第33話:1話目には登場人物をできるだけ少なめに

 さきほどエッセイにも書いたのですが、同じ題材を取り扱い、同じスタイルのほぼ同じ要素を持っている作品でも、


【出だしの作り込みで評価が決まります】


 分析はこっち

 https://kakuyomu.jp/works/16816927860513975333/episodes/16817330656974344486


 要点を書き出すと、

「第1話では絶対に多くの人を出してはいけない」

「1~2人だと共感性が物凄く発揮できる」

「できるだけヘイトを溜める相手だけにする」


 この段階で

「設定上、このキャラ出さないとな~」

 という場合でも、できるだけ避けねばならない気がしました。

 もちろんそれでもいいのですが、PVを確認しましたところ、格段に差がある。


 ほんわかスタートしてもいいのですが、それですと第1話で直帰率が20%以上になる。


 ところがこの

【登場人物を減らす】

 ことで、その直帰率を減らせると判断しました。


 それは同じ題材を扱った作品を見比べての分析結果です。


 3話くらいまで、できれば数話。

 主人公とあと一人くらいに登場人物を絞れば、他のことを考えずに読者はのめり込める。


 ほかの登場人物を認識・理解すること自体がストレスになる。


 このストレスの排除ができるのが、この登場人物の削減だと思います。


 参考になさってください。



 ◇



 書籍化を狙う場合は


【男主人公ものを書くべき】


 書籍化作品をざっと見ればわかると思いますが、女主人公ものは極端に少ないです。

 恋愛ものは別ですが。


 ハイファンローファンの場合は、それが言えると思います。


 理由は省略。


 まにまには次回作は女主人公ものと決めました。


「だって書きたいから」


 これでいいと思います。


 ヒットの延長線上に書籍化がある。

 勿論、前から言っているように書籍化は狙っていませんが。

 書きたくない物書いて書籍化って、どんだけMなんだい?


 ということで、方向性を決定しております。



 ◇



 何度も言いますが、テンプレ要素を知らないと読まれない作品となってしまいます。


 創作活動を続けていけば

「なぜあの作品が読まれて自分の作品が読まれないのか」

 気になりますよね?


 そこから研究が始まると思います。


 何が違うのか?

 最初のうちは雲をつかむような状況だと思います。


 だからこそ

【テンプレを真似してみる】

 のです。


「テンプレなんか書きたくない!」


 わかります。

 まにまにも基本的にはそうです。

 でもそれだと限界がある。


 読まれたいなら


【写経をするべき】


 です。


 写経=有名作品を自分でキーボードで打ち込んでみること。


 すると「どこが自分の作品と違うか」わかります。

 話の進め方がわかります。

 軽妙なセリフ回しがわかります。

 登場人物同士の絡み方がわかります。


 これらすべてが初心者に欠けているものです。


 まにまにも、いろいろな作品を読んで、たまに書き写して、現在の作風になりました。


 読者目線ではなく、作家目線で作品を読み解くことは物凄く技術向上になります。

 できれば写経。


 テンプレ要素を知ることは、読んでもらえる作品を書くための第一歩と思っています。




 まにまにはネット民ではないので、配信系の用語がわからず。

 実際のライブ動画を見て勉強しようとしましたが、物凄く回り道と分かり。

「だったらトレンドの作品を読んで、そこに書いてある用語をググって使い方を身につけよう」と考え、今実行しています。


 自分の頭の中で思考を廻らしているだけではなく、ただ読んでいるだけではなく


【目的をもって情報をインプット】


 すると効率的ではないでしょうか?



 今日は体調がよくないので、ここまでです。


 今日も頑張ってください!



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る