死についての問題

第1話 死についての問題

死については誰でも考えたことはあると思う。

死ぬとどうなるなのか。

永遠の無が待っているのか。

あの世は存在するのか、など。

いくら御託を並べようが死を避けられるわけではない。

むしろ考えれば考えるほど精神衰弱してくる。

貴族には鬱病者が多かったという。

死について考える時間が労働者より多かったからだ。

つまりは、死について考えることはせっかく生きている時間を無駄にする行為なので、毎日心身ともに健康で生きている人達が一番エラいんじゃないかと思われる。