あの日

ささは

出会い

8月3日。俺は夏休みを暇で持て余していた。

何もすることもないし友達に連絡するのもめんどくさい。何しようか迷ってていたけど外に出るだけ出ようと思い散歩に行った。

「外暑すぎだろ。出なきゃ良かった」

外に出て10分も経ってないが暑すぎて声が出た。

昼の15時なんて外に人がいる訳もなくただ一人で歩いていた。

顔を上げると近くのちいさな神社の長い階段の前まで来ていた。

「久しぶりに登ってみるか。」

重たい足で一段とずつ登って上に着く頃には呼吸が上がっていた。

「登るんじゃなかった。」

汗を拭いながらまた独り言を呟いた。

快晴の空、神社からの眺め、少し吹く風。

「こんな広いんだな。」声がでた。その時に鈴の様な音がした。「誰がいるのか?」

声をかけ当たりを見回した。するとそこには人がいた。

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あの日 ささは @SAkuryaku

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