この国明日、終わるけど?

@naonaonao0810

第1話 プロローグ

「…」

「..ぅ...ぁ...」

どうしてこんなことになってしまったんだろう。あの頃は...

『目 覚し 、...目を覚まして!..まだ、まだ間に合う!』

「早く早くー!早く遊ぼっ!」 誰? 私の声?

「待てよ。そう急かすなって」 あぁ、そうか。誕生日会の日ね

『戻りたい?』

いいえ、あの後は散々だったわ。もう、懲り懲りよ

『そっか』

『じゃあ、またいつか。』








ミーンミーンミーンミーンミーンミーン


「朝ですよ。お目覚めになってください。」

ここは天国?いえ、地獄?こんなにも丁寧に出迎えてくれるのね

「起きてください。今日は朝から書類の確認、招待状のお返事、パーティへの参加色々あるんですよ。未望お嬢様。」

待って。見覚えのある天井、それにメイドのラース?


ここ、現実!?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

この国明日、終わるけど? @naonaonao0810

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る