応援コメント

第42話 シエネ、フィラエ」への応援コメント


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    銃列の方陣……自分から動いちゃいけない最前列なんて、本当に生きた心地がしないでしょうね……。
    統率する指揮官も大変そうです。
    騎馬突撃を敢然と率いるダヴーは、不敗の面目躍如ですね!
    すぐ後に、いつもの子供じみた駄々をこねてますが(笑)

    ドゼの趣味は……まあ、ラサールより実害がありませんし、良識的ですよね!

    作者からの返信

    セディマンの方陣の兵士が言っていた「敵が20歩の距離に近づくまで待つ」は、実際にそう言った兵士がいたといいます。おっしゃる通り、生きた心地がしないのが生物として正しい在り方なのに。この兵士は勇敢だと讃えられていましたが、私は、戦争の高揚が言わせたのだと、恐ろしい気がしました。ドゼが勇敢だから、下の兵士も勇敢であらねばと思ったのでしょう。生存本能を失ったドゼも兵士も哀れな気がします。(自分のヒーローを哀れんでどうする! って話ですが……)

    困った男ダヴーの才能を見出したのは、間違いなくドゼです。ライン河畔でのケール出撃の時からドゼはダヴーを身近に置いていて、あれはやはり、ダヴーに(人殺しの)才能を見出したとしか思えません。それと、自分と同じ愛国心と軍への忠誠、かな?(ダヴーも、少しは褒めておかないといけませんよね)

    ううう、確かに実害はありません。鞭打ちされた男の子は手加減されただろうし。問題は、ドゼの趣味を糊塗し、彼を神話レベルにまで昇格してしまったボナパルト、ひいては第一帝政だと思ってます。おかげで私は、「聖人」ドゼのあれやこれやを知る度に、手ひどい絶望感を味わわされ続けています。この人、とにかく人生を楽しみたい人のようです。

    無味乾燥な説明が続きますが、申し訳ありません。ダヴーとラサールが出てくると、少しは活気が出るのですが。今更ながらに、彩のないお話です。半分はドゼの、残りの半分はボナパルトのせいだと思います……。(諸々棚上げ)

    長い人生、何のお役に立てるかわからないお話をお読み頂いて、感謝しかありません。いつも本当にありがとうございます。今更ですが、ナポレオン戦争に興味をお持ちになった由、とても嬉しく、オタク度の増していくお話ばかりですが、書いてよかったと、改めて勇気を頂きました。
    ありがとうございます!