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2023年5月20日 07:36
企画から来ました。気になる点を挙げなければならない訳ですが……。めちゃくちゃ面白い。それ以外の感想が出てこないです。死ぬほど続きが気になります。いや続きが気になるという表現はちょっと語弊がありますね。先が気になるわけではないんですが、続きは読みたくなります。これは多分、作者さんへの信頼が自分の中にできたからでしょう。きっと次も面白いものを書いてくれると。この街、魅力的ですね。とてもいい舞台です。現代なんだけど、ちょっとファンタジーな感じで非現実感があって好きです。こういうどうしようもない底辺な感じっていいですよね。インドの貧困層を主役にした本とか、戦後のアパッチ族を語った物語なんかの空気を思い出しました。あれらを読んでいる時のような感覚です。ジョーくんは語り手とユゲ先輩の橋渡しになったわけですが、今のところそれ以外に活躍らしい活躍はありませんね。なんというか……もっと分かりやすい対比……いや、うーん、どういう展開になるかによりますよね。結局、真っ当な会社を辞めてユゲ先輩のところに来たことは彼の人生にとって良いことだったのか? 社会から逃げた先にもより良い人生は無かったのか? それが分からないことには、ジョーくんのことは語れない……。就活の話は、自分が絶賛その最中ですので、とても面白かったです。よい観察眼をされています。最新話とかを見るに、語り手くんはこの街にも適合しているわけではないのかなあ。客の話に引いてましたしね。じゃあ彼にとって居心地がいい場所はどこにあるのだろうか。外に出ようとして二足の草鞋を履いた時点で、彼が真に受け入れられる場所は無くなってしまったのだろうか。うーん、考えさせられます……。ここまで書いて初めてあらすじを読んだのですが、ムーもそこに並ぶようなキャラなんですね。盤面を荒らすキャラなんだろうか。今のところはモブの一人なので意外です。いかんせん、まだ導入部分って感じなので、何とも言えないのですが……。強いて気になった点を挙げるならば、語り手くん、意外と抒情的なのね(笑)というところでしょうか。朝日がどうこうの下りです。悪いという訳ではないんですが、ちょっとそこまでの彼の印象とは違った気がして笑ってしまいました。まあこれから投稿される話を読んでいくと、また違った味わいのテキストになるのかもしれないのですが。想像してたのと違ったな、と思わされたのだと、一話のジョーくんの見た目の描写はそうですね。描写が増えていくたびに、「イメージと違うなあ」と思いました。最初は「勉強はできるけど社会に適合できなかった人なのかな?」と思ったんですよね。初め、脳内にいたのは京大生です。実際はもっと違う印象の人でしたね。他に気になったことと言うと……些細な問題ですが、ユゲ先輩が出てくるまでは本筋が見えないので、やはり退屈です。というかつまらないです。読めるには読めるけど、何のお話をやっているんだろうって感じ。まあエンタメ性を求める作品ではないのだろうとは思いますが。僕があらすじを読まないタイプの人間というのも相性が悪かったかもしれません。とはいえ7話までを一括りの導入とするなら、文庫ならば、全然、読者には耐えられる時間だと思います。カクヨムならば、は分かりません。纏まった文字数になったら新人賞に出すことを目標にしているのでしょうか? それならこのままでも構わないと思います。自分なら、ジョーとユゲ先輩の繋がりをもっと早く匂わせておきます。それならば、読者は語り手が社会で上手く行っていない様子を見て、「ははあ。こうしてユゲ先輩とやらの元へ行くことになるのか」と思えるからです。いやもちろん、自分はラノベばっかり読んでいる人間なので、一般文藝とは感覚が違うだろうとは思います。というか七話で初めてジョーの職場の話が出てくるのは、改めて考えると不思議ですね。ここまで隠しておく意味があったのだろうか。まともな職業に就いた語り手を、ジョーが羨ましく思う……というような会話が、事前にあっても良いように思います。え、いや、一話のバーでの会話が既にそれだったってこと? だったらすみません、自分には伝わっていませんでした。見返したら、ジョーの就職先が決まったのは五話なのか。それらしい会話がありましたね。いやでもこのテキストは別にこのテキスト以上の意味を持っていないし……うーん……。と、すみません。ここまで書いて疲れちゃったのでもう投げちゃおうと思います。頭から書いて整理もしてないテキトウなモノですから、相応にテキトウに取り扱ってください笑。
作者からの返信
とても細かく読んでいただいて感無量です……!ちょうどタイムリーな話なのですが、もしかしてこの街はどことなくインドの貧民街に近いのでは……? と先日思い、ルポルタージュを買いました笑実はこの小説は過去に、純文学系の新人賞に応募した小説なのです……。仰る通りWEB小説的な話の筋らしき筋はありませんし、「いったいなんのこっちゃ……?」な小説だと思います……。というなかで、読んでいただいただけでなく、コメントと意見までいただいたことがとても嬉しいです!大変励みになりますし、参考にさせていただきます。そして、うつみ乱世さんの就活がうまくいくことを願っています……!
企画から来ました。気になる点を挙げなければならない訳ですが……。
めちゃくちゃ面白い。それ以外の感想が出てこないです。死ぬほど続きが気になります。いや続きが気になるという表現はちょっと語弊がありますね。先が気になるわけではないんですが、続きは読みたくなります。これは多分、作者さんへの信頼が自分の中にできたからでしょう。きっと次も面白いものを書いてくれると。
この街、魅力的ですね。とてもいい舞台です。現代なんだけど、ちょっとファンタジーな感じで非現実感があって好きです。こういうどうしようもない底辺な感じっていいですよね。インドの貧困層を主役にした本とか、戦後のアパッチ族を語った物語なんかの空気を思い出しました。あれらを読んでいる時のような感覚です。
ジョーくんは語り手とユゲ先輩の橋渡しになったわけですが、今のところそれ以外に活躍らしい活躍はありませんね。なんというか……もっと分かりやすい対比……いや、うーん、どういう展開になるかによりますよね。
結局、真っ当な会社を辞めてユゲ先輩のところに来たことは彼の人生にとって良いことだったのか? 社会から逃げた先にもより良い人生は無かったのか? それが分からないことには、ジョーくんのことは語れない……。
就活の話は、自分が絶賛その最中ですので、とても面白かったです。よい観察眼をされています。
最新話とかを見るに、語り手くんはこの街にも適合しているわけではないのかなあ。客の話に引いてましたしね。じゃあ彼にとって居心地がいい場所はどこにあるのだろうか。外に出ようとして二足の草鞋を履いた時点で、彼が真に受け入れられる場所は無くなってしまったのだろうか。うーん、考えさせられます……。
ここまで書いて初めてあらすじを読んだのですが、ムーもそこに並ぶようなキャラなんですね。盤面を荒らすキャラなんだろうか。今のところはモブの一人なので意外です。
いかんせん、まだ導入部分って感じなので、何とも言えないのですが……。
強いて気になった点を挙げるならば、語り手くん、意外と抒情的なのね(笑)というところでしょうか。朝日がどうこうの下りです。悪いという訳ではないんですが、ちょっとそこまでの彼の印象とは違った気がして笑ってしまいました。まあこれから投稿される話を読んでいくと、また違った味わいのテキストになるのかもしれないのですが。
想像してたのと違ったな、と思わされたのだと、一話のジョーくんの見た目の描写はそうですね。描写が増えていくたびに、「イメージと違うなあ」と思いました。最初は「勉強はできるけど社会に適合できなかった人なのかな?」と思ったんですよね。初め、脳内にいたのは京大生です。実際はもっと違う印象の人でしたね。
他に気になったことと言うと……些細な問題ですが、ユゲ先輩が出てくるまでは本筋が見えないので、やはり退屈です。というかつまらないです。読めるには読めるけど、何のお話をやっているんだろうって感じ。まあエンタメ性を求める作品ではないのだろうとは思いますが。僕があらすじを読まないタイプの人間というのも相性が悪かったかもしれません。
とはいえ7話までを一括りの導入とするなら、文庫ならば、全然、読者には耐えられる時間だと思います。カクヨムならば、は分かりません。纏まった文字数になったら新人賞に出すことを目標にしているのでしょうか? それならこのままでも構わないと思います。
自分なら、ジョーとユゲ先輩の繋がりをもっと早く匂わせておきます。それならば、読者は語り手が社会で上手く行っていない様子を見て、「ははあ。こうしてユゲ先輩とやらの元へ行くことになるのか」と思えるからです。いやもちろん、自分はラノベばっかり読んでいる人間なので、一般文藝とは感覚が違うだろうとは思います。
というか七話で初めてジョーの職場の話が出てくるのは、改めて考えると不思議ですね。ここまで隠しておく意味があったのだろうか。まともな職業に就いた語り手を、ジョーが羨ましく思う……というような会話が、事前にあっても良いように思います。え、いや、一話のバーでの会話が既にそれだったってこと? だったらすみません、自分には伝わっていませんでした。
見返したら、ジョーの就職先が決まったのは五話なのか。それらしい会話がありましたね。いやでもこのテキストは別にこのテキスト以上の意味を持っていないし……うーん……。
と、すみません。ここまで書いて疲れちゃったのでもう投げちゃおうと思います。頭から書いて整理もしてないテキトウなモノですから、相応にテキトウに取り扱ってください笑。
作者からの返信
とても細かく読んでいただいて感無量です……!
ちょうどタイムリーな話なのですが、もしかしてこの街はどことなくインドの貧民街に近いのでは……? と先日思い、ルポルタージュを買いました笑
実はこの小説は過去に、純文学系の新人賞に応募した小説なのです……。
仰る通りWEB小説的な話の筋らしき筋はありませんし、「いったいなんのこっちゃ……?」な小説だと思います……。
というなかで、読んでいただいただけでなく、コメントと意見までいただいたことがとても嬉しいです!
大変励みになりますし、参考にさせていただきます。
そして、うつみ乱世さんの就活がうまくいくことを願っています……!