借題 異世界創世《ワンダーワールドサーガ》

手にしたハンドコンピューター。とりあえずデバイスと名付けたそれに俺の名前が刻まれた

だが事態は好転しているわけではない。何しろ俺はこのデバイスの使い方が全くわからないからだ。メッセージウィンドの表示に俺のステータスが現れる

冠木 勇我 17歳 レベル5 ≪職業 学生≫ 

攻撃力 15

防御力 22

俊敏 31

魔力 MAGによって蓄積

魔法攻撃 27

魔法防御 33


スキル 異世界からの来訪者≪レベルアップの恩恵を3倍にする》

    神器の使い手 ≪神器≪MAG≫の使用者≫

    MAGを用いて魔法が使える。レベルと共に容量と使える魔法の幅が増える


どうやらこのデバイスの名前はMAGと呼ばれるらしい。そしてMAGの中には魔法がデータとして使えるらしい

今の俺は防具も武器もない。あるのはこのMAGだけ。だったら…一か八か

MAGを操作し魔法の項目を見つけて使用できる魔法を見て選択

相手は石造の悪魔ガーゴイル。ならば

魔法発動―マジックスキャンー 泡沫圧愴―アクアスプラッシュー

水魔法を選択しMAGの装着している腕をガーゴイルにかざして魔法を放つ

それはなかなかの威力で神器というだけあってかなりガーゴイルにダメージを与えているようだ。そしてすかさず

魔法発動―マジックスキャンー 焔弄仙嵐―ファイアストライクー

水を纏ったガーゴイルに向け炎魔法を放ち濡れていた水は水蒸気として浮き上がる

そして

魔法混術―デュアルマジックー 水蒸起爆―ニアプロージョン― 完了―コンプリートー

蒸気となった水の霧に向かって火を放ち爆発。たちまちガーゴイルは爆散した

とその時MAGから音声がなり


冠木 勇我 17歳 レベル10 ≪職業 学生≫ 

攻撃力 75

防御力 110

俊敏 155

魔力 MAGによって蓄積

魔法攻撃 135

魔法防御 165


スキル 異世界からの来訪者≪レベルアップの恩恵を3倍にする》

    神器の使い手 ≪神器≪MAG≫の使用者≫

    MAGを用いて魔法が使える。レベルと共に容量と使える魔法の幅が増える


スキルは依然変わらないが三倍の恩恵でステータスが大幅に強く成った

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練習 異世界もの 竜翔 @RYUSYOU

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