【16】魔女の病(小豆沢さくた) その後のやりとり


【16】魔女の病(小豆沢さくた)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888453714



□小豆沢さくた

2024年11月3日 16:32


小豆沢です。

じっくり感想ありがとうございました。拝読いたしました。

いやほんっと、どれだけ指摘されるんだろうと、めったに増えないPVがもりもり増えていく様子に半ば怯えておりましたがw、思いのほか評価していただいて安堵しております。


以下、ご指摘の箇所について返答します。



第一話


>花を取ろうと手を伸ばしたのに、花の上にいる妖精に後から気付くのは何故?と初読時に感じられました。

>花を取るために根元を見ていた&フードを目深に被っていた。

>なので花が見えなかったと解釈できますが、解釈するまでもなくそうわかる情報が欲しいところ。つまり「妖精が視野外にいる根拠」。


これはローエが「花しか認識していなかった」ため、と言いますか。

ローエは最初、花弁の上にいるイムの姿が見えておらず、『どこ見てんの、ここよ』と声を掛けられて「目を凝らす」と、初めてイムの姿を認識できた、という感じです。

こう、感覚の鋭い人が意識することによって、人ではない何かの気配を察する、みたいな感じが書きたかったのです。


>「七彩」は「なないろ」です? ここはルビが欲しいかも。


七彩しちさいです。ルビ振りますね。


>>『あたしはずっとここにいたわ。ねえあんた、あたしの花をどうするつもり!? 見世物にでもする気?』

>効用を聞いた後だと「見世物にする」が最初に浮かぶのは微妙に感じます。綺麗なだけじゃないですからね。

>売り飛ばすとか、そっちの方が先に来そう。


見世物云々は削除も含めてちょっと表現を変えます。

私なら見物料取って見世物にして、触りたい人からは法外な金額をぶんどって商売にしたいですw


>>その杖は、ずっと魔女と共に時を経てきた代物である。堅い木製で、上部の先端は渦のように何重にも丸まっている。節くれだった柄には、握る魔女の手の形に沿って窪みができていた。

>ここは「魔女と共に時を経てきた」を「魔女の手の形に沿って窪み」を繋げた方が直感的。


なるほど修正します。


>>『ねえ、あたしの花は、花びらが一枚でもなくなると、すぐ枯れちゃうの。葉っぱが少し傷つくだけでもそう。この姿じゃなきゃいけないの。この沢の水がないと枯れちゃうの』

>「花が枯れたら彼女がどうなるか」もここで言及すれば確実かと。


明記せずとも伝わるかと思いましたが作者のエゴですね。補足を考えます。


>> 魔女は肩を上下させ、大きく息を吐く。

>ここはどういう感情による動作なのかわかりません。

>驚きならもっとわかりやすい方が。


やれやれのため息でした。補足します。


>>魔女が被っている外套の頭巾を他人の前で外すのは、いつ以来だろうか。

>ここは読者の想像外の外見であれば、なおよかったかも。

>人目を避けて隠し続けて来たのが納得できるような。

>魔女の半生がかいま見えるような特徴があれば、なおよし。


ああーここ、そうですね、ローエは自分が魔女であることを世間から隠したかったのもあって、心理的な意味でも常にフードを被っているのですが、500歳オーバーのシワシワなおばあちゃんの見た目を隠す意味でもありました。イムがちらっと言及していますが。

もうちょっとそれっぽく描写を補完します。

フードを被る・脱ぐは、ローエの心情を現すにも使えそうなので、二話以降もそのあたり見直そうと思います。心を開く=フードを脱ぐ、みたいな感じの。


>> しかし、決して消えない深い後悔は、それらを一瞬で真っ黒に塗り潰し――。

>ここは後悔が現在進行形に感じられるのでイマイチ。

>この書き方だと、人と関わることを辞める流れに感じます。

>「今しも後悔が塗りつぶす」でなく「塗りつぶされていた」的な書き方の方が適切かと。久しぶりに人の温もりを思い出せたわけですから。


ローエの後悔としては現在進行形で続いています。ローエが人と関わることについては総評でも指摘がありましたので、そちらと併せて修正を考えます。



第二話


>>しばらく植物の採取に夢中になっていたが、ふと風に乗って、ローエの耳に犬の必死な鳴き声が届いた。

>ここは繋ぎが不自然。

>同じ内容でももっと書き方がありそう。


ここは書き方に迷った箇所でした。森の中の異変を知らせるために小鳥の出番を増やしてもいいかも、と、今思いました。


>>ローエは身を屈めて木の陰に隠れ、崖下の様子を伺った。

>ここは崖の手前から近づいたんですよね?

>だとしたら、崖下の様子は見えないはずです。

>狼がいるので、崖っぷちまで行けてないんですし。


もうちょっとわかりやすい位置関係の描写を検討します。


>>(子犬じゃあなかったさ!)

>ローエさん、興奮気味?w


ここのローエは驚いていますw


>>ローエは呪文を唱え、杖の先端にこぶし大の風の塊を生み出す。そして一番近い狼に向けて、杖を振り上げた。

>ここのアクション場面は及第点。

>わかりやすくはあります。


作中唯一のアクションシーンですが、メインではないのでシンプル描写を心掛けた箇所でした。わかりやすく書けているのであればよかったです。


>>「魔女さんが、『伝説の魔女』なんでしょ!? ずっと昔、流行はやり病やまいの国を一人で救ったって、本当なんでしょ!?」

>ここは、魔女が二つ続いて語呂が悪いです。

>「伝説の癒し手」とか呼び名をどちらか変えたほうがよいかと。伝説の魔女って複数いそうだし。


この物語の中では「伝説の魔女」=ローエであることが重要でして、ジュヌの台詞の語順修正を考えます。(が、10歳の子の語彙なので、こんなものでは……という気持ちもあります)



第三話


>>いつどこで、魔女の存在を仄ほのめかすような言動をしただろうか。ローエは、人里に立ち寄る際は必ず行商人や旅芸人を装い、魔女であることは完璧に隠していたはずだ。

>ここは明確に違和感。

>イムと暮らし始めたのはごく最近で、結界の外に出たのは少年と出会った日だと読めます。この間人里に出たことはなく、それ以前から人間とほぼ関わって来なかったローエの素性を知り、最近の動向を知る者がいるとは到底思えません。


ここは言い訳になりますが、ラストへの伏線になる箇所ではあります。が、うーん、もっと自然な流れになるような書き方を検討します。


>>「あんたの、おばあちゃんは……どんな、具合だい?」

>> 息が苦しくなり、ローエの言葉は途切れがちになった。

>ここはもう少し押し殺した心情の方がいいかと。


確かにそうですね。トラウマが蘇ってはいますが、もうちょっと表に出さない描写を考えます。


>>「そうさね、わたしも初めて聞いたよ。あのねイム、薬は作れる?」

>初めて聞く病なら、この前の受け答え、

>>「魔女さんでも治せない?」

>>「いや、大丈夫さね。少しお待ちなさい」

>は多少不誠実さに感じます。

>より正しくは「私には無理だが、大丈夫」と答えるべきかと。


「いや、(イムがいるから)大丈夫さね。少しお待ちなさい」というのと、なんでも治せる魔女でありたいローエのプライドからの、この発言でした。

「あのねイム、薬は作れる?」の部分を、念押しする感じに修正します。


>>「他の人には絶対に秘密さね。魔女に会ったことも、魔女から薬をもらったことも、絶対に誰にも言ってはいけない」

>童話だと絶対破られる系の約束だ!


ここはジュヌを信じるしかないです!


>>一旦はあの崖まで行くから、まっすぐ帰りなさい。その先はアマ、あんたなら帰り道がわかるね?」

>真夜中に山奥スタートは流石にどうかと思います。犬がいるとは言え、暗くて歩けやしません。

>明かりを持たせてやるか、完成を夜明けにずらすべきかと。


魔法で明かりを持たせる方向にします。他の動物避け効果+家周辺に到着したら明かりが消えるような魔法で。


>「妖女サイベルの呼び声」とか、そんな感じのファンタジーでしたし。


この作品を存じなかったので調べました。昔のファンタジー小説なのですね。


>>この小屋を無意識に同じ造りに仕上げてしまうほど、ローエには思い出深い場所である。

>この一文も過去形に統一すべきかと。


ここも文末を迷った箇所でした。ローエ的には後悔もそうですが、現在進行形なので……。



総評について


▷キャッチコピーについて


>>魔女はね、隠し事はしても嘘はつかないのさ

>これも前半で登場するも、さしたる意味はなかったので保留。後半でテーマを象徴することに期待。


キャッチコピーについては、実はもう一文の候補と迷っていて、ただそちらにすると私的にはネタバレに近い雰囲気になってしまうように感じていて、現在の一文を掲げています。

もし梶野さんが最後まで読んだら、どちらがいいかご意見をいただきたいです。現在の一文も物語のテーマに関わってはいます。

迷っているのがどの一文かは、最後まで読んだらおわかりになるかと思います。たぶん。


▷あらすじについて


>あらすじはいまいち。


ばっさり!w

修正を検討します。

あらすじは難しくて悩みどころです。


▷文章について


褒めていただいて大変嬉しいです。

大幅改稿時に、頭をぐつぐつさせながらがんばった甲斐がありました。


>一つだけ疑問があるとすれば、時折混ざるゲーム的な言葉遣いですかね。


このあたりは意識して修正します。ゲームの雰囲気に寄せる意図はありませんでしたので。跳躍ジャンプのルビも適当な語彙が見つからなくて、自分でもちょっと違和感がある箇所でしたので、他の書き方を模索します。


▷ストーリーについて


>理想的な「起」と「承」ですね。


ありがとうございます! と言いつつ、作者的にはここまでが「起」の認識でした。四話~六話が「承」、七話が「転」、八話が「結」です。


>ローエの「償い」の矛盾


ここはよく読み返して、時間をかけて修正していきます。

企画が終わったら最後まで読んでいただけるようなので、それまでに修正できれば理想かなと思います。一か月後くらいですかね?

間に合わない可能性もありますが、修正が終わったらその際はどこかにご連絡します。続きを読むのは梶野さんのタイミングでどうぞお願いします。


▷キャラについて


>今作ではイムは文句なしですね。

>描かれ方も立ち位置も性格も百点です。


ありがとうございます!

イムは淡々な雰囲気の中で物語に彩りを添える存在です。ビジュアル的にも。


>ローエも性格はよいのですが、問題も幾つか。

>一つはストーリーで触れた「償い」について不明瞭である点。

>もう一つは、やはり台詞の口調ですね。


「償い」については前述のとおりです。

台詞の口調は、大幅改稿時に「~さね」とそれに準する口調を少し減らしたんです。主人公なので台詞も多く、読んでいてちょっとくどいなと思って。

でもそれが違和感に繋がるのであれば、見直しを検討します。


>・幻想的な描写の妙は一読の価値あり


この評価、めっちゃ嬉しかったです!!


>「派手じゃない方のジブリ」みたいな感じですね。


アリエッティとかマーニーとかですかね。


>もちろん、最終評価は読み終えた後が本番ですが……w


かっ、覚悟しておきます……!

なるべく修正しておきます!


この度は本当にありがとうございました。

自分では気づけなかった貴重なご意見、修正の参考にさせていただきます。


今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

あとちゃんと寝てくださいね!!



■梶野カメムシ

2024年11月3日 20:11


>小豆沢さん


>小豆沢です。

>じっくり感想ありがとうございました。拝読いたしました。


こちらこそ。大変お待たせしました。


>いやほんっと、どれだけ指摘されるんだろうと、めったに増えないPVがもりもり増えていく様子に半ば怯えておりましたがw、思いのほか評価していただいて安堵しております。


それはもう、「じっくり読み込む」企画なのでw


>第一話


>>花を取ろうと手を伸ばしたのに、花の上にいる妖精に後から気付くのは何故?と初読時に感じられました。

>これはローエが「花しか認識していなかった」ため、と言いますか。

>ローエは最初、花弁の上にいるイムの姿が見えておらず、『どこ見てんの、ここよ』と声を掛けられて「目を凝らす」と、初めてイムの姿を認識できた、という感じです。

>こう、感覚の鋭い人が意識することによって、人ではない何かの気配を察する、みたいな感じが書きたかったのです。


それはそのまま、「目を凝らす」と書いたほうがよいかと! 後は「次第に見えてきた」的に書けば確実。


>見世物云々は削除も含めてちょっと表現を変えます。

私なら見物料取って見世物にして、触りたい人からは法外な金額をぶんどって商売にしたいですw


「売り飛ばす」「見世物にする」両方並べてもいいですね。


>>「花が枯れたら彼女がどうなるか」もここで言及すれば確実かと。

>明記せずとも伝わるかと思いましたが作者のエゴですね。補足を考えます。


まあ私も想像はつくんですがね。一応。

もしかすると後の伏線かもしれないとは思いました。

「枯れても死ぬとは言ってない!」的な。


>ああーここ、そうですね、ローエは自分が魔女であることを世間から隠したかったのもあって、心理的な意味でも常にフードを被っているのですが、500歳オーバーのシワシワなおばあちゃんの見た目を隠す意味でもありました。イムがちらっと言及していますが。

>もうちょっとそれっぽく描写を補完します。


私は「追放者の烙印」的なものを想像しました。

それか片目を潰されてるとか、手ひどい傷跡とか。


>フードを被る・脱ぐは、ローエの心情を現すにも使えそうなので、二話以降もそのあたり見直そうと思います。心を開く=フードを脱ぐ、みたいな感じの。


いいと思いますね。


>ローエの後悔としては現在進行形で続いています。ローエが人と関わることについては総評でも指摘がありましたので、そちらと併せて修正を考えます。


ここらへん、「過去であり現在も続いている」という書き方をすればよいと思いますね。簡潔に書く必要があるわけでもないですし。



>第二話


>>ここは崖の手前から近づいたんですよね?

>>だとしたら、崖下の様子は見えないはずです。

>>狼がいるので、崖っぷちまで行けてないんですし。

>もうちょっとわかりやすい位置関係の描写を検討します。


それこそ小鳥を使うとか。鳥の目を通して見る魔法的な。


>この物語の中では「伝説の魔女」=ローエであることが重要でして、ジュヌの台詞の語順修正を考えます。>(が、10歳の子の語彙なので、こんなものでは……という気持ちもあります)


なるほど。意味があるならまあ。

台詞についても、まあ確かに……「お婆さん」とか他に形容はありますけどね。


>第三話


>>ここは明確に違和感。

>>イムと暮らし始めたのはごく最近で、結界の外に出たのは少年と出会った日だと読めます。この間人里に出たことはなく、それ以前から人間とほぼ関わって来なかったローエの素性を知り、最近の動向を知る者がいるとは到底思えません。

>ここは言い訳になりますが、ラストへの伏線になる箇所ではあります。が、うーん、もっと自然な流れになるような書き方を検討します。


ふむ。ここは最後まで読み終えてから、改めて考えましょうか。上手い隠し方もあるかもですし。


>「いや、(イムがいるから)大丈夫さね。少しお待ちなさい」というのと、なんでも治せる魔女でありたいローエのプライドからの、この発言でした。

「あのねイム、薬は作れる?」の部分を、念押しする感じに修正します。


そこは、ローエのトラウマ直撃しませんかね?

「何でも治せる魔女」なんてプライドが粉微塵になったまま今に至ってるのではと、私には感じられて。


>>童話だと絶対破られる系の約束だ!

>ここはジュヌを信じるしかないです!


なんと。

てっきりここからローエの存在が下界にバレて、転に至る展開だと予想してたのに。


>魔法で明かりを持たせる方向にします。他の動物避け効果+家周辺に到着したら明かりが消えるような魔法で。


よろしいかと。


>この作品を存じなかったので調べました。昔のファンタジー小説なのですね。


小豆沢さんの好みかはわかりませんが、私は名作だと思いますね。モンスターを声で使役する魔女が、望まず国の騒乱に巻き込まれていく話です。それだけでもないですけど。


>総評について


>▷キャッチコピーについて

>キャッチコピーについては、実はもう一文の候補と迷っていて、ただそちらにすると私的にはネタバレに近い雰囲気になってしまうように感じていて、現在の一文を掲げています。

>もし梶野さんが最後まで読んだら、どちらがいいかご意見をいただきたいです。現在の一文も物語のテーマに関わってはいます。

>迷っているのがどの一文かは、最後まで読んだらおわかりになるかと思います。たぶん。


なるほど。わかるかどうかわかりませんが、チェックしながら読んでみましょう。


>▷文章について

>褒めていただいて大変嬉しいです。

大幅改稿時に、頭をぐつぐつさせながらがんばった甲斐がありました。


ここは流石、代表作の貫禄でしたね。

読んだ中で一番力の入った文章でした。


>▷ストーリーについて

>>理想的な「起」と「承」ですね。

>ありがとうございます! と言いつつ、作者的にはここまでが「起」の認識でした。四話~六話が「承」、七話が「転」、八話が「結」です。


おっと、読みが甘かったようでw



>>ローエの「償い」の矛盾

>ここはよく読み返して、時間をかけて修正していきます。

>企画が終わったら最後まで読んでいただけるようなので、それまでに修正できれば理想かなと思います。一か月後くらいですかね?

>間に合わない可能性もありますが、修正が終わったらその際はどこかにご連絡します。続きを読むのは梶野さんのタイミングでどうぞお願いします。


まあ急ぐ必要もないので、修正終わってから読みますよ。だいたい企画後はしばらく魂抜けてますし。



>▷キャラについて

>>今作ではイムは文句なしですね。

>>描かれ方も立ち位置も性格も百点です。

>ありがとうございます!

>イムは淡々な雰囲気の中で物語に彩りを添える存在です。ビジュアル的にも。


こういう生き生きしたキャラが一人いると話が華やぎますね。反面、タイトル的にイムに悲劇が降りかかりそうとも予想してるんですが……



>>もう一つは、やはり台詞の口調ですね。

>台詞の口調は、大幅改稿時に「~さね」とそれに準する口調を少し減らしたんです。主人公なので台詞も多く、読んでいてちょっとくどいなと思って。

>でもそれが違和感に繋がるのであれば、見直しを検討します。


難しいところですよね。私も老婆口調は個性がなくて何とかしたいと毎回思っています。リアリティもないし。でもわかりやすく老婆像を読者に伝えるとなるとあれが一番だし。困りものです。


いっそ「さね」の方をやめて、ローエ独特の語り口を模索するとかでも。方言とか。私的には統一さえされていれば、かくあるべし的なイメージはないので。


>>・幻想的な描写の妙は一読の価値あり

>この評価、めっちゃ嬉しかったです!!


本音なので。


>>「派手じゃない方のジブリ」みたいな感じですね。

>アリエッティとかマーニーとかですかね。


こちらの方が好きという人も多いと思いますね。

特に女性は。


>>もちろん、最終評価は読み終えた後が本番ですが……w

>かっ、覚悟しておきます……!

>なるべく修正しておきます!


よろしくお願いしますw


>この度は本当にありがとうございました。

>自分では気づけなかった貴重なご意見、修正の参考にさせていただきます。


修正ありの上で、続きに期待しています。


>今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

>あとちゃんと寝てくださいね!!


細かく睡眠とるより徹夜したあと爆睡する方が、私は脳が働くのだと知りました。しかし仕事は死ぬ……!



□小豆沢さくた

2024年11月10日 20:30


小豆沢です。

「魔女の病」ですが、概ねご指摘の箇所を中心に修正したり、検討して保留にしたりしました。最終話まで全体的に見直して、結果文字数が増えて、4万文字を超えましたのでご了承ください。



第一話


>私は「追放者の烙印」的なものを想像しました。

それか片目を潰されてるとか、手ひどい傷跡とか。


ここ、それもありかなといろいろ考えてみましたが、どうにも物語の雰囲気に対してヘビーな感じになってしまう気がしたので、現状の「皺だらけの老婆の見た目」をイムに強調して指摘させる程度にしました。

片目が潰れているとか傷跡とかだと、「幻の花」を触れば治ってしまいますし。それはそれで第一話の見せ場になるかもですが、ちょっと物語のテーマとはズレるので。


第二話


>それこそ小鳥を使うとか。鳥の目を通して見る魔法的な。


青い鳥の出番を増やしました。実は第四話以降、この青い鳥は結構重要な役目を果たします。


>なるほど。意味があるならまあ。

>台詞についても、まあ確かに……「お婆さん」とか他に形容はありますけどね。


ジュヌのラストの台詞については変更も検討しましたが、今のところ現状のままとします。


第三話


>ここは明確に違和感。

>イムと暮らし始めたのはごく最近で、結界の外に出たのは少年と出会った日だと読めます。


この部分については、第一話から情報を小出しにしました。あと第三話ラストの、ローエの「償い」に対するアンサーへの伏線にもなっていますので、違和感は減るかと思います(思いたい)。

イムと暮らし始めたのも「ごく最近から」な描写ではなく、しばらく経ったことを匂わせるような書き方にしました。


>「何でも治せる魔女」なんてプライドが粉微塵になったまま今に至ってるのではと、私には感じられて。


微妙な修正ですが、ローエの台詞を変更しました。ローエはあくまでも「わたしには治せない」って言いたくないのです……。



総評


>あらすじ


修正してみました。物語の雰囲気と方向性を出せたのではと思います(思いたい)。


>ローエの「〜さね」口調


全体的に見直しました。老婆口調の統一感は出たのではと思いますたぶん。

方言案は、私自身がどの方言にもさっぱり詳しくないので無理でしたw


>「償い」に対するアンサー


第三話ラストの、イムとのやり取りを増やして補完しました。前述もしましたが、そこに向けての情報を、第一話から小出しにしました。



以上、ひとまずのご報告です。

最後まで読んだ梶野さんの感想もぜひお伺いしたいので、企画終了後、よろしければお立ち寄りくださいね!

よろしくお願いします!



■梶野カメムシ

2024年11月10日 21:04


>小豆沢さん


文字数増えるのは止むなしでしょう。

改稿、お疲れさまでした。


ふむふむ。概ね問題なさそうです。

企画後に読む際は、この変更点をチェックしながら読ませてもらいますね。


企画後なので12月になると思いますが、もうしばらくお待ちいただければ。


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