第10話

 義弟視点


 「ねぇ、お母さん」


「何??」


「姉貴今日も帰ってこないの?」


「そう見たいね」


「姉貴のくせに生意気だね」


「本当にそうね。私達が暮らす場所を与えてあげてると言うのに、本当に恩知らずな駄目な子ね」


「うんうん」


こんなことを言っているが義弟は内心は心配していた。義弟はお姉ちゃん大好きっ子なのだ。


 姉が居ないと不安でたまらない。


 姉が居ないと落ち着けない。



 義弟とって姉は、大切であて居て当たり前の物であり、心配や不安を消す、薬のような物だ。




 姉には俺が付いていないと



 義弟は母に姉への心配の気持ちなどを隠している。母が姉を嫌っている。だから俺は姉を程よくいじめて守ってあげているのだ。



 

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 義姉視点


 目が覚めた。何も不満がなく目が覚めるって凄く気持ちがいい。


 もうあの屑どもから怯える必要もない。ペコペコする必要もない。


 本当に今の私は最高に良い。


 「ワン!!」


「ホームちゃん!!おはよう!!」


「ワン」


朝からホームちゃんが私に挨拶にしてに来てくれる。


 もうこれだけで十分良すぎる。


 「おはよう、梅ちゃん」


「おはようございます!!由香里さん」


そして、由香里さん超良い人で、私の恩人


 「今日は目玉焼き作るね」


「はいって私作りますよ」


「いいよ、いいよ、今日はまだ初日だから。でも明日から作って貰おうかな」


「はい!!」


そして、初めて私のために作って貰った。料理は本当に美味しかった。



 

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家族に大切な物を捨てたられた私は、 激 辛 @eaconnn

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