【Vol.2】専門用語紹介

 【作者より:なるべく重要な部分は控えてはいますが、少しだけネタバレも含まれいている場合がございます。本編を先に見ていただいた方が良いかとおもいます。】




 【ネモネア区 / イヴェリア区】

・分厚い城壁で真っ二つに分断されたそれぞれの区域を指す。

・酒場オアシスが位置する、主に貧しい平民が住んでいる区域をネモネア区。シオンが暮らす城や学校が位置する、貴族や富裕層などが住まう区域をイヴェリア区と呼ぶ。

・それぞれの世界は各々が想像するしかなく、双方を認識する人の層は限られているようだ。それよりも、どのように情報統制が成されているのかが一番の謎とも言える。




 【マスターの酒場OASISオアシス

・王女シオンが夜な夜な働きに出向く、ネモネア区にある会員制飲食店。怪しい顧客ばかりを引き入れているが、店主共々仲が良く皆愛想が良い。ここへ辿り着く人々には決まって共通点があるようだが……。

・マギア製品がほとんど置かれていないらしい。




 【霧の森】

・ヒスイの国の外周を囲む霧のかかったどこまでも果てしなく続く広大な森。一度森へと踏み入れば帰還不可能とされる未知の領域は、ネモネア区の人々を″世界の果てエンドポイント”と恐れさせる。




 【魔機亜マギア

・魔法と科学が融合した奇跡の技術。髪を乾かし器や洗濯機などの日用品から街の街灯に至るまで世に幅広く浸透し、魔法族に限らず誰しもがボタン一つで魔法を扱うことができる。




 【魔工学革命まこうがくかくめい

・ボタン一つで魔法が生み出せる超技術マギアが生まれた日を指す名称。魔法の規制強化に続いて台頭したマギアによって、人類は平等性と利便性を生んだが、魔法文化は廃れる一途を辿ることとなった。魔法族でないものにとっては大いなる希望となったが、全ての者が幸せになったかどうかは定かではない。




 【海ノ子ウミノア

・この世界に生息する一般的な生物や家畜の総称。多くのウミノアは水気を含み、粘液などで乾燥から身を守っている個体が多い。この世界では毛むくじゃらの生き物の方が珍しい……?




 【秘密の抜け穴/ポリニアの穴】

・王女シオンが城壁間を行き来するために利用している秘密の抜け穴。ヒスイの国では唯一シオンだけがこの抜け穴の存在を知っている。見た目はただの丸い大穴のようだが、これは本当にただの穴なのだろうか……?




 【魔法消失銃レヴェレイター

・魔法を無効化する白き銃。その名の通り、引き金を引くと対象の魔法を完全に無力化させることができるマギアの一種。髪を乾かすマギアに外見が酷似している。




 【白兵しろへい

・王家専属の特殊部隊の騎士団。腰に魔法消失銃レヴェレイターやその他マギア武器など、アナログにも大剣をぶら下げている隊長もいる。王女シオンと激しく対立する存在となる。




 【焚書された絵本】

・シオンの幼少期に焚書されたという絵本。物語の中で度々話題に上がる至って普通の童話らしい。少年少女を度々影響させているが、なぜ焚書されてしまったのか、その経緯は謎に包まれている。



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水征の王妃様 ~下街の薬屋魔女とペットな王女~ 海鼠まな @db_hopeslash

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