第34話:ヒロイン。その重要性!
まにまにはヒロインを書くこと自体が苦手です。
今まで戦国物をメインとして書いていたので、当たり前と言ったら当たり前なのですが。
(ヒロイン描写をしていたら、戦国物読者のニ―ズから外れてしまう)
そこでヲタク光秀を書いて、ヒロインを練習したのです。
https://kakuyomu.jp/works/16817330647991289437
書いてから失敗したことをまとめました。
以前、書きましたでしょうか?
『ヒロインは1話目でできるだけ出しておく』
これは結構重要だそうで。
そのルールを守るために、バディになる筈であった銀髪少女忍者を1話目で出すしかなかったのです。
光秀が秀吉の正室である御寧の方を奪うのが重要なプロットなのですが、まさか1話目から出せるはずもなく。
よって2名のヒロインを出すことに。
ここで失敗。
忍者のアゲハの存在がだんだん薄れていく。
読者目線では、きっとどっちに目を向ければいいか分からなくなったはず。
17万字の作品としてはヒロインは1人で十分。
若しくは2人。
にもかかわらず、プロットの制約であと2名も出してしまった。
ここで離脱者が続出。
プロットの段階で失敗。
忍者いらなかった。
でもヒロインは必要。
今でも正解がわからない。
逆行させてもいいけど、それだとテンポも悪いし意味が解らん。
やはり最初からこの程度の作品にしかならなかった原因がそこにある。
ヒロイン重要、凄く重要。
◇
今日の、初枝れんげチャンネルがその複数ヒロインの比較をしていました。
https://www.youtube.com/watch?v=qnxnim-Izk0
エミリアとレム。
アクアとめぐみん。
明日奈との絡み。
こんなところの解説です。
ご参考に。
次回作は女主人公ものなので、ヒロインよりもスパダリっぽいのが必要な訳ですが、これも早めに出す方がいいのか?
きっとそうなんでしょうけど、それほど重要ではない?
『ろうきん』では、スパダリすら出てこない?
『本好き』は多数、それらしきキャラが出るけどそれもずっと後。
次回作は無難に第1話からスパダリっぽいの出すつもりです。
でもねぇ。
恋愛ノーセンキューな女主人公もニーズが多く。
あまりスパダリが過保護すぎると、まにまにはそっとブラバするんです。
読みたいもの、書きたいものは猪突猛進するヒロイン。周りを振り回す爽快感。
でも、昨日2作品同時に読んで、女主人公ものの分析をしていたんです。
そしたら日常を延々と続けるのはしんどい。
最初に女主人公ものを読んだのって『謙虚、堅実をモットーに生きております!』なのですが、あれとの比較をしたんです。
あれは神作品ですね。
昨日読んだ(読み終わってないですが)2作品は両方とも書籍化しています。
でも残念ながら『謙虚堅実』には遠く及ばない。
物語のバランスが絶妙で。
まあ無自覚系とほのぼの系の違いがあると思いますが。
『謙虚堅実』についてはまた後で。
その2作品とも『読者属性が違う』のです。
一つは家族愛と成り上がるさまをじっくり書いている。
もう一つは王族との絡みとショタ系要素を基盤に置いている。
これって大分『売れ筋』が違う気がします。
編集者さんも、その売れるかどうかを見極める時に、このことを重視したのでしょうね。
ではWeb作品として売れるためには、何が必要か?
この2作品は
『家族愛』
『王族との絡み』
(知らぬ間に王族から好かれる)
『成り上がりの生活変化を綿密に書く』
『金銭への向き合い方』
【転生者として、周りのキャラをどう見ているか】
がウケた。
転生物は一番下の周りの異世界人をどう見ているか、それがどのように面白いかを見せねばならないと感じました。
転生ものではない場合は、 たとえば貴族への感情などを十分に掘り下げ、それをプロット段階で、きちんと主人公と周りのキャラとの絡みに影響を及ぼすようにする。
偉そうなこと言っているけど、これからまにまにが書く時に「これに注意してみよう」という事を書いてみました。
……あ。
こういうのはエッセイに書くべきでした。
すみません。
では今日はこれで。
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