叫び
明鏡止水
第1話
大声を出して、叫んだ時がある。
生理前の不安定もあったかもしれない。
家庭内いじめや家庭内パワーハラスメントで、
辛かった時かもしれない。
もう、
わたしに小説は書けない。
人生が、
わたしに追いついたから。
魅力的なキャラクターなんて考えられないから。
描きたいものはある。
読んでもらえたらもちろん嬉しい。
でもビュー(PV)が付くことはない。
わたしはもう書けない。
わたしにはもう、小説は書けない。
何かになりたかった。作家になりたかった。何者かになりたかった。
わたしは今、正社員ですらない。
病気で、あるいは不精で風呂にも3日は入れない。
叫び。
そんなものはない。
わたしにはもう、書く資格はあっても、
だれにも見てはもらえない。
叫び 明鏡止水 @miuraharuma30
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