幼馴染に秘密を握られ、お願いを聞く話。後編

 さて、今日も美穂と遊ぶ約束をしているんだけど、今日は家で遊ぶみたい。

 ピンポーン

 ん、来たっぽい


「ちょい待ってね」

「わかったわ」

「はい....開いたから上がってきて」


「お邪魔します」

「よく来たね〜..今日は何する?」

「今日はゲームをやってみたいわ」

「じゃあ、ゲームなにやる?おすすめは振り子カート」

「じゃあそれにするわ」


 振り子カートとは、振り子と名前がついているだけのレースゲームである。

 振り子は全く関係ない。


「じゃ、やろ」


 3..2..1..スタート


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 結局、美穂の圧勝だった。


 餅つきうさぎのときの配信内容はもっぱらゲーム配信で、途中まではうまくできるけど最後の最後で何かしら悪いことがあって負ける内容だったから..ってのもあったけど、

 美穂がうますぎた。プロゲーマーと言われても違和感覚えないくらいには上手かった。

 ....その才能が妬ましい..なんてね


 その後は....というか今なんだけど恋バナを何故かしている。....何で?


「それで私の好きな人はいつも近くにいるんだけど、すごい鈍感で....キスもしたのに全然意識してくれないの」

「それはとんだ鈍感野郎だね」


 誰なんだろ?....近くにいる....キスした..まさかっ....自分?

 うーんなさそう。(鈍感野郎)


「あのね....白兎のことが好き....付き合ってくれない..だめ?」


 涙目+上目遣い+告白=絶対受けr....危なかった。

 これは反則すぎる。え、何かわいいかよ。

 ..でも....


「..ごめんね..もう彼女いるんだ..だから付き合うことはできません..」

「........じゃあ、忘れるためにキスしていい..?」

「....それぐらいなら....」


 美穂と口付けを交わす。

 ..なんというかしょっぱかった....


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 あれからは、美穂とは何もなかったかのように接した。

 そして今日はフレンドと予定だ。


[自主規制]


 ....今回も搾り取られた..


「じゃあ、帰ろうか」

「そうだね」


 ホテルを出て分かれるところで..突然唇を塞がれた。


「お別れの挨拶さ..ボクのキスは嫌かい」

「....いいえ」


「「「あ〜〜....キスして(います・る・いるわ)」」」


「え」


 なんで彼女さんがいるの?

 なんでかぐやと美穂がいるの?え、なんで?


「何浮気しているんですか」

「いや、これは事情があって..」


「私のことをいつもエロい目で見ていくせに手を出さなかったヘタレ」

「いや、義妹と言っても妹出し手を出すのは..(性的に見てないと入ってない)」


「彼女以外の人キスしている....ねぇ、なんで?私じゃだめなの?胸も私のほうが大きいでしょっ....私がだめなの?..そっか....白兎殺して私も死のう..」

「ちょっと待ったぁ、美穂のことも好きだから..死なないで..殺さないで!!」


「修羅場だねぇ〜..白」

「お前のせいだろ!!」

「あっはっは〜」


 あーもう色々だめだ。

 ほんと、どうしてこうなったーーーー!!!!




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 あとがき


 ..想像以上に書くの大変だった。

 だいたいこんな感じで暇なとき短編投稿します。

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 では....おさらば!!

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幼馴染に秘密を握られ、お願いを聞く話。 むくろに @mukuroni

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