第7話 作戦会議
「あの怪物は、いったいなにをいっていたんだい?」
彼女は
「私の顔〜って言ってましたけど、あと少しは聞き取れなかったんですよね。ごめんなさい。」
俺は
「いやいや!謝らなくていいですよ、てかあの怪物は、女性の方だったんですね。」
彼女は少しクスッと笑った。
「怪物に男も女もないでしょ〜」
自分は頭の中で、それもそうかと思った。
彼女が
「子供ちゃんもいて危ないので、少し作戦考えませんか?」
「確かに自分たちはいいが、子供はなんとかしないですね。
何かいい案はあるんですか?」
「私の憶測なのですが、あの怪物、私の顔と言われてましたので、自分の顔を鏡で見せれば、何かわかるかもしれないと思ったのですよ!!
あくまで私の考えですが・・・」
自分は答える。
「鏡なんてどこにあるんですかね〜」
彼女が答える。
「え! あなた私が来る時に、髪整えてませんでした?」
頭の中で
「あ! 鏡あったな、やべ〜格好つけたのバレたか」
少し誤魔化したような感じで
「あ〜ありましたね〜」
ちょっぴり自分が恥ずかしくなった。
彼女が
「あれ?どうかされました?」
「いや! なにもないですよ〜
子供を安全なところに〜」
話をはぐらかした。
「そうですね〜」
子供をレールがない隅に座らせ、自分たちも座った。
彼女から
「作戦ですが、次にあの怪物が出たら、あの鏡に私が誘導しますね。」
「俺は何したらいいんだい?」
「あなたは、ここで、待機しといてください。」
自分は、今回も何もできないと情けなさを感じた。
「あれ?何落ち込んでるですか?」
「今回も何もできないので」
「いやいや!あなたは子供ちゃんを守る使命があるでしょ!!
あの怪物もどのような行動を起こすかわからないので、私1人だけでは守りきれないので」
頭の中で
「なんて、いい子なんだと、心の中の目頭が熱くなった」
自分は言った。
「なんか、ありがとう、その作戦で行きましょう」
彼女が
「子供ちゃんも寝てるので、私も少し疲れたので休憩しますねと、眠りに入ってしまった。」
こんなところなので、さすがに寝れまいと自分は睡魔必死でこらえた。
さて、これからどうなるのかね〜
夢の中 @katuo0607
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。夢の中の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます