第26話:初心者の作品は『目次ページで』読者の半数がブラバする!

 まにまにはPDCAするためにグーグルアナリティクスを使用しています。


 最近は長編新作を書いておりませんのであまり見ませんが、書いている時はしょっちゅう、いや毎日数回計測をしていました。


 そこでわかった残酷なこと。


【作品の目次をタップしてくれた読者の40%が直帰=ブラバしている】


 今では50%になっています。

(首取り物語。理由は書きません。初心者には意味がないので)


 ヲタク光秀の際には30%前後。


 そしてこの創作論は25%。

 エッセイに至っては20%以下。

(エッセイは固定客がいるため)


 これは何を意味するでしょう?



 メンタルガードしてください。


【新人さんの作品の目次ページに魅力を感じなかった】

 のです。


 早い話が、せっかく【上手でないキャッチコピー】をクリックしてくれた方が、そこでブラウザバックしているのです。


 前にも書きましたでしょうか。


【そこで違和感を感じたのです】


「あ、これ違うな」

 と。


 つまり、キャッチコピーと作品名で騙された読者が、せっかくタップしてくれたのに、そこに書いてある紹介文でがっかりして逃げていくのです。


 あとは目次のサブタイトル。

 これは以前書きましたが、重要なのです。

 ここで

「第1話」「第2話」

 とだけしか書かないと、それだけで魅力半減。


 タグも書きましたか?


 できる限り

「内政/外交/戦略/戦術/作戦チート」

 などとワードを入れていくのが順当かも。

「スペース」でもいいと思います。


 あとはそれが

「スマホでどう見えるか」

 確認しましょう。



 ついでに書きますね。

 結構盛りだくさんになっちゃいますが。


 紹介文をタップしない限り、最初の「50文字程度しか表示されない」のです。


 ですのでその50字程度で、絶対に伝えたいことを書きましょう。


 その重要な部分に

「ナーロッパ大陸西にあるカクヨムン帝国の皇帝、アルファルファ15世は考えた。」


 とか書いて、興味が沸くでしょうか?


 沸く人もいますが、もっと重要なのは

「ワクワク感の持続」

 だと思うのです。


 キャッチコピーと作品名でワクワク感を持ってこの紹介文を読むのです、読者は。

 そこで

【固有名詞を連ねる】

 とどうなるか?


 一気に違和感というか、ワクワク感がそがれる。

 そこには

「この作品を読めば何を楽しめるか」

 をディスプレイする必要がある。

 ことにキャッチコピーと作品名で使用した【パワーワードの説明が必要】


 例)ざまぁというパワーワードを使ったら、「何に対してどういうザマァをするか」とか、【デスゲーム】だったらどういうデスゲームで、それをどう蹴散らしていくか。これを書かないと意味がないと思うのです。


 エッセイで書いたのですが、

 スーパーで夕食の献立を買いに来たいそがしい主婦がレタスを買おうとしたら、こう書いてありました。


「麗しの君がたおやかな細い手で丁寧に摘んだ芸術品のレタス」


 と書かれているのと、


「朝取り、シャキシャキ、新鮮、サラダにどうぞ。オーロラソースが最適」


 と書かれているレタス。


 どっちを【いそがしい主婦が買う】でしょうか?


 ここを間違えると、いくら麗しの君が丁寧に摘んでも買ってもらえないのです。


 だけど売り場が違うとまた別。

 自然食材売り場だと、また違ったディスプレイが最適解になりますね。


 ここはジャンル別トップランカーの作品を見て参考にしてください。


 タグもトップランカーの真似をしても良いのですが、PDCA仲間は結構きちんとした計測をして、タグの有効性を確認しております。


 つまり「トップランカーの作品はタグなど全く気にしない程のパワーがある」のです。


 そこまでいかない初心者はそう言ったセコイ手を積み重ねなければならないという事です。

 まにまにも含めて。



 では今回はここまでです。



 追記

 有難いことに、コメントで情報を頂き。

 書き忘れていたことを思い出しました(高度なことになるので)。


 フォローしている人は『直接最新話へ飛ぶことが多いです』

 でも新規ユーザーは50%以上ブラウザバックしている事を計測しています。

 どこへも飛ばないでブラバしている人のことを『直帰する』といいます。

 どこかに飛んでからブラバなどをする人のことを『離脱』と言います。

 ですからまにまにが『直帰』という場合は、そのページだけ見てブラバしていった人のことを指します。


 ですので最新話だけ読んで『直帰した人』も確認しておりますが、それではなく目次ページで直帰する人を計測した結果の確率を書いております。


 こう言ったことを書くと初心者向けではないので、省略しております。

 悪しからず。



 追記の又追記


 さらに情報を頂き。

 アプリではブラウザバックできないと。

 さらにどこまで読んだかわからないと。


 するとまにまにがやっているような方法。

 つまり『第〇章終わり』とかをつけておく。

 

 これを後で書こうと思いましたが、やった方がいいと思います。


 ヲタク光秀の目次にはそれをつけています。

 理由はまた後で。

 さらには魅力的で覚えやすいサブタイ。思い出せるものをつける。


 これをつけておけば結構途中から「どこまで読んだっけ問題」で離脱する人の予防につながるかと思います。


 でもアプリって無駄な部分が多いですね。

 反応は速いけど、融通が利かなさそう。

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