ったんですよね……「アノールって俺が応援するまでもなく結構活躍するな」みたいなね。私事ですが、この物語は自分が一番最初に考えたものだったので、読者目線の求められてる主人公像みたいなものを意識出来てなかったところがあるんですよね。今書くなら最初から結構戦える設定じゃなく、ほんの少しずつ成長させていったと思います。
    ちなみに後の方でヨルノに「こいつ意外としっかりしてて思ってたんとちゃうな」みたいなセリフがあるので、共感と言うならこちらになるのかもしれません(笑)
    ヨルノさんは同年代なんですよね……。あの辺りはヨルノだから付いていったというよりは、呆然としていたために為すがままにされていた、というイメージで書いていたのですが、たぶんそれが伝わって無かったということですよね。
    まあそういう風に読む人もいるというぐらいで、色々ちょっと見直して検討してみようと思います! 突然わがまま言ったというのに、こんなにも丁寧なお返事、ありがとうございました!