第17話:ジャンル選びでPVは決まるのです(T_T)

 2023/04/20現在、カクヨムでは週間ランキング上位100位のうち、83作品が異世界ファンタジーか現代ファンタジーです。

 https://kakuyomu.jp/rankings/all/weekly



 あとは30位以下にラブコメが13作品。

 SFが3作品。

 恋愛ジャンルが1作品。


 これ以外のジャンルはありません。


 ラブコメと言っても異世界ファンタジーがらみのやつです。

 恋愛はいわゆる聖女物ですから、現地主人公型のハイファンです。


 つまり多くの読者のニーズはここにあります。


 あ、SFと言っても全部VRMMOですよ。

 シリアスな奴ではないです。


 ここに逆らって書くと結構苦戦します。


 なぜこうなるかというと、ほとんどの読者ユーザーは『ランキング欄から作品を探す』からです。

 それも総合ランキング。


 そういう仕様になっています。


 なろうでも同じ。

 ですが、あっちは2年前、異世界転生物を隔離してしまったため『異世界恋愛もの』『悪役令嬢物』しか目立たなくなってしまいました。

 理由は書きません。


 カクヨムでいちいち異世界ファンタジーランキングとか、現代ファンタジーランキングとか調べる人は、あまりいませんね。


 歴史物とかSFとかはいます。


 その救済措置として、カクヨムはを用意しています。


 それが【注目の作品】です。

 スマホ表示で、ほぼトップに出てくるおすすめ作品です。


 それ以外はランキングから探すのです。


 もちろん読者層が厚ければ厚い程、★がフォローが多くなりますので、トップを独占します。



 だから皆、異世界ファンタジーを書く人はなろうからカクヨムへ引っ越しをし始めています。


 そしてラブコメも。

 ここは今熱いです。


 なんといっても『キャッチコピーで煽れる!』

 あまり過激な表現にすると警告が来ますが、これで釣れる読者のなんと多い事か。


 SFなんかでもこのキャッチコピー戦略でヒットしている作品も。


 もちろん中身もその色が濃いのですがww


 以下、勝手に添付。


 作者 砂嶋真三

 巨乳戦記 ΛΛ

 https://kakuyomu.jp/works/16817330648495045364


 このキャッチコピー

 今でこそ

 本気の宇宙戦記を書きたいが、巨乳も好きなのだ。【お前、本気だったの?】


 という大人し目?のものでしたが、以前は


 諸君。私は巨乳が好きだ


 というとんでもない?ものでしたww


 SFで★3000超えるのはたまにありますが、それはだいたいVRMMO。

 でもこれはスペオペ?

 とりあえず艦隊戦とか白兵戦します。


 でもロリとかも出ます。


 私の好きなのはVRMMOで


 作者ぽち

 バランスの良い山本さん、デスゲームに巻き込まれる。

 https://kakuyomu.jp/works/16817139557842596441


 ★5400


 このあたりでも週間総合ランキングに載るのは至難の技。


 普通にSF書いていても読んでくれません。


 その点、戦国はいい?

 普通に書いていれば結構読んでくれる。

 ……でも相当下調べしないと突っ込まれるんですよね。

 普通の人は書けない。



 で、結局は安易な道は異世界ファンか現代ファンになるわけです。


 ミステリーは?

 ホラーは?

 聞かないでやってください。


 でもシナジー効果(他とミックスする)を狙えば結構いけるけど、そのミックス具合が結構難しく。



 穴場なのは現代ドラマ。

 ★100~200取れば一気にジャンル別5位以内に入れます。

 もちろん一気ではだめなんですけどね。



 今、学生さんなどが書くとしたら、『これから流行る』と思われるラブコメ一本で書き続けることをお勧めいたします。


「そんなのハズくて書けね~」


 という方は、

『一回R18をハーメルンかノクターンで思いっきり書いてみる』

 こと。


 これすれば恥ずかしくなくなります。


 まにまにはそれはやっていませんが、似たようなことはやっています。


 転生ヲタク光秀の日常。明智家の荒廃、この一戦にあり、各員一層奮励努力せよ!

 https://kakuyomu.jp/works/16817330649587318424


 これはヲタク光秀のSSですが、ぎりぎりR18狙いで書いたものです。

 これ書いてある程度免疫がつきました笑



 ◇



 ここ半年、まにまにがヒット作を生み出せなかった理由は、色々なPDCAをしていたためです。


 ヲタク光秀の例を取れば分かると思いますが、戦国ものを書けばある程度の作品をかけある程度の評価を頂けます。


 でもそれをわざわざ封印して、他のジャンル、しかも公募に挑戦していました。


 だから「自分ではスムーズに導入で来た」と思っても


テーマを選んで書いていた】


 のです。


 この理由は『自分が書きたかったから』


 なので爆死上等!

 という気持ちで書きました。

 一作入魂ですが、きちんと色々な試行をしています。


 AIを主人公にすると、どう見せれば一番いいか。

 MADな博士の活躍は?

 苦手なスパダリ描写の練習。

 元気のいい銀髪ロリ。

 教師ものの需要。


 などなど。

 もっとやりたいけどもうやれない。


 なぜならせっかくついてくれた戦国物ファンが離れていってしまうから。


 ですからできれば自分の書きやすいジャンルで、様々な要素を取り入れて書くか、様々なジャンルで読者ニーズを探るか。


 どれかをする必要があります。


 まにまには自分でやってみて、同じジャンルを一生懸命磨いていく方がいいのかなと思いました。


 でもそこで必要なことは、他のジャンルの作品。

 特にランキング上位の作品の(うける)要素を絶えずチェックして、それをミックスしていくことだと結論付けました。



 どうかご自分の道を突き進んでください。




 ◇◇◇◇

 大事なお願い


 もしこの作品がためになったと思われたら、★評価とフォローをお願いいたします。

 もっともっと多くの新人様に広めてください。


(こういう★おねだりは、するのとしないのとで10倍くらい違うと言われています)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る