応援コメント

第61話 遠くにいる人を忘れない」への応援コメント


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    ナポレオンの現地調達の戦術が、曲がりなりにも成立していたのは、専制君主からの解放を求めるヨーロッパ市民のニーズに合致した(受け入れられた)、時代の寵児的な幸運ですよね。
    ろくな下調べもせず、エジプト遠征まで同じ感覚で実行するから……。
    ボーナスに立派な剣、って発想が、もう中世の戦国武将みたいです(笑)

    ドゼの台詞「上に立つ者を育てるのは、我々だ」「国を守る武器は我々の手にはない」は、国民主権の本質ですね!
    権力の上下を完全に否定しても、それはそれで、社会が上手く回らないですし……達観した視野が胸に迫ります。
    ダメ夫に献身する妻みたいにも見えますが(笑)

    「戦場で戦う男の下半身」!
    ミもフタもない表現、好きです✨

    一方で、ついにアンリの近況に触れてしまったジャンが……。
    ある意味、エジプト遠征の無情感を、もっとも身近な感覚で体現していますね……。

    作者からの返信

    ゆるさは世界を救う……まさにこれです! 私が言いたかったのは! 相変わらず、的確に表現なさいますね!
    失礼しました。カクヨムさんにはやりとりの機能がありませんので、つい、頂いたご返信の感想を述べてしまって。

    時代の寵児的な幸運、しかもそれは、営々と続いた革命戦争の成果を横取りしたわけで……(ディス)。

    ドゼのセリフ、特に後半は、実は、デルマ将軍の言葉です。前半も、そのものずばりではないのですが、だいたいの意味を私が汲み取りました。デルマがその死の間際、敵方に回ってしまった戦友、ベルナドットに言ったそうです。そういえば、デルマ師団もベルナドット師団も、このお話の冒頭で、ボナパルトのイタリア軍へ援軍に来たんでしたっけ……。
    同じライン方面軍の将校として、ドゼも共有していた感覚なのではないかと思い、流用致しました。

    ミもフタもなくなってしまったのは、全てドゼのせいです。好きだと言って頂いて嬉しいのですが、怨念が籠っています。聖人だと信じていたのにぃ。返せ、私の純情……。

    ジャンは、もう少し後を引きます。歴史小説なのにお気遣い頂いて、ありがとうございます。

    暑い中、いよいよややこしく展開していきますが、お付き合い頂けて、とても嬉しいです。おかげさまで、頑張って更新できてます。温かい応援を、いつも本当にありがとうございます!

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