30話までが勝負

第30話:1ページで、○○以上書くと読まれない!★のおねだりは逆効果?

 ちょっとネガティブタイトルを付けました。

 動画でサムネイルをネガティブな言葉にすると、PVが増えるのは常識です。

 使ってみてください。


 この作品でも以下の回のPVが数割増しになっています。


『アップの時間。BANされる可能性。キャラ・プロットの作り方』


『イラストはなるべく入れない。文体は中学生が読めるレベルに』


『★がつかな日があると極端にPVが落ちる。この連鎖を止めましょう』


『初心者の作品は『目次ページで』読者の半数がブラバする!』


 こんな回がよく読まれています。

 ネガティブですね。不安をあおる方がマーケティング効果があるのです。


 ◇ ◇ ◇ ◇


 さてあなたは第1話で10000字あるお話を読んだことがございますか?


 まにまには5000字くらいで離脱します。

 眼が悪いので、もうそのくらいで字が追えなくなります。

 集中力も途切れる。


 女性向けの恋愛ジャンルで短編を書くとき、なろうでたまにありますが、これは家事育児の隙間時間を使っての読書だから、その程度が適切との判断なのでしょうか。

 まにまにはやった事無いので分かりません。


 ですが一般的に、5000字を超えると読まれなくなります。

 これは多くの方が言っている事です。


 さらに改行の無い、長い文章ですと、ライトユーザーは2~3秒で離脱します。

 これは先に述べた?

 人間の認知構造は、最初の2~6秒で物事に対する印象が決まってしまい、それを覆すのは大変な困難を要する、と。



 ただ、ここからがカクヨム流な話になるのですが、インセンティブ的には計測をした人がいて(すみませんソースを忘れました)、アドスコア的最大効率の文字数は2000字との事。


 そこを目標にして書くのが良いかと。


 ジャンル的な特色として、SFや歴史物は2000字に抑えるのは物凄く難しいです。

 まにまには1話を充実させるために2500~3000字にしています。


 ほかのジャンルは2000字が適当と思います。


 しかし、初心者によっては「2000字は厳しい。もっと短くなってしまう」という場合は『★のおねだりを綿密にする』。


 こういう手もあります。

 余り推奨はしませんが、まにまにはなろうでよくやりました。

 ちなみになろうでは本文だけしか文字数を数えませんので、後書きは全く関係ないです。


 でも

「邪魔だ」

「書くなよ」


 という意見もあり。


 ですのでカクヨムの読者様もそんな人もいますが『多分少数派』=『ノイジーマイノリティ』=『声の大きい少数派』だと認識しています。


 効果は抜群です。

 人によってはおねだりを付けたら途端に『★の数が10倍の勢いで付き始めた』という方もいるとか。


 まにまにもなろうでやり始めたとき、その効果を確認しております。


 問題はその文面です。


 80万字ある首取り物語を直す気にはなれないのですが、以前効果があったものは「懇願タイプ」でした。


「これだけやっているんです。睡眠時間を削って書いています。面白かったら★をつけて励ましてください。モチベーションがぐんと上がります!」


 こんな感じです。


 理由は、

「同情」だけではなく

「親近感を持たせる」

 という効果だと思います。


 よく昔かたぎの作家と読者は

「作品の向こうの筆者の素顔を見せないのがいい作品である」

 と言います。


 ですがこのネット社会。

 筆者との繋がりや、裏側を知りたいのです。


 ということは、近況ノートを書くだけではなく、その懇願部分が「筆者とのコミュニケーションツールとしての役割」を担うと思っています。


 あまり長くすると警告が来ると思いますが、その分量を自分で測ってみればいいだけです。


 また長編になればなるほど、先に書いた理屈で、★がつきにくくなります。


 その場合は、レビューURLを貼る。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330655091045591#reviews

 こんな感じ。


 それでも邪魔だと思う方がいますので、説明を加えれば「文字数を稼げる」上、行動を促すことになります。


「たった3秒で、もっと頑張れます! あなたのスマホの2タップでいいんです。目次に戻って★とフォローをお願いいたします」


 のような感じ。


 いろいろな書き方があります。


 まにまにの書き方は、ヒロインに★くれアピールをさせたりしています。


 例)

 もし読み応えがあると思われた場合は、フォローや★評価をお願いいたします。作者、喜んで、益々面白くなると思います。

「★手裏剣でアゲハ救ってです。へりょ」


 忍者のヒロインがピンチで終わる回です。


 いろいろと工夫してみてください。


 意図的ではないにせよ、この作品での★くれアピールは『例として』、「他の初心者様へのエール」という、行動理由をつけさせることでアピールをしています。


 こんなマニュアルですから、これも例として使えるために書きました。


 ほかにも様々な仕掛けがありますが、のちのち解説をしていこうと思います。



 では今日はこれにて、おしまいです。



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