第105話 借りた本は返しましょう―ストーリー

 Webニュースを漁っていたらふと目についたのが、1904年に貸し出された本が119年ぶりに返却されたというニュース。

 アメリカでの出来事で、返却された本はマクスウェルの『電気に関する初等論文』だったとか。本来の延滞料は2100ドル以上になる計算だが、上限が2ドルなので大丈夫っぽい。よかったよかった。


 本を返すと言えば、『宵闇眩燈草紙』という漫画の単発話が記憶に残っています。

 魔女が読んでた本にうっかり興味を示してしまい、「読み終わったら本棚に戻しといてね」と言われて借りたら、『本棚』はWizardry風ダンジョンだというオチ。


 本を返しに行く冒険、というのも面白いかもですね。

 返しに行ったら延滞料も支払わないといけないけど、のんびり金策していると延滞料が膨れ上がり……というジレンマもあり。

 本そのものも、図書館も特殊なものにしたいところですね。

 その辺りのアイディアをもうちょっと膨らませないと。

 え、セラエノの大図書館?

 あそこから本を盗み出してたら、延滞料がどうこうで済まないよね……。

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