第27話:キャッチコピーから考えて書こう

 今日の『初枝れんげの小説家になれるチャンネル』で

 https://www.youtube.com/watch?v=INAcTmVca5I


「作品名から考えてプロット作っています」


 というものが取り上げられていました。


 まにまにも全く同感です。


 カクヨムではこれが


『キャッチコピーから考え始める』


 なのだと思います。


 つまりヲタク光秀の場合は


『光秀、本能寺、したくなぁああ~~~い!』


 という、これを楽しませたかった。


 首取り物語は、最初なろうで書き始めたので、初めの設定を書いているうちに


『北条氏康の首を取る』


 物語だから、


『首取り物語だよね』


 と、考えました。



 つまり

 何を楽しませたいのか


『自分が明確に持っていないとヒットしない』

『楽しんでもらえない』


 というわけです。


 これが

『読者ニーズに合っているか』

 で、ヒットが決まるわけです。


 そこを初心者様は理解していないために、

「これ面白そうだから書いてみよ」

 と第1話から書き始めて、訳の分からない第1話になってしまいブラバされます。


 ですので、今まで書いて来たように『キャッチコピーに興味を引かれて読みに来た読者』が、その面白さを『1話目で味わえるか』で、読まれるかどうかが決まります。


 大抵の場合は。

(勿論その法則に当てはまらない、とんでもない作品もあります)


 何度でも言います。


 キャッチコピーの『ワクワク感』を『第1話で提供しないと』どんなに面白い作品でも、なかなかヒットしません。


 まあ、1話の面白さだけでヒットする作品もありますが、初心者の真似をするような方針ではないでしょう。



「ウナギ屋はにおいを売る」


 https://kakuyomu.jp/works/16816927860513975333/episodes/16816927860527163919


 キャッチコピーという「かば焼きのにおい」で釣られてきた読者が、どんなにおいしい「ステーキ」を出されても、「ちょっと待てよ」となりますよね。


 こういう事です。



 ◇



 マンガでは最初の4コマでヒットかどうかが決まると言われているそうです。


 進撃の巨人のあの扉絵。


「その日、人類は思い出した」

「奴らに支配されてきた恐怖を……」

「鳥かごの中に囚われていた屈辱を……」


 で、超大型巨人の顔のアップ。


 これで4コマ。


 あれでもう大ヒット間違いなし。

 と講談社は判断してのでしょうね。

 ジャンプは却下したそうですがww

 マンガ雑誌は全部読むというよりも「これ、おもしれ~新作が出た」で買って読むのでは?

 最近ことはよくわかりません。無料サイト多すぎて。


 それだけ出だしの4コマは大事です。

 それが「進撃の巨人」という作品名と関係ないのはマンガが絵による視覚効果を重視しているという特性を持っているからです。


 それがないWeb小説はカクヨムにおいては『キャッチコピー』なのだと思います。


 ここが魅力的でない作品は、まにまには自分が書きたくても書けません。

 現在もそういうアイデア・プロットは50個くらいあります。


 書いても自爆するだけなので。


 なので、普通の方は、できる限り『ランキング上位の作品』のキャッチコピーと作品名、あらすじ。

 そして第1話程度は読んだ方がいいと思います。


 まにまには眼が悪くなってしまい、ほとんど読めません。


 とにかく!


 読み合いをしている時間を削ってでも、上位作品を読みましょう。

 それと同時に交流もできればいいのですが、それも優先順位は自分で決めましょう。


 まにまにが昨年取っていた比率は、

「上位作品が4」

「自分と同レベルor戦国作品3」

「交流用、もしくは気に入った作品3」


 でした。


 もっと上位作品を見ればよかったなと、今では思っています。

 でもね。

 あまり読み過ぎると、自信喪失してしまう弱い奴なんです。


 だからこそ申し訳ないけど同レベルとか、その他の作品も読んで「ああ。ここは自分だったらこうするな」と考えていました。


 かっこつけないで。

 地を這ってでも良い作品を書きたい。

 そう思ったら、どんなことでもしたいと思うのが成功への近道なのかも。


 ただし人に迷惑をかけるとか、不義理をするとか、ルール違反だとかはやめましょうよね。


 多くの真剣に創作活動をされている方は、電車の中でもトイレの中でもアイデアを考えている。

 そこまでするかはあなた次第。


 あなたはどんなカクヨム生活を送りたいですか?



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