第241話 状況に合わせてー創作論

 『二度あることは三度ある』

 って言われますが、お仕事だと

 『一度やったことは二度目も回ってくる』

 が正しいですね。

 「前にやってるから、できるでしょ」ってそりゃそうなんですけどねー。


 つまるところ、今年二度目の勉強会の講師のお仕事が回ってきちゃいました。

 一度目をやったときの話がこちら↓


 『第164話 最初のつかみ』

 https://kakuyomu.jp/works/16817330655235177535/episodes/16817330663518196419


 二度目の今回は、営業向けではなく品質検査メンバー向け。

 普段から製品を触っていて、それが正しく出来ているのかの検査をしているけれど、

 それがお客のところでどう使われるのかとか、なんで検査しないといけないのかは知らない方々。

 なので、営業向けの資料とはまた別の調整が必要になってきます。


 小説の場合でも、例えば一つの短編集の中の短編として書く場合と、完全個別の話として書く場合では違ってくるだろうなと。

 短編集として前から読んでもらう事を前提にすれば、前の短編で書いた設定を省いても成り立ちます。しかし、個別の話として書く場合はアウト。

 基本的には個別のつもりで必要な設定を全部書いておくべきとも言えますが、たくさん書くとそれはそれで重くなるので、特に短編の場合は読みやすさに影響します。削って良ければ削ってしまいたい。

 発表形態に合わせて調整、という方が理想に近いのかも、と思います。手間はかかるんですが……


 私も、『兎とタンポポ』はまだ未投稿の関連短編があるので、それを出すときには気を付けないとですね。

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