第9話
さてと、今現在として外では雨が降っていると言ってもいい。
これには偽りの情報なんてものが含まれていないという事を信じてほしい。
信じて信じて、私がこの前の私よりも成長したという事を知ってほしい。
そうして、私が日々をどのように過ごしているのかを知ってほしい。
いや、面倒だな、「私はエナジードリンクを買った、傘の取っ手をくるくる回して遊んだ、口笛で演奏した」これくらいでいいだろうね。
私には今からやることがあるのだからね。
ん?
なにって?
そりゃあ、人生に飽きたのならやることは、たった一つしかないではないか。
まあ、確かに未練はあるさ。
(さて最後に私が初めから何と言っているのか訳が分からない人に向けて、分かりやすく一つだけ語ろうではないか。「女の子が車に殺された」この文があるだろう? では、そうだな空高くからその場面を見てみるとどうなるだろうか?「東京がある」うんうん、そうだぞ。ではもっと高くから見ようじゃないか「地球がある」もっとだとも!「太陽系がある」もっとだ!「小さな点がある」もっと!もっとだ!「 」これで少しは分かったのではないだろうか)
もう少し「この文を書き続けたかった」だとか「もっとうまい飯を食べたかった」だとか。
だがそれをやったところで私にとっては自分を消すのと同様に無意味な事なのだ。
そもそもとして無意味であることに意味は無いし、意味があることに意味は無いけれど。
いや、それに対して確固たる自信や確信があるわけではないが「はっとした」というのが適切だろうか、それが何ら根拠として成立しないことだってわかっているが、どうでもいいではないか。
人生と言うのは選択肢を選んでいくだけだろう?
まるで数学のように自身のパラメーターがそれによって変化していく。
ただそれだけのことだ。
科学という物は人類の発展を云云かんぬんとあるだろう? 結局のところ……
何も浮かんでこないな。
こんなお遊戯で命を投げ出すだなんて狂っていると思うかもしれない、だが、狂っているから何なのだ! 狂っていて良いではないか! 人に迷惑がかかる? どうでもいいではないか! 君達だって結局のところ私を娯楽として消費しているだけじゃないか! もちろん私はそれを望んでいるがね!
少し興奮してしまったが。!
まあ、あれだ、私の好物はエナジードリンクという事でな、最後くらいは好きな物を飲んで食べて(私の好物はキムチだぞ)さよならするのが唯一の……あれだろう。
「こんな終わり方はつまらない」
なるほど、だが私が逆張りを好んでいることを君は知っているはずだ、私が私のために私が楽しむために私が好きだからこれを行っていることを君はは知っているはずだ。
全ての作品が感動的で気持ちが良く、素晴らしい終わりを迎える。
一つくらい「1+1=3」でもいいじゃないか。
同じような物ばかり見ていたら疲れるだろう?
これが、何ら根拠として役に立たないと君は思ったはずだ。
エナジードリンクをすべて飲んでしまったよ。
美味しいと思えるものでしたね。
私は貴方の幸運を祈ることもなければ、貴方の意見を聞くつもりもありません。
初めに言ったと思いますが、私はどうでもいいのです。
良い明日を願っています。
もちろん嘘だとも私を信用しすぎだ。
ここまで、こんなつまらない文をここまで読んでくれた君には感謝しか出てこないと思うよ。
「おめでとう! 貴方は勝利した!」
「おめでとう! おめでとう!」
それでは良い文学ライフを。
私が初めに何と言ったか覚えているかな?
覚えているのであれば私はニヤリと笑みを浮かべるだろうね。
百合とはなんたるものか。 トリスバリーヌオ @oobayasiutimata
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