第16話:カクヨムでは原則毎日1話更新ですが。キャッチコピーの重要性

 特殊な例があります。


 プロ級の筆力のある方、もしくはすごく自信のある作品。


 これらは最初の更新数を、最初3~5話出しても良いかもしれません。

 まにまにはヲタク光秀の初日は第1章4話を一気に放出しました。時刻を変えてアップしたのですが、これは一気でも良かったかもしれない。


 まにまにの初動はフォロワーさんによってある程度安定するので。

 でも初心者なら難しい所。

 ばらけて4話の方が新着欄に載る回数が多くなる。

 ただ99%オススメできませんが。原則は1日1話。



 この特殊例はヲタク光秀の場合は、『第1章で引き込めなければ爆死!』と覚悟しての作戦でした。


 そこまでをすごくブラッシュアップしたので。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330647991289437/episodes/16817330647992033804



 プロ作家さんの例。


 先に紹介した?

 月ノみゃんこにゃ~^^@確レア2巻発売中先生。

 辻ヒーラー、謎のもふもふを拾う。社畜俺、ダンジョンから出てきたソレに懐かれたので配信をはじめます。それはそうと、美少女有名配信者を助けた救世主が俺だとバレて、バズって大変なことになってるみたいですね?


 https://kakuyomu.jp/works/16817330654852640936


 これは途中まで1日1話。

 でも途中から2話3話という日も。


 理由はこれ。

 https://kakuyomu.jp/users/MintoTsukino/news/16817330656069287599


 まにまには、この先生の作戦をよく観察しております。

(フリー素材だそうで。勝手に引用ww)


 はじめちょろちょろ中パッパ?


【最初に一気に★がついてしまうと失速してそのまま墜落】


 この危険性があります。


 原則は

【段々と順位を上げていく】

 だから順位を上げるために一気更新。


 これです。


 この評論も2日目で週間1位になりました。

 その後9位くらいまで落ち。

 現在3位。


 色々としかけましたが、原則の「最初はゆっくり」を破ったためです。

 一旦、順位が落ち始めるとヤヴァいのです。


 基本原則は

【初動は★1つでもいい】

【読み專様の目に触れるようにする】

 です。


 それができる構成にしないと、多くの方に読んでもらえず

「どこが悪いんだ?私って才能ないの??」

 となってしまいます。


 いえいえ、才能は磨くもの。

 育てるもの。


 努力でいつかは日の目を見ます。

 Web投稿サイトで読んでもらいたければ、このような勉強・研究をしないと、たとえ読んでもらっても、ラッキーヒットで終わってしまいます。


 カクヨムには戦い方があります。


 なろうとは違います。

 アルファポリスとも違います。


 特にカクヨムは、自分のPV推移を簡単に見ることができます。


「どうしてここでPVが減るの?」


 これの原因追及をするのがカクヨムで生きていくための必須作業です。


 たとえばまにまにの最新作では、ここで28%くらいの人が離脱しています。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330655097705443/accesses

 の、第5話:超大物商人が来ちゃったよ!🎩


 ここがどうして離脱者が多いのか?

 この回になにか原因があるんだ、と。

 それを分析。

(これも、KAOKAWAさんがそれをしてね、という意図であると思う)


 理由は多分、

「余りにも知識をひけらかし過ぎた」

「超大物商人なのに、みんなが知らない歴史上の人物を出してしまい肩透かし」

 だと分析。


 数日前はもっとひどい離脱率でしたが、最近回復。

 すこし修正したためだと思われます。


 この修正後の変化はExcelで毎日変化を取っていくと分かりやすいです。

 本気で作家になりたければこのくらいやらないといけないと、まにまには思っています。


 あ、横道にそれますが、キャッチコピーもA案とB案を1週間ごとに変えて、PV推移を見るという手を、アライグマ……げふんげふん、初枝先生はされています。


 実はまにまにもしていました。

 もっと小刻みですが、A案からE案くらいまでを出し入れして、PV推移を見ておりました。



「そんなにPVないよ。俺の作品は!」


 という方。


 それは

【キャッチコピーが練れていないせいです!】


 先にも述べた通り、キャッチコピーが全てです。

 1話目を読んでもらえるかは、90%くらいキャッチコピーの優劣で決まってしまいます。


 ヲタク光秀のキャッチコピーは最初

「秀吉、そこどいて。安土サブカル文化作るから」

 という何とも情けないものでした。


 それを初枝先生のチャンネルで添削していただき

「光秀に憑依してヲタク文化広めてたら信長様にメッチャ気に入られた件」

 となり出発。


 結構いい滑り出しだったのですが、伸び悩み。


 決断。

 現在の

「転生ヲタク光秀。本能寺したくなああああ~~い!!」

 としたら一気にブレイク。


 転生というパワーワードを先頭に。

 ヲタク光秀でキャラのイメージを。

 本能寺したくないんですね。わかります。


 というわかりやすいものに変更しました。


 つまりここが肝という事。


 ここを「作品のイメージが伝わらないもの」にしてしまうと一気に可能性が吹っ飛ぶ。


 ついでに最近まにまにのメッセージや題名の先頭に👼のような絵文字をつけているのは、他の新着メッセージより目立つようにしているからです。


 末尾につけるより効果的。


 このようなPDCAをしてもまだPVはあまり増えません。


 それはなぜか?


 次回そこについて触れたいと思います。

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