反撃開始

 土曜日の12時。詩音は須田と駅で待ち合わせていた。

 当然ながら須田に鞍替えしたわけではなく、作戦のためだ。

 詩音が協力を快諾した後、3人は今後の作戦を話し合った。

 誰かが何らかの理由で故意に根拠のない噂を広めたのは間違いないが、犯人特定にはたどり着くことが出来ず、行き詰まったかと思いきや、怪しい男がいたことに気づいた。須田だ。

 愁の立場が悪くなって一番喜ぶのは須田だろう。

 須田が直接手を下したという確証はないが、愁が再起不能になった体で詩音に話しかけてくるのは、何か知っているのではないのかと詩音は思ったのだ。

 そこで思いついたのが、今回のデート作戦だった。

 この日のために須田の好みの服装を予め聞いておいたので、今日の詩音の服装は生足を出したミニスカートで、服装に合わせて髪の毛にもアイロンでウェーブが入っている。

 15分前に来ていた詩音が待つこと10分。須田が現れた。意外にも服装はしっかりしているし、平気で遅刻しそうなのに10分前に来るのは加点要素だ。もちろんいくらポイントを積み重ねたところですべて虚空に消えるのだが。

 しかしシャツの上にベスト、そして下がスラックスというのは正直キメすぎ感がある。どこかの飲食店の店員みたいだ。

「今日は誘ってくれてありがとね」

 だが頭の中でそんな事を考えていたことはおくびにも出さず、須田に向かって微笑む。

「ああ。今まで俺の誘いに乗らずにいた事を後悔させてやるよ」

 詩音的には0点の発言とともに、須田が鼻の下を伸ばしていやらしい目つきで詩音を見た瞬間、肌の上を何匹もの毛虫が這っているかのような不快感を覚えた。

「どこに連れてってくれるの?」

 しかしぐっとこらえ、須田に訊ねると、須田は「よくぞ聞いてくれた」と言わんばかりにニヤリと笑う。

 生理的嫌悪に貼り付けた笑みが崩れ落ちそうになるが、なんとか表情を維持し、須田のあとに続いた。


 連れてこられたのは、意外といい値段のする和食料理店だった。両親にお祝いで連れてきてもらうならまだしも、高校生2人で来るにはちょっと早い気がする。

「好きなもの頼んでいいぞ」

 須田はおしぼりで手を拭きながら、顎をしゃくる。行きつけの店に来たかのような得意げな態度で、何度かこの店に来たことがあるようだ。

 そういえば須田の家は金持ちだったことを思い出した。

「うーん、でもなんか悪いし」

「気にしなくていいから、好きなものを頼めよ」

 なおも須田は好意でコーティングされた下心を押し売りしてくるが、買い取る訳にはいかないので、「じゃあ、次はごちそうになろうかな。今日は割り勘で」と納得させて、一番安いメニューを選んだ。

 注文を終えると、詩音は無意識のうちに店内を見渡しはじめた。昼食時ということもありそれなりに客が入っているが、周りは大人ばかりだ。

「ところでさ」

「うん、何?」

 須田に話を振られ、いかにも須田に興味があるように聞こえる声を作り、首を戻す。

 その後は延々と須田の自慢話を聞かされる羽目になった。とめどなく出てくる自慢の数々には、詩音も感心してしまうほどだ。

 きっと須田も誰かに承認してもらいたいが、そんな機会も相手もないものだからここぞとばかりに自慢話が続いてしまうのだろう。

 詩音はうんざりしつつも、須田に対して同情心を抱いていた。

 しかし以前須田は愁を嵌めるために司を脅したのだ。その行為に擁護の余地は一切ない。

 それよりも、延々と自慢話をされてもつまらないし、須田が老け顔のせいか、なんだかパパ活でもやってるような気分になってくる。

「へえ、すごいね」ととりあえず相槌を打って気持ちよく話をさせつつ、今後の作戦を頭の中でもう一度反芻しながらやりすごす。

 愁のためと頭では分かってはいても、ふとした瞬間になぜこんな無駄なことに時間を使っているのだろうと考えたくなってしまった。


 須田の自慢話を聞き続けるという責め苦を終えた後、作戦を決行すべく2人はカラオケに向かった。

 作戦内容は言ってしまえば要はハニートラップだ。

 須田が思わず詩音に迫りたくなるように誘惑し、そのタイミングで詩音が待機している千沙にワン切りで合図を送り、千沙がその場に飛び込み写真を撮るという作戦だ。

 2人が案内された部屋は中心にテーブルが置かれ、それを囲うように4人がけのソファが3つ置かれていた。

 須田は部屋の奥のソファに座り、詩音は須田が座るソファの端に垂直に置かれているソファに、一人分隙間を空けて座る。

「須田くんってカラオケはよく来るの?」

「まあ、たまに、かな?」と言いつつも須田はリモコンを手慣れた様子で操作し始め、曲を入れ終えた。最初の1曲めは常に何を入れるか決めているようで、たまにと言っている割には頻繁に来ているのかもしれない。おそらくは1人で。

 頻繁に来ていると思われるだけあって、須田は下手ではなかったが自己流が故に上手いとも言い難い微妙な歌を聞き終えると、

「須田くんって結構上手なんだね」

 かばんからスマートフォンを取り出し、いつでも千沙にワン切りできる状態にした状態で須田の近くに座った。

「ま、まあ歌が上手かったところでどうということはないがな!」

 須田は言葉とは裏腹に、胸を張って得意げに笑う。本当に嬉しそうで、きっと褒められることもなかったのだろう。

 今度はなんというかキャバ嬢でもやっているかのような気分になってきていた。

 どうでもいい相手に興味を持っている振りをしたり、上手いとも思っていないのに上手いと言ったり、自分を偽るって疲れる。

 将来はまっとうに生きるつもりで、水商売に就くつもりは一切ないが、少なくとも自分には向いてなさそうだ。

 だけど千沙は意外に向いてそうな気がしてきて、気がつけば頭の中で濃いメイクに露出の多い服を着た千沙を想像していた。

 おじさん相手に「すご〜い」と笑顔で拍手をする千沙。そしてそれに喜ぶおじさんたち……違和感がなさすぎる。

 ……今はそんな事を考えている場合ではない。頭を切り替える。

「でも、私は歌が上手い人って好きかな」

 詩音はスマートフォンを手に持ったまま、須田の横に移動する。

 あとは画面が須田から見えない位置にスマートフォンを置き、須田をそそのかして怪しい動きをし始めたら画面をタッチするだけだ。

 そのはずだったのだが、

「湊!」

「えっ、ちょっと!」

 須田は突然詩音の両肩を鷲掴みにした。

 とっさに画面をタッチしようとしたものの、須田に肩を掴まれた衝撃でスマートフォンは手から離れ、詩音のふとももに落ちたかと思うと、床に転がっていった。

「す、好きだ!」

 2人の顔の距離は毛穴が確認できるほどにまで近づく。

「は、離して」

 須田の手を振りほどこうとしたが、なんだかんだで力は強く、びくともしない。

「俺の話を興味深く聞いてくれてたし、カラオケなんて密室に誘ってくれたってことは、そういうことなんだよな? な? な?」

「そんなつもりじゃ……」

「そんな事言って、照れてるんだろ?」

 須田は詩音の肩に力を入れ、詩音をソファに押し倒した。

「はな……して……」

「離してたまるかよ。好きだぞ。湊……いや、詩音」

 須田に名前を呼ばれ、全身に怖気が走る。

 須田の顔がどんどん近づいていく。

「いや……いや……」

 詩音は首を振りながらなおも抵抗を続ける。まだ愁ともしていないのに、こんな奴に唇を奪われたくない。

「ちょっと待ったぁー!」

 ドアが勢いよく開かれたと思いきや、部屋に飛び込んできた千沙がスマートフォンで詩音を押し倒す須田を撮影した。

「な、なんだお前ら!?」

 須田は詩音から離れると、灯と続いて部屋に入ってきた千沙に向かって怒鳴りつけたものの、千沙は動じることなく無言でスマートフォンの画面を須田に突きつけた。そこには須田が詩音を押し倒している所がバッチリ写っている。

「これをバラ撒かれたくなかったら、愁先輩の根も葉もない噂が広まったことについて知っていることを全部離してください」

 千沙は冷然とした目で須田を見ながら言う。

「お、お前俺を脅すのか!」

「前に自分も同じことしてたのによくそんな事言えますね。あ、この写真クラウドにアップされてるのでスマホを叩き壊しても無駄ですよ?」

「ぐ」

 千沙に掴みかかろうとしていた須田は、時が止まったかのように動きを止めた。

「どうして私が危ないって分かったの?」

 起き上がりながら千沙に訊ねる。

「ワン切りじゃなくて呼び出しが続いていたので、出てみたらただならぬ会話が聞こえたから飛び込んできたんです。正解でしたね」

 床に落ちたスマートフォンを拾い上げると、確かに発信したことになっていた。どうやら太ももに落ちたときに運良く発信が押されたようだ。

「それで、知ってることを話してください」

「お、俺は何もしてねえ!」

 須田は動揺した様子を見せつつも、千沙に向かって怒鳴る。

「ふーん。別にしらを切るならそれでいいですけど」

 千沙は興味なさそうな表情で、スマートフォンの画面を須田に見せた。SNSの投稿画面が表示されており、すでに画像はアップロード済みだ。あとは投稿ボタンを押せばいい状態になっている。

「ぐ……ぐぎぎぎ……」

 須田は苦虫どころか毒虫を噛み潰したように表情を歪め、しばらく唸っていたものの、

「お、俺は直接は何もしてないぞ! あくまで指示されて、あの女の言う通りにやっただけで、俺は2人の関係が悪化するような裏工作をしただけだ」

 やはり須田が一枚噛んでいたようだ。

「あの女って誰ですか?」

「それは……」

「それは?」

「……」

 しかし須田はすぐに答えようとはしない。

 だが千沙が無言で指を画面に近づけると、

「ま、待て! 言う! 言うから!」

 須田は千沙を宥めるように両手を顔の高さにまで上げ、声を震わせる。

「よろしい。最初からそうすればいいんですよ」

 千沙は画面から指を離し、満足気に目を細める。

 詩音は彼女の本性を見た気がした。この子、敵と認識した人間には容赦がない……。

 須田はもはや打つ手なしと観念したようで肩を落としため息をつくと、黒幕の正体を口にした。

「俺に指示を出していたのは……生徒会長だ」


 詩音たちが須田をハニートラップに引っ掛けていた前日のこと。

 愁は意を決し、平日の昼間に外に出ることにした。この時間帯ならば前回のようなことも起きづらいはずだ。

 家の前の川に面した一直線の歩道を恐る恐る歩く。見慣れた風景のはずなのに、いつ敵が現れるとも知れない密林を歩いているかのような気分だ。

 昼間ということもあり、耳に入るのは水の流れる音と、川を挟んだ反対側にある道路を走り去っていく車の音だけ。愁のように長年この街に住む人間には脳がいちいち認識するのをやめているのか、静かではないのに静かと感じてしまう。

 あてもなく次々と視線を移しているうちに不思議な感覚に気づいた。

 目に映るものの処理が追いつかず、視界から入る情報が処理落ちしているかのように感じられる。外に出ないため、視覚の処理能力が落ちてしまっているのかもしれない。

 こんな状態では、動体視力が物を言うスポーツでは戦力にならず、当然助っ人も務まらないだろう。

 ごく短い間に様々なものが一気に失われてしまった。体内の熱が冷めていくような喪失感が湧き上がる。

 ずっと自分はこのままなのだろうか。ネガティブな思考が愁の脳を覆っていく。

 そのせいか、学校で心無い言葉をかけられたときや、つまみを買いに行こうとしてめまいを起こしたときの感情を、脳が頼んでもいないのに勝手に再生し始めた。

 気分が悪くなり、たまらずその場にしゃがみ込む。

 今回は優子はいない。このままでは行き倒れになってしまう。立たなければ。

 呼吸に意識を集中し、悲鳴を上げる体を宥めていると、重低音を轟かせるスポーツカーが愁の近くで止まった。

「大丈夫ですか?」

 車から降りてきた運転手は愁の元へ駆け寄り、声をかける。

「は……い」

 聞き覚えのある声だったが、今の愁には思い出す余裕がなく、かろうじて返事をするとそのまま気を失った。


 目を覚ました愁は、自分が見知らぬベッドに寝かされていることに気づいた。

 上半身を起こし、部屋の中を見渡す。8畳ほどの広さで、カーテンやインテリアから言っておそらくは若い女性の部屋のようだ。……それも割と少女趣味の。

 ここは一体どこなのだろうと思っていると、ドアが開き、レイラが入ってきた。

「お目覚めのようね」

「レイラさん? ってことはもしかしてここは」

「そう、私の部屋よ。もしかして、女性の部屋に入るのは初めて?」

 レイラは目を細めて笑う。

「いや……」

 どちらとも取れそうな曖昧な返事をしたところで、そういえば小中学生の頃に何度か千沙の部屋に入ったことを思い出した。だが、それをカウントしていいのか微妙なところだ。

 初めてと答えるのもなんだか格好つかないし、かといって小中学生の頃はどうなのだろうと悩んでいると、愁の腹が鳴った。そう言えば空腹だ。

「ふふ。お腹が鳴るなら大丈夫そうね。軽食なら出せるから来なさい。歩ける?」

「は、はい……」

 間の悪いところで腹が鳴り恥ずかしかったものの、背に腹は代えられない。レイラの後に続き2度ドアを通り抜けると、見覚えのあるレイラの店に出た。

「おや、お目覚めですか」

 カフェスペースで文庫本を読んでいた壮が顔を上げ、愁を見た。初めて会ったときと同じように、全身黒ずくめだ。

 気を失う寸前に聞こえた声を頭の中で再生する。あのとき声をかけてくれたのは壮だったようだ。

「もしかして壮さんがここまで?」

「はい、そうですね。壮だけに、といったところでしょうか」

「ああ、はい……ありがとう、ございます」

 急にキメ顔でダジャレをぶっこんできた壮に、とりあえず相槌を打つことしかできなかった。以前のバーベキューのときといい、よく分からない人だ。

 愁は壮と1つ間を空けて椅子に座った。隣では鬱陶しいだろうし、一緒にバーベキューをした仲とはいえ、遠慮なく隣に座れるほどの関係かと言われると微妙だったからだ。

「……そういえば『学校は?』とか聞かないんですね」

 コーヒーを淹れる準備をし始めたレイラの手先を意味もなく観察する。

 レイラはふっと息を吐くと、

「まあ、あなた達くらいの年齢なら色々あるもんじゃないかしら。ねえ、壮さん」

「ええ」

 壮は文庫本に視線を落としたまま、口元に笑みを浮かべる。

 レイラはコーヒーとサンドイッチを出してくれた。

 コーヒーを一口飲むと、解像度の低い画像が徐々に高くなっていくように、ぼんやりしていた頭がクリアになっていく。

 続いてサンドイッチを頬張る。たまごサンドだ。卵が若干大きめに刻まれているおかげか食べごたえがあり、鼻を通り抜けるマヨネーズの香りが余計なことを考えずに食べるよう勧めてくる。

「……ふう」

 サンドイッチを食べ終え、コーヒーを一口飲むとため息をつく。空腹が満たされたせいだろうか、精神的にも余裕が出てきた気がする。

「おいしかったです」

「それはよかったわ」

「レイラさんは」

「何かしら」

 レイラは皿とコーヒーカップを片付けながら返事をする。

「……俺と同い年くらいの頃って悩みありましたか?」

「まあ、そうね。人並みにはあったわよ」

「どんなことに悩んでましたか?」

「そうねえ、私国籍上は日本人なのに、こんな見た目だから色々あったわね。目の色からして海外の血が混じってるのが分かるのに、髪を染めろだの地毛証明書を出せだの、面倒くさかったわね」

 レイラは当時のことを思い出しているのか、遠い目で毛先に視線を向ける。

「ああ……」

 想像以上の重い悩みで、なんと言ったらいいか分からなかった。

 今でも理不尽な話はニュースで見かけることがあるのだから、レイラが高校生だったころはもっと色々あったに違いない。

「こんな見た目だから友達を作ろうと思っても敬遠されたこともあったし、あとは変な噂を立てられたりしたわね」

「噂……」

 今の愁にとっては敏感な単語なため、つい動揺してしまう。

「まあ、主犯格を呼びつけて、二度と立ち直れないくらいボロクソに言い負かしてやったけど」

「ひえ」

 制服を着たレイラが高笑いをしながらヤンキーをひれ伏させている光景が思い浮かぶ。

「とはいえ、噂を立てられるようなスキがなかったかといえば、そんなことはなかったから、私にも非はあったかもしれないわね」

「随分と自分に厳しいんですね」

 詳しい事情は分からないが、レイラだって望んで今の見た目で生まれてきたわけではない。それなのに自分にも非があったというのは、流石に自分に厳しすぎるのではないだろうか。

「そうね。噂の原因も、女子は私を敬遠してたから男子と親しく話してただけだったのよね。でも、噂を流した彼女も男子とよく話すタイプだったから、私のことが気に入らなかったみたい」

「そんなの、理不尽じゃないですか」

 たまらず口を挟む。

「そうね。確かにみんなと同じ見た目でなければこうはならなかったでしょうね。でも、自分のせいでなくても、『自分が立ち向かうべきことだ』って意識を持たなければ、何も変わらないって思ったのよね。それに紆余曲折あって彼女とは一番の友だちになれたし」

「……」

 愁は視線を落とし、自分の現状を顧みていた。

 まず第一に悪意の噂を流した奴が悪い。それは変わらない。

 しかし、自分が撒いた種とも言える。

 今まで遊びでもスポーツでも、飽きては辞め、嫌気が差しては辞め、冷めては辞めを繰り返してきた。

 本来は向き合うべきことだったのに、『助っ人』という聞こえのいい言葉で自分をごまかし続けていたツケが今頃になって回ってきたのだ。

 吐いたり、めまいを起こしている場合じゃない。

「ありがとうございます。なんか、分かった気がします」

 愁は顔を上げるなり、立ち上がった。

「元気が出てきたみたいね」

「はい! ありがとうございました」

 レイラに一礼をすると、店を後にした。

「……若者を導く年上の女性、と言ったところでしょうか」

 壮は文庫本から顔を上げると、前髪の間から野生の肉食動物を思わせる目でレイラを見た。壮のことを知らない人間ならば、何もなくても反射的に謝罪してしまいそうな凄味がある。

「そういう事言われると、年取った気がしてくるからやめてほしいわね」

 しかしレイラは特に動じることなく、苦笑を浮かべながら小さく頭を横に振っただけだった。

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