🎈★700越え。ランキング累計5位感謝。カクヨム初心者が処女作を読まれず凹んで筆を折らないためのマニュアル。「か、艦長。その進路は海外です!」
第29話:これだけ違う、注目の作品パワー。1話最後に引きを作らないとダメ!
第29話:これだけ違う、注目の作品パワー。1話最後に引きを作らないとダメ!
このカクヨムは『近況ノートにだけ画像を付けられます』
あとこっちの本文にはURLを貼りつけられます。
ただし本文には外部URLはテキストでしか貼れないので、こうなります。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/441303209/168745187
そして今回見てほしい画像はこれ。
https://kakuyomu.jp/users/pon_zu/news/16817330656748947100
『この創作論の毎日のPV推移』
です。
ちなみに毎日のPV推移は自分だけ見ることができます。
でも、毎話のPVは他人の作品も見ることができます。
例:ヲタク光秀
https://kakuyomu.jp/works/16817330647991289437/accesses
横道にそれますが、急激にPVが減っていく『第22話:ビシッ!』からのストーリーは、全くテイストが変わったために読者様が離脱していったことによります。
言い訳でしかないですが、この作品はここまでしかプロット作っていませんでした。ここ辺りで『俺たちの冒険はこれからだ』方式で終わりにするつもりの試し書きだったのです。
このように他人の作品の良い部分と悪い部分が分析できます。
トップランカーの作品を分析すると、結構面白いことがわかりますよ。
さて、本題。
先のPVが異様に増えている日は、『前日に★がたくさん入り』『注目の作品にピックアップされていた日』です。
昔と違い、プッシュ型広告のように、ユーザーのインタレストに応じたディスプレイがなされますが、まにまにの検証から最初の3日あたりまでは同じジャンル(歴史)のファンが多く集まります。
ですが3日か4日以降は、他の方が一気に流れ込んできます。
つまり3日目までは比較的インタレストに沿った対象ユーザーへの露出が多い。
しかしその後、★を取る数が多くなると『多くのユーザーにランダム表示』されている可能性が高いです。
そこまで行くと相当な新規ユーザーが見込めます。
まにまにの場合は、毎日フォローが10人以上つきました。
多分★が5桁の作品は数十人、いえ100人以上毎日つくのでしょう。
ですので、テンプレに沿った構成と要素を作り上げると、その『多くのユーザーへランダム表示』された時、一気に階段を駆け上ることができると思います。
そうなるためには『キャッチコピー』なのです。
それに合わせた作品名と第1話なのです。
◇
今日の初枝れんげチャンネルで取り上げられていた『初回で山場と引きを作る』なのですが、これが重要で。
後で書こうと思いましたが、ついでに書きます。
『ヘイトを稼ぐ』
初回の冒頭に
「おまえはクビだ!」
「○○、お前との婚約を解消する!」
で始まるテンプレ様式。
これが読者ニーズであるのは、『憎らしい奴の憎らしさ』=ヘイトを稼ぐための舞台装置。ここでうまく『一人のキャラに』『自分が全くの無実なのに』もしくは『最も貢献していたのに』理不尽なことをされた設定にするためです。
前にも書きました通り
読者は
「爽快さを求めて読みに来ている」
「理不尽なリアルから逃避したい」
「せめてWeb小説で仮想ざまぁしたい」
「自分はもっと認められてもいいはずだ」
という気持ちを求めています。
だからカクヨムやなろうの作品を見下している方は、その読者ニーズをわかっていない。
「こんな低レベルの作品なら俺でも書ける」
と思うのです。
でもこのヘイトをうまく貯められるかというと、相当難しい。
少しでもさっきの法則性と原理をわかっていないと、2話目を読んでもらえません。
これ以上はまた後で。
で、その初回に読者ニーズがあるのは『ヘイトを稼ぐ』こと。これが最大の山場です。これを見に来ている。
そして1話目の最後に、「この絶望的状況を主人公はどうやって乗り切るんだろうか?」という期待感を持たせる。
ここまで来てやっと2話目を読ませられます。
ついでに最後の『引き』にあたる、次を読ませたくなる要素。
これが『主人公キャラをたてる』『どのように生きていくかをある程度におわせる』。
これにヲタク光秀とか首取り物語はぴったりとマッチしたため読まれたのです。ちなみにヲタク光秀の設定を最初から出せばもっと読まれたでしょう。天海にトラックでひかせるのですから^^;
ここがすべてだと、今のまにまにの実力では理解できていません。
あとは言いましたっけ?
Web小説の長編は
『起承転結』
ではなくて
『起承転承転承転承転……』
です。
『1話が承転』
でできている。
更には、少しだけ単話の最後に『引き』をつけるために『結』か『新しい登場人物を出す』
ここは銀髪ハケン幼女を見てください。
https://kakuyomu.jp/works/16817330655097705443/episodes/16817330655185493642
長くなればなるほど物語の単話2000字(ああ、これも書かないとですね)の中でできる限り、山場と引きをつけて読者を逃さないことに集中する。
PVの伸びている、話ごとのPV推移が減らない作品はそれができているという事です。
離脱していく作品はそれが足りないという事ですね。
ですからそこを改善すれば、継読率が改善するでしょう。
今日はここまでです。
頑張ってください。
追記
書くのを忘れました。
小技。
サブタイトル、もしくは作品名、ひいてはキャッチコピーで使える技。
【ネガティブ表現をする】
この創作論も『なになにしないとダメ』という否定形の回がよく読まれます。
これは心理学的に証明されています。
ですからキャッチコピーも煽るために「いらない」とか「困る」とかを入れると目立ちます。
追追記
単話は、
『承転結』と『起』という手もあります。
永遠の課題なのですが、
「引き」と「読後感から来る★評価」は全く相反するものだという事です。
よく★のおねだりは『読後感を台無しにする』という方がおられます。
それと似たようなことで、「続きが読みたい」という気持ちと「いいお話でした」という感情はなかなか両立が難しく。
そのため、一旦『結』を入れてから、『起』で次に何かが起きる予感、という引きを持たせる。
でもやっぱりその両立はムズい。
永遠の課題です(T_T)
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