第149話:伯爵令嬢の空戦日記、反省会その4。一番恥ずかしいポイント

 皆さま、こんにちはそしてこんばんは。


 温かいので久しぶりに窓際で日向ぼっこをしていたまにまにです。


 スーパーエルニーニョは今年も続くそうで、今年の夏も酷暑になるとか。季節が前倒しになっているので、このまま温かく春になりそう。


 すると今度は野菜が育たず、世界経済にも打撃が。ダボス会議では今年に対する悲観論が70%だったとかで。


 いつまで続くやら。この世紀末(違う!)。ケンシロウが出てきそう。


 ◇◇◇◇


 伯爵令嬢の空戦日記の大失敗。

 書きたくなかった、思い出したくなかったけど書きます。


 昨夜、久しぶりに幼女戦記の劇場版を観ました。


 戦場の書き方が悪かった!

 まにまには大好きだし得意なんだけど、時間がなかったので設定ができず、軍事行動と伯爵令嬢の貴族生活とのすり合わせができないまま創作を始めてしまったのが大失敗。


 なぜならば帝都モスコーにいる伯爵令嬢が作戦指揮できると思えず前線まで飛んでいくとそれだけでも消耗するし時間がかかる。輸送機での機動も考えたが、それだとわざわざ伯爵令嬢にする意味がない。


 すり合わせができていないものだから、部隊指揮の醍醐味が生かせなかった。戦略への関与もできないし、再現できる軍事的な革新性もない。


 国全体への関与がないんです。


 だから個人戦闘になってお茶を濁すことになった。

 なぜならば帝都で過ごさないと軍人という正体がばれる。


 いろいろな制約があって、仕方なかった。


 だから伯爵令嬢と魔導師空戦モノはミックスできなかったんです。まにまに以外ならできたかもしれませんが、ここが限界でした。


 まとめ。

 一番悔しいポイント。


 設定をもっと作戦指揮にフォーカスするべきだった。

 万能になっても仕方ない。それを制約する何かを作り出せばよいだけ。

(次回作はランダム設定を使う)


「どうしてこうなった」


 これをもっと目立たせることを次回作では練っていこう。


 ◇◇◇◇


 その「どうしてこうなった」を目立たせるのはなにがいいか?


 イタリア独特のなにか。

 女狂いか?

 パスタか。


 あ、幼女戦記の特別編でパスタのギャグがあったけど、あれは使えないか。

 むしろ『特攻野郎Aチーム』か?


 ハンニバルの

「作戦は奇を以ってよしとすべし」

 が、マルコのランダムプレイによく似合う。


 よし。

 やっぱり戦場を駆け抜けるAチーム的な何かにする?

 目的がほかの部隊と違う。



 それと試しに、VRMMOが『戦争被災者への救援資金を稼ぐためのギャンブル戦争ゲーム』というとんでもないものになりそう。



 <ChatGPT4を教育した内容>


 このゲームは『世界で戦争の被害にあわれた国や人々に助けるための戦争ゲーム』である。


 批判にさらされているが多くのファンがいる。ギャンブルとして成り立っており、売上金の半分は支援金として使われる。


 プレイヤーは抽選で選ばれ、ベータプレイヤーが予告PVを取るときにプレイをし始める。その抽選時に主人公の誠=マルコには弱小イタリアへの救済策として、兵器やスキルの再設定権利が与えられた。それを仲介するマスコットキャラが肩や頭に乗っている。


 本オープンの際もいろいろとランダム設定をするので、南部戦線に配備される筈が中央軍集団正面へ配備されてしまう。


 その時は部下として3名の新人プレイヤーが参加するが、なぜか同じ高校の女子高生ばかり。普通なら指名制で部下を勧誘できるが、誠はここでもランダムに設定するも、マスコットが気を効かせて「現実世界でも仲良くなれるように」と高校でも指折りの女の子を高額ギャラや将来の職業や結婚相手などをエサに招待した。


 このゲームではリアルで正体を明かしてもいいししなくてもいい。もちろん目立ちたくない誠は明かさない。ほかの三人は明かしている。


 <ここまで>


 それでギャンブルだから配信要素も入れる。

 その実況中継役として、また設定説明兼ツッコミ役として、キュウべえ、もといシャンフロのエムル役みたいな奴を出します。


 そこで「大戦果を上げても罵倒を浴びるイタリア軍」という図式を出していく。


 あれです。

 競馬場で舞う馬券。千秋楽で横綱が負けて座布団が舞う雰囲気。


 問題は部下の女子高生の反応ですね。

 いまいち思いつかない。


 この点はChatGPT4先生も面白い提案はできない。


 <こから>


 委員長風キャラ、テレサは誠の行動を厳しくたしなめ、作戦の失敗要因を指摘する。彼女の辛辣な批評には、誠の無計画な行動に対する不満が込められている。しかし、彼の勇気と成長には内心惹かれており、その矛盾した感情が彼女のツンデレな性格を形成している。


 陽キャのエリーザは掛け金のレートを上げて自分の利益を追求するが、その姿勢をオープンにし、冗談にしてしまう。彼女の過去の苦労が、そのような性格を作り出している。誠が彼女の本心を偶然知り、慰めたことで彼に惹かれていく。


 直情的なキャラ、 ナタリアは誠のランダムな行動に対して当初は嫌悪感を抱くが、その行動が成功に繋がることで、渋々ながらも彼の存在を認めるようになる。また、誠がNPC(リスナー)に向けたセリフを本心と勘違いし、彼に好意を持つようになる。


 <ここまで>


 これよく書かれていると思うでしょ?


 でもまにまにが入力したものをちょっとだけ変えてまとめただけ。

 結局、まだまだユーザーのアイデアをまとめるだけの仕事しかできません。


 昨夜は伯爵令嬢の空戦日記の第1話をもっとワクワク感が出せるように修正してほしくて、設定を細かく入力。例文として実際の原稿を入力してみました。


 だが。

 まったく意味のない出力しか出ず。


 よく

「プロット入れて、自動で書いてもらった」

 とか聞きますが無理ですよ。


作るのは。今のところ』


 設定をごちゃごちゃ入れても全然応用効かない。


「独ソ戦時のブレスト要塞を陥落させる航空魔導師大隊の作戦を考えて」


 とか入れたけど一般的な軍事行動しか出ず。

 じゃ、簡単な魔導師部隊操典を作ってみて再度トライ。

 それでも無理。


 じゃ、ブレスト要塞の地図が載っているページを指定して考えて、と言ったら読み込めていないらしい。画像も読み込めるんじゃなかったの?


 まだまだ先生は学習中です。

 当分、作家の創作作業は安泰ですね。


 ◇◇◇◇


 作戦というか、独ソ戦全体の作戦を考えていたら、イタリア軍が参戦しそうな方面って、もろクリミア半島なんですよ。


 セパストーポリ要塞を陥落させるのに、現在ウクライナ戦争にて激戦が展開されている地域を戦場にすることになる。

 これは不味すぎ。


 なので、主人公のランダム能力で、初期作戦参加方面を中央軍集団のブレスト要塞にしようかと。


 そっちの方がエースもたくさん出せるし。


 でもなぁ。最初は目立たなかったけど

「おい、こいつ、見てみろ。イタリア軍とは思えない戦闘だ。こっちのほうに賭けようぜ」

 とか、だんだん注目される方が配信物としては見栄えがするテンプレなんだよなぁ。


 最初から幼女戦記のモスコー直撃作戦みたいなやつやると、面白くなさそうだけど、第1話から飛ばすのならそこからか?


 でもそれだとヘイトが稼げない。


 悩みの尽きない毎日です。



 ではまた~ノシ

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