私はN極だと思います。根拠はないですが。

きっとみんなN極だと思います。実感はあります。逆かもしれません。

S極の方、どなたかいらっしゃいませんか。どうもみんな斥力にやられてしまって。でも不思議なのは、見かけでは皆寄り添いあっているように見えるということです。私もそうでした。友達は沢山いますが、ひとりもいないとも言えます。友達の定義とはなんだろうと真剣に考えたことが幾度もあります。年下のものに聞いてみても、年上のものに聞いてみてもよくわかりません。


私は一体何がしたいんでしょうか。生きていたいんでしょうか。私がかつて、生きるのに困っていっそ死んでしまおうと手首に刃を突き立てた時には私の体と脳はそれを拒みました。つまり、私は生きていたいらしいのです。いやに他人事のような気がして、笑ってしまいそうになります。


生きていて楽しいと思ったことはよくあります。同時に数え切れないくらいの楽しくないことがあります。私は屑でしょうか。楽しかったことを忘れ、楽しくなかったことに縛られ続け、挙句被害者面をする。滑稽ですね。


私の悪い癖の一つに人を見下してしまうというものがあります。私は正義です。信号無視はしないし、歩きタバコもしません。同時に私は悪でした。相反する2つが私の中にあって、混ざり合わずにずっといるものですごく気分が悪いのです。


寝る子は育つらしいので、よく寝ます。それでは。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

駄文集 岡部一色 @oka-utsu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ