あとがき
どうも、作者の『田中 凪』です。
この度は私の『乙女ゲー世界の悪役令嬢に転生してしまった私は『運命』を全力で否定する』を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
本作は私にとって初めての『主要なキャラがたくさん登場する作品』となりました。
決められた尺の中でこれだけのキャラを描く苦労は想像とは大きく異なりました。
特に私のこだわりとして空気になるキャラを出したくなかったので、なおさらでした。
最初の計画段階ではエドワードの弟の第二王子の『キース』が登場する予定でした。
しかし、私の技量では攻略対象3人はとても扱いきれず、急遽削る事にしました。
エドワードの説明に『第一王子』と書かれているのは、その名残です。
しかし、それでも尺が足りない事が判明し私は苦肉の策を講じました。
本来であればソフィアを削って尺を稼ぐべきだったのですがそれは最後の手段でした。
主要なキャラが4人だなんて、寂しいと感じたからです。
そのため私は『ジャンプ』を思いつきました。
話の展開を省いて場面と場面を強引につなごうと言う手法です。
その『ジャンプ』のためにアレックスと言うキャラを都合よく使わせてもらいました。
アレックスの働きには本当に助けられました。ありがとう、アレックス。
他にも、メイドのロベルタにもストーリーの進行を助けてもらいました。
しかし、ロベルタがあまりにも何でも出来るキャラになってしまいました。
多分、本作の最強キャラベスト3に入るくらい強いです。
強くなりすぎたので、途中から登場回数を減らしたくらいです。
本作を書く上で一番考えていたのは『乙女ゲームの世界に転生する意味』でした。
ゲームの世界に転生すると言うのは、異世界に転生するのとは違うと思いました。
あいまいにしても良かったのですが、いい加減な気持ちで書きたくありませんでした。
本作ではその点について、自分なりの答えを出したつもりでした。
その結果、本作では『ゲームだから』と言う表現が多用される事になりました。
少しくどいかなとは思いましたが、大切な部分なので徹底的にこだわってみました。
最後になってしまいますが本作に『ハート』や『★』を下さった皆さんに感謝します。
PV数やハートの数を確認するのは日々の小さな楽しみで書く意欲がわきました。
やっぱり、作品に読者から反応があると言うのは嬉しいものです。
特に誤字脱字を指摘してくださった方々には厚く御礼申し上げます。
皆さんのおかげで、本作はよりよいものになったと感じています。
本当にありがとうございました。
よろしければ、次回作も読んでいただけると幸いです。
次回作は『異種族転生』か『女子高生×おじさん』か『SF』にしようとおもいます。
もし、差し支えなければ感想を教えて下さい。次回作の参考にします。
※本作は『第17回 講談社ラノベ文庫新人賞』に応募しました。
乙女ゲー世界の悪役令嬢に転生してしまった私は『運命』を全力で否定する。 田中 凪 @butage
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