エミリア・ニュートンによる報告のまとめ

 これが月の書のラテン語部分を我々が翻訳した結果です。これに書かれてあることが真実とは信じがたいことですが、この書の存在自体が非常にミステリアスであることは否定できません。

 また、アーカムにありますミスカトニック大学で保管されておりますネクロノミコンをはじめとした一連の古書の神話群との部分的類似が何を意味するものか、今の我々には見当もつきません。

 我々としても可能な限り研究を続けたいとは思いますが、さらなる研究には様々な分野の専門家との協力が必要になると思われます。しかし、この種の研究についての情報を共有できる相手は限定されるべきと考えます。

 広範囲の協力の必要性と情報の秘匿性とのバランスをどうするかについて、決定する権限は我々にはありません。

 以上が現時点での、我々の研究の報告となります。

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月の書 M.FUKUSHIMA @shubniggurath

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