第224話:AI小説とWeb小説の今後を考えた

 皆様、こんにちはそしてこんばんは。


 今日も今日とて試行錯誤、あっちへぶつかりこっちへぶつかりしながらだんだんと進んでいるまにまにです。あらぬ方向ですがww


 ここ数日、複数の作業を同時にこなしているために頭が混乱していて変なことを書くかもしれませんがお許しください。


 ◇◇◇◇


 新作は、初枝れんげチャンネルでご指導いただいた視点と、作家仲間(いまでは書籍化作家さん)からのご助言を基に、設定をバッサリとそぎ落とすことにしました。


 こだわりであった戦国要素をなくします。

 あれがあるとどうしても中途半端になり、読者に一番強調したい面白さに集中させられない。


 よって以下のような作品になると思います。


 キャッチコピー

 ふぁっ?水やりしてたらエリクサーが生えちゃった!


 作品名

 貧乏女子高生、VRMMOでNFTを生産して一発逆転、成り上がります


 仮の作品名だけど、こんな感じ。

 リアルでは作成できないものをVR世界で生成してその使用著作権を得られるVRMMORPG。

 そこでくり広げられる略奪も何のその『明日のご飯が食べられればいいな』と始めた苦学生がなぜか生産職(農業生産職)なのに最強になる話。


 このくらいシンプルじゃないと読み手が苦労する。

 だからこれに絞って、昨日から設定を作り始めました。


 やっぱり2月中旬に連載開始だね~

 カクヨムコンは気にしない😢


 ◇◇◇◇


 いろいろな話のお誘いが来ていて。

 ことにAIと動画について考えています。


 AIの話がびっくりしましたよ。


 とある人から以下の話を聞きました。


 1)GPTで自分の作品をたくさん読みこませて、それを基に生成した作品がランキングに載った。


 2)その人の作品がコミカライズだったか?商業化のお誘いが。


 3)でもその人は普通に書いてもトップ10に入る実力がある人


 4)別件。なろうやカクヨムの作品をコピペして、GPTの追加データ用に売っている状況もあった


 なんと。

 まことか?


 ここまで来たか、AI裏事情。


 商業作品はまずいっしょ。

 少なくとも、まにまにはそう思います。


 趣味の範囲ならまだ許せる。

 大甘で判断すれば、なろうで『AIで書きました』と書けば許されると思う。カクヨムはびみょ~。


 でもいろいろと試してみての経験から、完全に0からの生成だとほぼ書けない。プロットは書けるけど、この創作論のようなものをデータとして入れておかないとプロットを吐き出すのも精度が落ちる。


『フックはこうしたら?』


 とか勝手に言ってくるGPTは私だけのものでしょう。

 そのようなことが創作論に書いてあるから、その指摘を参考にしているのでしょう。そのほかにもいろいろとまにまにが忘れいているコツを使って修正してくれる。


 ただ、本文を生成するにはプロンプトと元データが必要。

 その数は多ければ多いほどいいらしい。

 そして数千字の文章をいくつか食わせていくと、2,000字程度の文章なら相当な精度で生成ができるとか。


 本日はそれをテストしようと思います。


 あ、あと時間があったら伯爵令嬢の四コマ漫画のセリフを入れてみよう。


 ◇◇◇◇


 動画。


 創作論・評論ジャンルのトップ10に入っている作品で、ここ数年でラノベ市場は爆縮していることをデータ付きで解説している作品があります。


 若者のライトノベル離れ 約10年で市場半減のショック

 らんた様


 https://kakuyomu.jp/works/16817330659071865553


 今後もその傾向は続くと思います。

 だからカクヨムの未来もあまり明るいとは言えません。

 それが現実でしょう。


 ユーザーが離れていっている。

 理由で最大なものとして考えられるのは


『読む時間がない』

 のではなく

『読むのが疲れる』

 からなのでは?


 若者はスマホで何をしているか。

 SNSがほとんどなのかもしれませんが、動画を見る・聞く人も多いと聞いています。(老人にはよくわかりません)


 そんなSNS疲れ、仕事疲れな人がわざわざ活字を追うか?

 まにまににはそうは思えません。


 目が疲れていたら目を休ませ、耳だけ使う。

 すると自然とWeb小説を読まなくなる。

 読むとすればコミックくらい。

 あとはアニメ。


 仕事や作業中もBGMとしてYouTube流しっぱなしという話もよく聞きます。


 こんな感じになっていくのかと思っています。


 では我々の努力は無駄なのか?


 前にも書きましたが、大量消費されるコンテンツとしてのWeb小説は多分AIが書いていくことになると思います。

 その挿絵などもAI。


 で、我々の作品は肥料?


 まにまにのような特殊な作品を書く作者は当分大丈夫かと思います。コピーはできない、今は。癖のある作家さんは当分大丈夫なのかなと思います。


 理由は個体数が少ないのでデータとしては不完全になる。

 よって精度が落ちる。


 でも一般の『一番読まれるジャンル』で『テンプレを忠実に守っている作品』は死滅する気がします。


 だから今後はそれらはAIに商業価値を奪われてしまうのではと危惧しています。


 ◇◇◇◇


 少し話は変わります。


 上記のような現状を基に、Web小説を売り込む方法として『動画にする』ことでその動画からカクヨムへ読者を還流させる方法ができないか?


 これを試そうと思っています。


 今までも何人かやってみたようですが、うまくいったとは聞いたためしがありません。


 でもその業界の人に聞きました。


『その人たちは、動画のプロモーションの知識経験はあった?』


 きっとないです、今まで動画化に挑戦した書き手さんは。


 エッセイには書いたのですが、カクヨムの仕様改編でますます重要になってきたタグの付け方。ターゲットの興味に合ったプッシュ型提示。


 これをYouTubeで活用するにはすごいテクニックがあるようで。導線を多数作る方法です。


 素人なら一つのチャンネルを収益化するまでに半年や一年はかかります。

 でもプロがプロモートすると爆速でチャンネル登録が増えます。


 こういう現状に加えて、面白いチャンネルを業者はいつも探しているとかで。ここの市場に作品をぶち込むとどうなるかを検証しようと思っています。


 一昨日、その話が持ち掛けられて、昨日『街角の靴磨き』の作品を提供しました。

 今日、基盤となる背景と仮BGMが添えられて形になったのを見て、改善の余地はあるけど、「脚本がしっかりすれば見てもらえるな~」と感じました。


 問題は最低でもまにまにレベルの知識がないと読んで(聞いて)もらえないかなということ。


 あの靴磨きのアルフの話は定石を外して書いたので、多分読まれない。

 出だしがゆっくり過ぎる。

 だからブラバでしょうね。


 テンプレの様式美が一番受けがいい。


 つまり大量消費される作品が強い。

 となると、このような市場ではAI作品がものすごく強い。



 今後はこのような作業が市場を席巻する気がします。


 本当は自分の本命作品の宣伝に使いたいのですが……

 まだ怖すぎる(>_<)


 とりあえずお仲間に任せてテストしてもらいます。

 一歩引いて協力しようかな。



 追記

「アルフの話を長編化してください」という要望もあったのですが、皆さんはどう思います?


 街角で情報屋をやっていたら王太子の代役アルバイトをすることに。給料がウマウマなんですが国王にされそうなんで逃げてもいいっすか?


 https://kakuyomu.jp/works/16817330652372503469


 あれなら多分カクヨムコンに間に合わせられる。

 登場人物少ないし、すでにキャラも固まっている。あとはもうちょっと肉をつけるだけ。エピソードを練るだけ。ついでに言えばあれをGPTに食わせれば結構まともなエピソードが出てきたりしてww


 ご要望があれば書きます!



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