短編として、ここまで密度があるものは、たいてい文章のほうがおろそかになってしまいがちだ。しかし本作は、人の想像力を最大限まで引き出せている。他の人にも読んでほしい短編だ。
2008年1月生まれ。 『なぜ筆力があっても、小説は売れないのか』(✩200超)が代表作。 基本何でも書くが、ジャンルによっては筆名を使い分けている。カクヨ…
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