企画参加、ありがとうございます!

非常に描写が良い作品だと感じました。この感じはAIに書かせたとみた!でもよくよく読むと、微妙に冗長だったり同じ形容詞を多用していたりと癖がある感じ。AIの癖なんでしょうか(とかなんとか言って人間が書いてたらごめんなさい)
具体的には、後半の森の中の遺跡の描写。めちゃくちゃ良くて「こういうAIの使いかたいいよね!」と思えるんですが、冗長というか、同じことを言葉だけ変えて繰り返したような所が見受けられます。
またAIの癖なのか「アナトミー」という単語が何度か使われています。「解剖学」という意味ではなんとなく意味は取れるんですが、例えば本文中の「背筋を伸ばせば完全なアナトミーのケイエはパーティクルの輝きを纏いながら、レンブラント光を柔らかい頬に受けています。」みたいな表現はあまり一般的ではないと感じました。なんていうか、「解剖学的な美しさ」という文を直訳した感じです。AIが英文を元に日本語文を出力しているのか、英文を出力させてそれを日本語に訳しているのかはわかりませんが……。そういう意味で、細かい所を見ていくと「この意味の通らなさ……やはりAIなのか?」と思うところはあるものの、図書館や森の描写は非常に良くここをAIで書いていたとしたら、AIの使い所がとても良いと思いました。

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