第90話:オレオ効果の使い方考察

【オレオ効果】


「短い文章ほど評価されやすいこと」


 身もふたもない現象ですが、確かに体感します。


 例えば、5000~10000字の短編よりも十行くらいの詩。


 詩よりも短歌・俳句の方が、ポンッと★をつけたくなる。

 少なくとも、まにまにはそう。


 さすがにフォローをつけることは稀でしょうけど、それでも相当な★が付く作家さんもいます。

 中には毎日1~2作品詩をアップして、何年間も続けている方も!


 もう有名人です。



 このオレオ効果を長編でも使えないか?


 いくつか考えられることがありますね。

 いろいろな試みがなされていますが、まにまには詳しく知らないので、どなたかそんな例を挙げているの作品を教えてくださいませ。



 まにまにが思いつくものは


 1)章の終わりに短いまとめを挿入。そこで★のおねだり。

 その際には『第1章終わり』とか入れる。


 2)ざまぁを短いエピソードとして独立して、そこで★くれアピール。

 落ちぶれパーティとかのつぶやきとかの、カタルシスを得られる短めの回。


 3)SSを短く簡潔に。

 首取り物語では、これを長くしてしまったので、失敗したか?


 https://kakuyomu.jp/works/16816700428374306619/episodes/16816700428817490757


 6人の主要登場人物のSSっぽい奴を載せました。


 でもこれを分割すれば効果があったかも。


 <ここから>


 東雲尚政(23)


 今日は1号が不調だったな。

 明日は3号にするか。

 はたまた11号が良いか。

 先日殿には9号が「いいんじゃない?」と言われた。

 しかし9号は座りが悪い。

 すぐに落ちる。

 先日も皆に笑われた。

 戦場では7号が一番だな。

 しっかりついている。

 だが形が気に入らないのだ。

 今度12号を作るしかないか。

 戦場に出ても「落ちない」「形の良い」付け髭を。


 俺は、鏡台の引き出しに時間をかけ、綺麗に付け髭を揃えて並べ、立ち上がった。


 <ここまで>


 鬼の隊長の意外な素顔。これを短めに描いたのですが、この部分だけならオレオ効果を狙えるかも。


 皆様も工夫してみてください。


 ◇◇◇◇


 妄想も飽きたので新作にならないと思うけど、1話だけ書いてみました。


 キャッチコピー

 趣味空戦、特技空戦。嫌いなものは舞踏会。ネームド航空魔道師は伯爵令嬢


 作品名

 殲滅令嬢スターシャ。空でも貴族社会でも敵がいっぱい。


 下書きURLがエッセイに貼り付けてあるので、よろしかったらどうぞ。

 読むときはほかの方のコメントも一緒に見てね。

 そっちの方がためになります^^b

 https://kakuyomu.jp/works/16816927860513975333/episodes/16817330665934321743


 ついでにコメント&フォロー&★よろしく!



 キャッチコピーでギャップを出しました。

 作品名は適当につけたけど、長い奴よりもインパクトがあると思い。


 ヘイトを貯めるところから始まり、そのいじめのセリフで主人公の外見を表現。家族の状況も説明。


 こんな感じで、セリフだけで説明をしていくのは重要なのかな。


 モノローグだけだと読まれない可能性が高まる。

 できるだけ読みたくなるきついセリフや、疑問に思えるセリフで「次どうなる?」みたいに持っていきたい。


 ついでに主人公の内心をセリフだけでなく、表情や行動。好き嫌いを簡単に表現できる事情をでっちあげる。


 そんなことを念頭に置いて書いてみた。


 読者ニーズがありそうなら書いていくけど、なさそうなら書かない( ;∀;)


 いろいろと書いてみると、冒頭だけでも経験値になるかも。


 キャッチコピーと作品名から第1話、できれば1行目に読者への訴求性があるかどうか、これを作家仲間に確認してもらう。


 これの繰り返しでも経験値は身につくのかなぁ。



 今日はこれにて。


 オレオ効果を確認のため、いつもより短め(嘘)


 真面目にお願い。

 できる限り多くの【皆様の後輩】の目に入れてくださるよう★をつけてください。


「これはためになる」


 とおもったら、よろしくお願いいたします。




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