こちらにもお邪魔いたします。
現世界の人間は、世界が人のもののように振る舞っていますが、目に見えないものは存在するのだな、と信じられる物語でした。
この秋も静かに実りに感謝したい、そんな気持ちになります。
素敵な物語を読ませて頂き、ありがとうございました。
作者からの返信
幸まる様
こちらにもおいでくださって、ありがとうございます。
この辺りはもう廃れてしまいましたが、田植え前に山から神様を迎えていたんだと聞いて調べてみました。
いろいろな地方にはいろいろな神迎えの行事があって、収穫を神頼みにしなくてはいけなかった昔の人々の思いを強く感じたのです。
今では科学や技術の進歩で天に祈らなくてもある程度の収量は取れるようになりましたが、やはり自然には感謝して恵みをいただきたいですよね。
目に見えない存在を感じてくださって嬉しいです。
ありがとうございました。
また、お星様もありがとうございました!
小烏さん、桜企画にご参加いただきありがとうございます。
妙々たる民話の世界に冒頭から引き込まれてしまいました。
民の暮らしを見守る桜神と稲魂媛の会話や、その装いまでも精巧に描写されていて目に浮かぶようでした。
そして現代においても神々が我々の生活をひっそりと見守ってくれているのではと想像させてくれる秀逸な作品でした。
作者からの返信
那智 風太郎様
コメントをありがとうございます!
相互さんの緋雪様のお誘いで、那智様の自主企画を知りました。
参加でき、企画主様のコメントとお星様までいただいて感激です!
ありがとうございました!
以前の町暮らしのときは感じなかった「自然」「大いなる存在」のようなものを田舎暮らしでは感じます。
それをお話しに落としこんでみました。
那智様の心に届くオバチャンになっていたなら戸手も嬉しいです。
このお話、好きなのですよ。
毎年、丸々と肥えた媛様が、その地に豊穣をもたらし、よりどころの桜を経て、山に帰っていく。
でも、今年ばかりは様子が違う。
よりどころの桜がその命を終えようとしている。
その老木への、媛様の愛情が泣けるのです。
その次の若木は、その老木から受け継いで。
これから、媛様と、どんな景色をみていくのでしょうね。
美しくて、優しいお話でした。
作者からの返信
緋雪様
この度は「桜」の自主企画にお誘いくださってありがとうございました!
この話が好きと言ってもらえてとても嬉しいです。
媛様は神様なので年を取らないですが、桜は長寿とはいえ不死ではないのでいつかこんな時が来るのだろうなと物語りにしてみました。
姫様、畑の作物も雑草もみんなに等しく実りを与えてくれるのでしょうね(´;ω;`)
編集済
季節の移ろい、日本の古く懐かしい光景が、色美しい風景と共に目に浮かぶようでした!
桜神、若返って、またお生まれになったのですね。稲魂媛をこれからまた、何百年と迎えてくれますように。
人々の間に混じるオイネさん、本当にどこかでお会いできそうです。
素敵なお話をありがとうございました!
作者からの返信
鐘古こよみ様
コメントをありがとうございます!
新しい桜神は、稲魂媛の涙の力で生まれ変わった存在です。
きっとこの先も稲魂姫とともに村を見守っていってくれると思います。
お読みくださり、お星様もありがとうございました!