第10話 巨大なぬいぐるみを抱えて電車に乗る男性は勇者だろうか?
人の心って不思議なモノだよね。僕たち動物にだってもちろんソレはあるけれど、人間ほど複雑じゃないし、喜怒哀楽はいたってシンプルなものなんだ。人間は言葉を持っているから、自分の心の在り様ですら言葉で表現してしまうよね。
僕が知っているだけでも、ご主人の心の在り様を表現した人間が何人か居る。面白いことに、みんな例えが同じで「穏やかな湖みたい」なんだって。最初は僕もそう思ってた。海のような波もなくて、川のような流れも無い。そしていつも晴天に恵まれているご主人の心の湖は、その湖面に浪1つ立てることもなく、穏やかであることを表現するんだ。
けどね?僕は、ご主人の心はそんなモノじゃないって知ってる。それに気付くのは、それほど難しいことでも時間が必要なことでもなかったよ?もしも人の心を水の流れに例えるのなら、ご主人の心は確かに穏やかな湖面なのかもしれない。けれど、もしその湖面を目にすることができたとしたなら、それは〝風景〟じゃなくて〝絵〟なんだ。〝穏やか〟なんじゃなくて、〝動かない〟んだ。
心が動かない人間。なんて寂しい表現なんだろう。けどね、ご主人の絵には、いつのころからか僕が描かれているんだ。ただ湖面だけが描かれてたキャンパスに、いつの頃からか手前に岸が描かれて、そこが草原になって、ご主人と僕が座って、湖を眺めてるんだ。もしもその絵を誰もが見ることができたとしたなら、ご主人はもっと違った生き方ができたんだろうな。
外の空気が澄んでいるように見えたその夜を境に、華焔の生活を取り巻く人間関係は一変したように感じられた。きっと傍目には何も変わってないように見える。変わらず仕事上で関わる人々は訪れ、これまでと変わらない日々を過ごしているのは事実だったが、そうした人々が目にしない時間帯、華焔は1人で居ることが多くなった。その日より以前なら、華焔の仕事がひと段落したとしてもその場に留まり、また、留まるように周りが華焔を放っておかなかった。だが、今は彼をその場に留めようとする意志はどこにもない。ただ、華焔がパソコンを広げるテーブルの下で、秋色が華焔の用意したクッションの上に丸まり、時折その様子を見に来ているかのようにマスターが秋色のもとを訪れた。いつもと雰囲気の違う華焔の様子を気遣うかのように、2匹は時折華焔の様子を見上げていた。
今更かもしれないが、華焔は人間関係に無頓着だ。いや、無頓着というよりは興味が無いと言った方が正しいだろう。決して不愛想でも人を遠ざけるでもないが、理由がなんであれ、離れていった者たちとの関係を修復しようと試みることはない。よく、心の平静さを揶揄するのに湖面が使われることがある。海や川のような流れも波もなく、湖面を優しく、ときに激しく撫でる風もない。ほんのわずかな大気の揺らぎだけが湖面をわずかに触り、晴れ渡った日には、その湖面を目にする人にキラキラと太陽の光を反射させ、「綺麗」という印象を与える湖面。華焔の心はそんな湖面のようだと表現されることもあった。それを否定することも無かった華焔だが、本当はそうではない。もしかしたら、そのことを知っているのは秋色だけなのかもしれない。
園田親子が華焔と距離を置くようになって数か月が過ぎた。すでに軌道に乗っていた〝華色〟は、千絵の手が介入しなくなって多少は新客が減ったものの、生活に困るどころか、企業として順調と言えた。
華色にはジュエリー販売店の顧客が多い。個人客も居るには居るが、宝石をポンポンと購入するような超富裕層が顧客に居るはずもなく、ほとんどの個人客は1度限り(現時点では)の購入履歴しかない。とは言え、購入後にもクリーニングやサイズ調整、中にはリメイクで華色を訪れる個人も少なからず存在している。それが華焔という人物に起因していることは想像できる。
藤田 美樹はそんな人物の1人だ。華焔に想いを抱いてはみたものの、もともとの控えめな性格も手伝って、想いを伝えるどころか満足にアプローチすることもできない彼女は、それでも毎月1度ぐらいは華焔との連絡を試みていた。美樹にできる精一杯はアクセサリの相談や、最初に購入したピンキーリングのメンテナンスについてといった内容を〝メール〟で問い合わせるのがやっとで、直接会話することは稀だ。その場合、全てにおいて(と言っても数度だが)華焔からの電話だった。それでも、女性の恋心というものは、時に人の背景を鋭く見抜く。
舞原さんは素敵な人だ。自身の20歳の誕生日に、初めて宝石を買おうと決めたはいいけれど、どうやって選べばいいのか分からなければ、どこで買えばいいのかも右往左往。お店に足を向けたけれども、どうにも私には敷居が高いような気がして、店内に足を踏み入れることも容易じゃない。自分で自分に買うっていうのがなんとなく恥ずかしくて最後になってしまったけれど、友達に相談して、2人で見つけたのが華色だった。
正直言って一目惚れだと自分でもわかっているんだけれど、その手の気持ちは自分で抑えられそうにもない。わざわざ岐阜から時間をかけて出てきた甲斐もあったなと。
舞原さんには彼女さんが居る。ずっと私はそう思ってきたわけだけども、なんだか最近、もしかしたらフリーなんじゃないかって思い始めた。もしかしたらそれは私のそうであってほしいっていう願いが、私自身に暗示をかけてるだけなのかな?って思ったりもするけれど、なんだか雰囲気が変わったって感じるの。逆に言えば、最近華焔さんに何かあったってことだと思うんだんけれど、それを直接聞くほどの勇気は私には無い。それでも、自分でどうしようもない華焔さんへの想いっていうのは、私の背中を少しずつ華焔さんに向かうように押してくる。
最初は月に1度程度のメール。そのサイクルが3週、2週と短くなったころ、話すことばは電子の中での文字から姿を変えて、同じように電子の中なのだけれど音声へと姿を変えた。もしかしたら彼女と別れたことで寂しかったからかもしれない。〝寂しい〟ほどではなかったけれども、それまで彼女さんに費やしていた時間が空いたからかもしれない。もしかしたら彼女さんなんて存在は最初から居なくて、私が一歩を踏み出せなかっただけなのかもしれない。それどころか、私が恋心を持ったからってだけで、他の人たちはそれなりの頻度で華焔さんとやり取りしているのかもしれない。どれもこれもが臆病な憶測にしかならないのだけれど、〝他の人〟が私のような女性だったらと考えたら、いたって健康体な私なはずなのに胸が苦しくなる。存在するのかも知れない誰かに嫉妬するなんてって思うのだけれど、まだ相手が私の気持ちに気付いていない時期、片想いの時間の中では誰もがこんな風に自分で自分の感情を玩んでしまうんだろうな。
キッカケやタイミングはいつ訪れるのか誰にも分からない。場合によってはそうだと気付かないことだってある。そしてキッカケは悪い方向に転げ落ちることも、いい方向に転じることもある。私にもそれは訪れたんだ。
「どうして・・・ここに居るの?」
世の中が新しい年を迎えて3日目の昼過ぎ。よく晴れた外の日差しが足元から腰の辺りまでを照らし、快適に管理された室内の温度と相まって穏やかな心持を届けている。ベッドの上でその日差しをぼんやりと眺めてから窓の外へと視線を移すと、背の高い木の枝には白い雪が見て取れた。どうやら昨晩に降った雪は、見た目に暖かな日差しに耐えてその場に留まることを許されたらしい。雪の表面がキラキラと光を反射させている様を見て、思っているよりも外は寒いのだろうかなどと考えていた矢先に、静かに、それでも扉が開いたことを知らせる音に藤田 美樹は振り返った。その視線の先、美樹がベッドの上で上体を起こしている部屋の入口に立っていたのは舞原 華焔だった。
「なんでも何も・・・心配したし、煽るような連絡は来るし・・・」
12月31日の夜。美樹は華焔と少しばかりの時間、電話で言葉を交わしていた。それは年末のご挨拶という体裁を得た美樹の至福の時でもある。
「ホントは行きたくないんですけど、友達と初詣に行くんですよ。勝手に決められちゃって・・・また明日、今度は新年のご挨拶、させてくださいね」
その言葉以降、華焔と次に会話を交えたのは今だ。つまり、新しい年にあっては1月3日になって初めて声を互いに聞いたことになる。その声は美樹がもっとも聞きたかった声色であると同時にもう二度と聞けないと覚悟した声でもあった。
美樹が横になっているベッドは女性の部屋にはあまりにも素っ気ないベッドだ。シーツや布団、枕のカバーすべてもやはり素っ気ない白い無地だ。個人の部屋と言うにはあまりにも広いその部屋の天井を見れば、何本かのカーテンレールが途中で曲がるように設置されていて、それらが全て閉まっていたとするならば、大きな部屋に4つの空間が作られるようになっていると分かる。美樹が居る場所は〝病室〟だった。
「1日に連絡してくれたの、アレお姉さん?まったく・・・そっから連絡取れないし、何かあったって思うじゃない」
華焔の質問には心当たりがある。確かに姉に頼んで、1月1日の夕方に自分のスマホから連絡をしてもらった。「もう会わない。連絡もしない」とだけ伝えてほしいという頼みを引き受けてくれた姉が、実際にどう言ったのかは教えてもらっていない。姉はただ「伝えたよ?ホントに良かったの?」と言ってきただけで、美樹はそれに言葉で返すでもなく、ただ頷いただけだった。もちろん、その首から上の動きのせいで、必死にその場で耐えていた涙が振り落とされたかのように布団を濡らしたのは言うまでもない。
「なんて聞いたの?」
「いや、その前に、布団被って横になるか、正すかどっちかを先にしてくれないかな?」
そう言うと視線を窓から見える外の方へと視線を向けた華焔が、何かに気付いたらしいことを知らせている。場所は病室でベッドの上。実を言うと確かに寝起きに近いモノがあるが、頭にも包帯が巻かれ、ギプスこそしていないものの、布団の上に置かれている左腕にも肘から下が包帯しか見えない。もしかしたら寝グセぐらいあるのかもしれないが、正直なところ、ソレがあったとして整えるのも一苦労だ。美樹はその一苦労の主犯だろうと思っている自分の左腕に視線を移すと、視線が移動する道中であってはならないモノを捉えた気がし、瞬きと同時に自分の胸元へと視線を移した。
「あっ!・・・いや、えっと・・・」
決して大きくはないが、一般的な谷間を作れるほどにはある胸が、辛うじてその頂上が隠れている程度にしか隠れていない。美樹自身、形には自信のあるその胸には、ブラという隠れ蓑も無く、一瞬どこかの旅館のものかと思ってしまいそうな浴衣は、旅館の寝起きにありがちなハダケ方に近い。掛け布団で上手く隠れているが、仮にそれを退けようものならヘソ辺りまで見えるような惨事かもしれない。
左腕が使えず、右手も痛みでままならない。なんなら全身にも痛みは残っている美樹は、身動ぎで何とかならないかと思いはするものの、思い通りにならない四肢が、ヘタをすれば〝惨事〟でなんとか治まっていた状況を〝大惨事〟に発展させかねないと動くことを諦めた。華焔と視線を合わせたくとも合わせられない。
「あ、あの~・・・ヘンな意味ではないんですけど・・・な、直して・・・もらえませんか?そ、その際に何かあっても、不慮の事故ってことで・・・」
自分で発した「不慮の事故」という言葉に微かな、それでも確かな動揺を感じはしたが、おそらく今は〝お互いに〟それどころではない。まずは今の景色を変えることが最優先だ。
「あぁ・・・そうか。ゴメン。手伝うよ」
いつから美樹のその状態に気付いていたのか(たぶん、最初からだろう)は分からないが、その状態を直す必要のない空間だったとしてもそうしなかった(できなかった)原因に思い至ったようで、華焔の表情からすっと照れるような印象が無くなった。まるで蝋燭を消した直後に立ち上る煙を手で煽ったようだ。真面目な、それでいて優しい表情を1つも変えず、浴衣の身頃を順に引き寄せる。実際、自爆には辛うじていたらなくとも大惨事だった腰から下を目にしただろう華焔の目は、可能な限り自分の指が肌に触れないように集中するあまりに、まるでその大惨事が目に入っていないかのようだ。最初こそその様子にあらぬ妄想が美樹を襲ったが、華焔のその目にやがて引き込まれ、もしこれを他の誰かが目にしたのなら〝事件〟にさえ発展しかねないその光景の中でも2人の表情は引き締まったモノだった。
「さてと、コレでいいかな」
「あ、ありがとうございます。けれど、いったいどうやってここに?」
たぶんイロイロ見られたであろうことを思い出したのか、美樹はうつむきながらに言葉を発した。少し言葉に涙が隠れているように思える声だ。
「うん?電車」
「いや、そうでしょうけど、そうではなくてですね!姉が教えたんですか?」
「ハハ、うん、知ってる。キミのお姉さんが教えてくれたのは事故にあったことと、大きな怪我、それと連絡を絶つっていう3つだけだよ」
美樹の前に手のひら側を向けた華焔の握りこぶしから最初は人差し指が上がり、次いで親指が広がり、最後に中指が話に合わせて起き上がった。2番目が親指な辺りが華焔らしいといえば華焔らしい。
「それだけならどうしてここが?」
「いや、住所は知ってたからね。家から近い順に大きな病院を全て回るつもりだったんだけど、最初のトコロに居てくれて助かったよ」
たった3つの明確でもない情報で華焔は美樹の居る病室にまでたどり着いてみせた。その行動力にも驚かされるところだが、「初詣に行く」とは言ってもドコとは言っていない。それこそ、三重県の伊勢神宮や愛知の熱田神宮など有名どころにも行けない距離ではないのだから、道中での事故だった場合、今日中に見つけられない可能性だって十分に考えられる。そうなった場合どうしていたのだろうかとふと疑問が浮かび、そのままに聞いてみると「見つけるまでどっかに泊まる」と平然と答えられた。いくつか会話を重ねてふと気が付くと、美樹は自分の中にあった後悔や迷いが無くなっていることに気付いた。美樹は全てを話し始めた。
事故は初詣の帰りに起こっていた。気乗りしなかったが、帰る足も無く、他の一緒に行った友達もそれぞれに帰る方法を決め、ある意味残された美樹は同じ町内に住む2つ年上の男性に車で送ってもらうこととなった。
送ってもらっているのだからと話しかけてくる内容にそれなりの受け応えをするものの、知っている相手とはいえ、会話の内容があまり好ましいものではない方向へ変わっていくことに嫌気が差した美樹は、眠気を装うことにした。
それがいけなかったのだろうか。本当に寝てしまわないようにいう思いとは裏腹に眠りに落ちた美樹は、突如激しい痛みに襲われることとなった。何が起こったのかは分からない。けれども、自分が事故に遭ったのだということは朧げに認識できた。複数人の声が微かに聞こえたけれど、運転していた男の声は聞こえない。運転していたのだからと思う辺りで再び激しい痛みに襲われた美樹は、先ほどとは違う意味で眠りに落ちた。
「それでね、イロイロと傷作っちゃった・・・跡が残るものもありそうなのね。けれど・・・さっき見えたかもしれないけど、一番大きなケガだったのは、腰・・・よりもちょっと下のトコに車の部品かな?パイプみたいなのが突き刺さっていたらしいの」
幸いなことに、あまり深く刺さってはいなかった。正直に言ってお尻に近い位置だったことも幸いして、内部に損傷は見られなかった。けれども不幸なことに、そのパイプは衣服を傷つけてはいなかったことを知らされた。
傷の位置から考えて衣服・・・パンツとショーツを突き破らずにその位置に何かが刺さることは考えられない。そうなると、その2つを脱ぐまではしないにしても、降ろしていたとしか考えられないが自分で降ろすわけがない。それは不可解なコトなのだが、さらに、最も不可解なことがあった。救急隊員がパンツに広がる血を見て救急車の中でパンツを割いた。つまり、発見時には2つとも履いていたのだ。
「まって、それ以上は言葉にしなくていいよ。分かったから。けどね、ソレが僕を避ける理由になるのはちょっとヘンじゃない?」
確証はどこにもない。けれども、性的なイタズラをされた、もしくはされようとした。男は運転している身でありながら、イタズラに新規が集中してしまい事故を起こした。イロイロとパニックになった男は、事故よりもイタズラの露見を恐れて美樹を元に戻した。もしかしたら戻すために刺さっていた何かを引き抜いたかもしれない。そして幸運なことに、そこでイタズラがあったのかどうかは、事故とケガ、出血、そして応急処置が全てを隠匿した。
美樹はその結論が出るまでにそれほど悩むこともなければ、時間を必要ともしなかった。美樹がこれまで接してきた限りの華焔は頭のいい人だ。細部で異なることや、より深くまで答えを導き出しているかもしれないが、同じ可能性はすでに頭にあるだろう。
「ヘンって?」
「僕はその男じゃない。僕は美樹ちゃんが知ってる舞原華焔だよ。2人の間では避けるようなコトも避けられるようなコトも起こってない。関係性が変わる理由が無いんだよ。・・・それとね?笑顔を見たかったからお見舞いの品、コレにしてみた」
そう言うと華焔は腕を体ごと伸ばすようにして、隣の空いているベッドのカーテンの影から何かを取り出した。それは巨大な白い猫だ。その猫は美樹の脚の上に置かれたが、その大きさにはまるで似つかわしくない重さしかない。その猫の視線と美樹の視線が真正面からぶつかり合うほどに大きい。それは美樹が最も好きなキャラクターの巨大ぬいぐるみだった。
「最大のポイントはね?コレ、名古屋で手に入れたんだけど、コレを入れられる袋が無かったってコトんんだよ」
涙が急速に乾いて消えるなどということはない。けれども、涙が出てしまうような感情は瞬間的に跡形も無い。「袋が無かった」というのはたぶんウソだ。売っている以上、ソレは用意されていると考える方が自然だ。けれどたぶん、この人は本当にこの子を包み隠さず抱きかかえたまま、岐阜の・・・美樹のところにまで運んで来たのだろう。その様子が容易に想像でき、その姿は美樹に笑顔をプレゼントできる。
「アハハ・・・アイタタ・・・もぅ、笑わせないでくださいよ。まだイロんなところイタイんですからね?」
「そりゃゴメンよ。笑わせるつもりは・・・マンマンだったんだけどさ」
もとから私は華焔さんが好きだ。もしもそうじゃなかったとしても、今日のこのわずかな時間の華焔さんに接すれば、好きにならずにはいられないだろうな。何もかもがカンペキすぎるじゃない。
もともと私は華焔さんが好きだ。そんな私だからこそ。
「マンマンかよぉ。けれど、ありがとうございます。私がイチバン痛かったトコロはもうイタくないです。華焔さん・・・大好きです」
恋会(こえ) @jm-system
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