第5話あの瞬間に
その日、ぼくは突然仕事に空きが出来た。
職場でトラブルが起き、仕事にならずに仕方なく帰路につき午前の早い時間に珍しく家に着いた。たまたま、そこに彼女もいたんだ。いつものように何食わぬ顔で鼻歌を歌いながら…足元にはぼくの愛犬を侍らせ何か拵えていた。
なぁ
わっ、何?仕事は!?
悪い、驚かせたみたいね。
そりゃあ驚くわよ。こんな早く帰ってきたためしないじゃない。
ちょっとあって仕事にならなかったんだよ。
そう、なにか食べる?
いや、朝は食べたから。
ふぅん…
ねぇ?
なぁに?
少し出かけようか?
え?うん、いいけど
フラウも連れていこう
いいわね!
心 怔木 高満 @masa28ktw
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