第18話:作家は読者に育てられると思う
ちょっとエッセイからの抜粋。
<ここから>
何時も御贔屓にしていただき、誠にありがとうございます。
こんなおいぼれの作品も読者様にえらばれるのだなぁと感慨頻り。感謝しかありません。
なろう様より移籍してきた主な理由が、このカクヨムコンでしたので一応の成果が得られました。
しかし色々な経験をさせていただき、「ここまででいいかな」という気持ちが大きくなりました。
PVを増やすことも重要ですが、やはり作品を楽しんでくれる方を大事にしたい。この気持ちがより一層強くなりました。
元々のモチベーションに戻って来た今日この頃。
「佐藤大輔チックな戦国物」を書きたい。読みたい!
これが実現しつつあることが一番嬉しいです。
色々資料を調べていて佐藤大輔氏の偉大さを思い知らされました。「途中で放り出す未完の大作家」とか言われるけど、資料を集めれば集める程、楽しいけど途方に暮れる。
あの当時、ネットがない状況の中、よくあそこまでの作品を書けたものだと敬服するしかございません。
同じことやってみないと分かりませんね。
カクヨムコンも同じ。
やってみないと、参加してみないと。
読み手もその内私のように書き手に変わるかもしれません。
自分の読みたい理想の作品像が出来てきた時こそ、作品の誕生なのだなと思いました。
そんなことを教えてくれた半年であったと思います。
全ての読んでくださった方に感謝。批判の言葉も去って言った方にも感謝。それで構想が大きくなりました。作品が濃密になりました。今後の方向性が決定しつつあります。
作家は読者が育てるもの。
皆さまも読者様に育ててもらうという特別な体験を致しませんか?
たとえ100文字でも書くと分かります。それを読んでくださるために工夫をし始める。それが読者様に育てていただく第一歩なのだと思った次第です。
大げさな事を書いてしまいましたが、本心からこう思いました。
<ここまで>
元はこっち
https://kakuyomu.jp/works/16816927860513975333/episodes/16816927861646927461
自分が
「昔、読みたかったものを書く」
これも大事。
そしてその作品のファンだった方と、その思いを共有することも、物凄い財産だと思います。
まにまにはIF戦記とミリタリー系、そして戦国時代ものの大ファンでした。
「コンバット」
「史上最大の作戦」
「遠すぎた橋」
「MIDWAY」
司馬遼太郎
そして佐藤大輔
特に
「覇王信長伝」の続きが読みたかった。
だから書いたんです。
首取り物語。
あの機動力で敵兵力を遊兵化させる。
直接支援砲撃。
時代を先取りした兵器の数々。
これらを成立させるための時代背景と、技術体系。
それに必要な、キャラと場所。
何が書きたいか?
『戦場のリアル』
でした。
でもその作戦の妙や外交戦術は、とても素人の手に負えず。
しかしでっち上げました。
『それらしく!』
そんなに細かくなくてもいいのだと、やっと知ることができ。
「楽しけりゃいい」
「楽しいはジャスティス!」
なのですね。
難しい設定は、自分は満足するけど、同好の志は満足するけど、一般受けはしない。
どのあたりに比重を置くかは、あなた次第。
まにまには『首取り物語』で自分のできる範囲で、設定に凝ってみました。それでも★1800、なろうで総合評価22800Pです。
『ヲタク光秀』で、歴史知識不要なギャグを戦国物で試しました。
こっちは試し書きだったために途中でぶれてしまい★776。
なろうで総合評価9800Pです。
今度はその中間を書いてみようかなと思います。
◇
自分の書きたいものと言っても、完全にオリジナルを書ける方はほんのわずかだと思います。
昨日今日、まにまには初めてAIイラストツールを使ってお絵描きをしました。
でもあれって、結局どこかの絵を膨大な数を学習して、それを合成するわけですよね。
時には二次創作三次創作になる。
本日はとりあえず、自分で描いた絵をベースに合成しましたが、どこかの絵師様の開発したテクニックを使っているはず。
https://kakuyomu.jp/users/pon_zu/news/16817330656157896850
でもそれは、小説も同じ気がします。
エッセンス、設定。その他いろいろなものは完全なオリジナルはない。
ほんどない。
でもそれでいいと思うのです。
完璧にパクリでなければ、「こんなの読みたいんだよな」というリスペクトする作品に似てしまうのは仕方ないんじゃないのかな?
これは、なろうテンプレよりもまだましなのか?
テンプレ要素を外さず、自分のキャラを使ってプロットを練っていくので良いと思う。
最初はそれで練習。
段々と守破離していけばいいのでは?
まにまにが特殊だっただけ。
たまにそういうラッキーヒットをずっと大作にして書き続ける方もいますが、大変でしょうねぇ。
自分の作品を書きつつ勉強することは、まにまににはできない。
数かいた方が自分には合っている気がする。
とりあえず新人さんは1万字書くのが良いのでは?
最初から長編書くと大変です。
キャラを先に考え、もう一人キャラを作る。
その掛け合いに適した場面を選択。
この方がいいかも。
最初から大きな広いグラウンドを作ると、それを十分に生かしきれない。
現在、なろうの主流は『異世界恋愛(溺愛)』の短編を打ち上げてから、その続編をすぐに連載始める、というスタイルです。
これ以外は、相当実力とファンがいないと日間総合ジャンルに載れないので、そのまま沈没する。
カクヨムは、同じジャンルのものを何作も書いてファンを増やすしかないのですかね。
「なろうは作品にファンがつく」
「カクヨムは作家にファンがつく」
こう言われています。
どうかファンをたくさん作ってください!
追記
ユーザーフォローをおねだりするのは重要です。
作品が面白かったら、次の新作が通知されるように『ユーザーフォローをしてください!』と書くといいですよ。
ちなみに
『まにまにもフォローしてね~~~♪』
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