第150話:ChatGPT4の限界か?誰です、これで小説量産して副業とか宣う方は

 皆さま、こんにちはそしてこんばんは。


 眼がギンギンで7時台に起きてしまって、いま倒れそうになっているまにまにです。


 昨日、AIを使った副業に関するYouTubeチャンネルで「小説量産して金儲け」とか言っていたので、その方法を実践したけど無理でした。


「素人でも」

 とか

「簡単に量産」

 とか、ふざけんじゃね~~


 でも悔しいので、一応経験者であるまにまにの技術をChatGPT4様に教え込ませてみました。


 今回はそんなお話。


 ◇◇◇◇


 きっと読んでも面白くない作品を量産してイラストで引っかけてPVを稼ぐか、電子書籍を買わせるかなんじゃないかと邪推する結果になりました。


 結果はこっち。


 https://kakuyomu.jp/users/pon_zu/news/16818023212185035040


 操作の方法はためになりました。


 プロットや設定を作りこんでいく際にはすごく重宝します。

 そのコツはこれ。


 1)ジャンルとテーマ選定。

 2)ターゲット読者層とその嗜好するもの

 3)典型的なテンプレを具体的に入力する

 4)キーとなる切り口

 5)主人公の方向性


 こんなことを下記のようにまとめました。

 ちなみに最初は悪役令嬢追放ものに設定しました。途中から変更。


 <ここから>


 小説家になろうやアルファポリスで発表することを前提に異世界女主人公ものを書く。より多くのPVを稼いでインセンティブをもらうのが目的。

 読者層は女性7男性3割。40歳前くらいの層。Web小説に慣れ親しんだユーザー。

 転生悪役令嬢からのスローライフもの。

 スローライフをしたいのにかわいい存在(妖精やもふもふの孤児院ものなど)から祭り上げられて成り上がる。そこに完璧なスパダリが現れて助けてくれる。次から次へとお相手が出てきて自分を取り合う。

 その反対に断罪した方の王子と元ヒロインへのしかかる様々な出来事。これを読者が面白がる。

 簡単なグルメシーンも見どころ。

 山菜取りからの貴重品製造。それを子供たちが売りさばく。これらを勝手に周りのキャラがやっていく。それもきっかけはすべて主人公の何気ないアイデアが元になる。そしてますますあがめられる。ハッピーエンド。断罪した方はひどい落ちぶれ方で、主人公を頼ってくるが周りが拒否。主人公の知らぬ間に闇に葬られる。

 主人公はやる気満々。転生前の保育園の先生のスキルと専門知識で異世界の妖精や魔法を融合させて、現実にはあり得ない孤児院や経済活動をする。

 それらに驚愕したスパダリが寄ってくる。そして取り合う。いがみ合わず、仲良く力を合わせて国や地方を統治する。


 このプロットで登場人物を提案して


 <ここまで>


 これで以下のようなものが出力された。


 <ここから>


 このプロットに基づき、異世界女主人公ものの登場人物を提案します。主人公としては、転生前の保育園の先生としての経験を持つ女性、リリアンを中心に据えます。彼女は明るく、前向きで、子供たちを愛する優しい心を持ち、異世界でのスローライフを楽しもうとしますが、彼女のアイデアや行動が予期せぬ結果を招き、次第に周囲から尊敬される存在になっていきます。


 1. リリアン(主人公): 転生前は保育園の先生で、優しい心と子供への愛情を持つ。異世界では、妖精や魔法を活用して、ユニークな孤児院や経済活動を展開。


 2. エリオット(スパダリ1): 聡明でカリスマ的な若き魔法使い。リリアンのアイデアに感銘を受け、彼女をサポートする。


 3. カイル(スパダリ2): 強くて勇敢な騎士。リリアンの孤児院の子供たちに心を惹かれ、彼女を守る決意をする。


 4. ソフィア(元ヒロイン): リリアンが転生する前の世界で人気を博していた美しい女性。リリアンの転生により、彼女の運命が変わり、様々な試練に直面する。


 5. レオナルド(元王子): リリアンを断罪した王子。彼の選択が彼自身の落ちぶれにつながり、最終的にリリアンに助けを求める。


 6. フィン(孤児院の子供): リリアンの孤児院で育った明るく元気な少年。山菜取りや貴重品製造に関わり、リリアンのアイデアを実行する。


 7. ミーラ(妖精のリーダー): リリアンの孤児院を訪れる妖精たちの中で最も賢く、リリアンのアイデアに興味を示す。


 これらのキャラクターは、リリアンの周りで起こる様々な出来事や、彼女のアイデアがもたらす変化を通じて、物語に深みと複雑さを加えるでしょう。読者が驚くような展開や、感情移入できるキャラクターを通じて、高いPVを得ることが期待されます。


 <ここまで>


 結構うまく構成されますね。


 でもこれをそのままプロットにしても、ろくなものになりませんでした。


 でしたので、本腰を入れて。


 まにまに独自の切り口


【魔力で作った糸で手芸をするととんでもないアイテムが出来上がる。昔、おばあちゃんが教えてくれた。それを子供たちに教えるのが夢だった】


 を入力。

 出てきた答えは


 <ここから>


 リリアンの物語に、「魔力で作った糸で手芸をする」という要素を取り入れることで、物語にユニークな魅力を加えることができます。この設定には以下のような特徴があります:


 1. **魔法の糸の特殊性**: リリアンが使用する糸は、通常の糸とは異なり、魔力で作られています。この魔法の糸を使って手芸をすることで、普通ではあり得ない特別な効果や能力を持つアイテムが生み出されます。例えば、自己修復能力を持つ衣服、温度調節が可能な布、あるいは特定の感情や記憶を呼び起こす刺繍などが考えられます。


 2. **祖母からの教え**: リリアンは、幼い頃におばあちゃんからこの特別な手芸の技術を教わりました。おばあちゃんは、魔法の糸の扱い方や、それを使った手芸の秘密をリリアンに伝え、彼女に大きな影響を与えました。


 3. **子供たちへの教育**: リリアンは、孤児院での子供たちにこの特別な手芸を教えることを夢見ています。彼女は、子供たちに魔法の糸の使い方を教えることで、彼らの創造性を育み、また、彼らに特別なスキルを与えることができます。


 4. **アイテムの社会的影響**: リリアンと子供たちが作り出す魔法の糸で作られたアイテムは、異世界の社会に大きな影響を与える可能性があります。これらのアイテムは、地域の経済や文化に新たな価値をもたらすとともに、リリアンと孤児院の名声を高めることにも繋がります。


 この設定は、リリアンの物語に独自性と魅力を加えるだけでなく、彼女と孤児院の子供たちの関係を深め、彼女の内面的な成長と夢の実現につながる重要な要素となります。読者は、リリアンが子供たちに手芸を教える様子や、彼女が作り出す不思議なアイテムに魅了され、物語に没入するでしょう。


 <ここまで>


 だんだん物語が見えてきました。


 その糸の設定をしていたら宗教まで設定が必要になり、異端審問やらそこから救い出してくれるキャラとか、その他もろもろ。


 それぞれのキャラの深掘りもした。


 主人公リリアンはすごく深掘りをして、口癖やキメ文句。しまいには想定問答のようなことも書いた。


 <ここから>


 リリアンのセリフ例

「見ていて。糸がすべてを引き寄せるのよ」

「あー、言わんこっちゃない」

「ですです」

「わかんない……」

「それって今重要?」

「くやしー」

「いえ、まだまだ始まったばかり」

「まっず」(美味しくないとき。うまくいかないとき)

「レッツトライ」「再度リトライ」「再再度リトライ」「今度こそ」「まだまだ始まったばかり!ぜえはあ、ぜえはあ」

「糸よ、統べよ。世界を織りなせ」

「私の糸、最高じゃん」

「あー、そうなりますよね。普通は……」

「なせば成る」

「これっていかにも裏があるよね」

「あんたねー」

「さいですか。こりゃ失敬」

「ふむ。よろしい」

「ないわー」

「と、思っていた時期がわたしにもありました」

「リリアン、偉い!」(自分をほめる)

「リリアン、世界が君を待っている」(調子に乗る)

「ひゃああああ~~」

「おねーさんは偉いんだよ」

「ここを、こーして、あーして」

「ドキ土器風土記」

「任せて、っといったはいいけれど」

「完全武装で行かないと社交場は危険がいっぱい。魔物よりも恐ろしい存在がうじゃうじゃですよ」

「あなたは神ですか?」(ほんのちょっとのことだけど困った際に助けてくれる人へ向かって)

「生米生首生たらこ」(びっくりした時のリアクション。その後突っ込まれる)

「いろいろあったね。感慨の目」このように目の様子をセリフに入れる

「たまによくあるから安心して」(よくあることをしてしまったひとを慰める)

「常勝将軍リリアンも負けるときがあるのよ」(自分を慰める)

「ひゃっほ~い」

「そんなことでリリアンをだませると思わないことだね」

「信じる者は足をすくわれる。妄信はいけません」

「きたない。きたないぞ、リリアーナ」(運悪く何かを失敗した時)

「よ~く考えよ~。命は大事だよ~」

「なんて素敵な子たちなの。リリアン、頭をなでなでする誘惑に気が遠くなっています」

「ガッデム」

「オーマイガー!」

「大丈夫、大丈夫だから」

「リリアン、最強伝説」(うまくいったとき)

「助かりました。お礼はいくらでしょう。あいにくと手持ちが銅貨1枚なんです」(にっこりと笑って、財布を逆さにする)

「人生でお金よりも大切なものは人とのつながりよ」

「人情、心にしみるわー。大事にしよう」

「銅貨を笑うものは金貨になく」(小さな出来事も大切に)

「転ばぬ先の糸仕掛け」(ことわざに糸をいれて造語を作る)

「異端審問?どんとこいです。……夜逃げする準備始めよっと」

「隣の柿はよく客食う柿だ」などのネタをよく出してくる。


 語尾は

「なのよね」

 自分は

「わたし」おどけるときは「リリアン」

 この条件でリリアンの性格をまとめて。


 <ここまで>


 結構、よい回答は出て来たけど、問題は……。


 文章で出てこない!


 キャラが立たない!


 つまらない!!


 結局、自分で書く作品の水準には到底及びません。


 見比べるのはコッチ。


 https://kakuyomu.jp/users/pon_zu/news/16818023212185035040


 多分ですが、これをずっと続けていくと大分設定は練れると思う。

 だけど作文はできないな~、当分。


 ひと作品書くのにものすごい時間と手間がかかる。

 到底量産は無理そう。


 でも!

 方法を知っている人がいたら教えて~~~~~~~~!!


 ◇◇◇◇


 そういえばChatGPT4に学習させるとすごい電力が消費されるとか。元の基準がわからなかったのですが、日本のひと家庭1000年分以上の消費電力を使うとか。


 すげー無駄。

 核融合炉できないと厳しいですね。



 もうちょっと作業をしますので、また近況ノートでわめくかもしれませんがお気になさらずに。



 ではまた~ノシ



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る