第104話 灰をかぶる者ーキャラ
『おとぎ話のお姫様』として有名なキャラを上げろと言われると、シンデレラと白雪姫が二大巨頭となる、んじゃないかなーと思っています。
そういうことで、今日はシンデレラの方を。
シンデレラ、あるいはフランス語読みのサンドリヨンあたりが有名。
ドイツ語だとアシェンプテル、イタリア語だとチェネレントラになるのですが、いずれも灰を意味する単語から派生した名前です。ゆえに、日本語で『灰かぶり』と訳されることも。
ただし、元々の
「不幸な境遇に合った少女が、不思議な力を借りて王のパーティーに参加し、王族に見初められる」
というストーリーは世界各地にかなり古くからみられるもので、その中には灰とは関係ない名前も。
一番古い話だとエジプトの女奴隷ロードピス。
日本に紹介された最初期には和風改変されておしんちゃんであったとか。
マジですかい、Wikipediaさん。
ちなみに、物語のキーアイテムとして有名な『ガラスの靴』は毛皮の靴をシャルル・ペローが誤認した説が強いものの、ペロー以前のガラスの靴バージョンがあるらしく……つまり分からんということらしいです。
まあ、色々ヴァリエーションやら異説はあるのは魅力がある証拠、ということで私もかつてシンデレラの影響を受けたキャラを書いたことがあります。
……まあ、私が書くので異世界ファンタジーバトルになるわけですけどね。
通常時は灰色のボロい服を着た少女。
戦闘形態に入る際に炎の爆発を起こして周囲のものを焼き尽くし、自らは白い炎のドレスをまとう。
焼かれた後の灰は一度上昇気流で巻き上げられ、その後ゆっくり降りてくるので、灰をかぶりながら
なお、ガラスの靴は地面の砂を溶かして足を漬けることで作成。そりゃ他の人に合うわけがないのである。
ヒール部分が刃になっているので蹴り技で相手を切り裂いていく設定。以前に書いたガラスの刃の使い手です。
第88話 ガラスの刃
https://kakuyomu.jp/works/16817330655235177535/episodes/16817330659471753720
主人公側の白雪姫と敵対する立場としての登場だったのですが、例によってデータが失われている作品なので……再利用はしたいけど、元の童話の色がついてるのをどう料理していくかがネックですね。
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