第61話 妖しい魔法ー魔法
魔法というのは元来妖しいものだと思うのです。
MP使って呪文を唱えれば、攻撃魔法が敵を焼き尽くす。そういうゲーム的な魔法が嫌いなわけはないのです。元々そっちに慣れ親しんで育ってきたのですし。
しかし、だからこそ。
その対極も魅力に感じるのですね。奇妙な薬草を煎じた酒を飲み、原始的なリズムに載せて踊り、穀物霊に今年の豊穣を願う、そんな金枝篇じみた魔法。
理論や技術的裏付けではなく、素朴な迷信によって成り立つ神妙不可思議なもの。
まぁ、そんな事を考えて書いたのが、『兎とタンポポ』第6話になります。
https://kakuyomu.jp/works/16817330656326847509/episodes/16817330657597942479
書いてる時は自分自身でも半ば酔ったような感じ(実際に飲んではいない)で一気に書き上げたんですが、冷静になるとよく分からん描写だよなと。
そう思いつつも、そのよく分からんところが書きたかったのでそのまま出しちゃう訳ですが。
よく分からんと言いつつも、一応兎が月と時を権能にもつとか、春分過ぎて夜が11時間しか無いから、日食で+1時間した上で体感時間2倍にして24時間夜が続く状況にしましたとか決めてはいるのです。
でも、書いてしまうと分かってしまうので、イベント提出時には書かなかったのです。
さすがにコメント読んで頭が冷えたので、カクヨム版では少し追記してますが。
そんな『兎とタンポポ』ですが、私の予想よりはるかに多くの応援を頂いています。本当にありがとうございます。
千位overとはいえ週間順位の通知も来るようになったし。
……でも、評価もPVも増えなかったはずの昨日に順位が上がってるのはなんでだろ?
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