第5話
その日の学校が終わったときにS N Sを確認してみた。すると朝話した時よりも何倍も推しの曲がバズっていた。MVも50万回再生目前までなっていた。だが私は朝みたいに喜べなくなっていた。再生回数が伸びるのはいいことだし、ファンが増えるのも嬉しいことだが、それは同時に同担さんが増えることでもあるのだ。特に私の推しはかっこいいので必ず増えるであろう。私は同担拒否はしない主義だがそれにしてもグッズ販売やチェキ会の時のライバルが増える。私は複雑な気持ちを抱いたまま眠りについた。
それから一ヶ月後。あのMVがバズった記念に記念ライブを推しが開くことが発表された。私はすごく嬉しかった。特にライブは私の推し活のメインみたいなところがあるのですごく楽しみになった。ライブに行くと必ずと言っっていいほどファんさをもらえるし、後のチェキ会ではプレゼントのお渡しと少しばかりのお話しができるからだ。もちろんチェキを取れるのも嬉しい。ただ、私は相互フォローになっていることもあり、いつも推しに覚えてもらえていて会うたびに名前を呼んでもらえるのですごく楽しみなのだ。ライブまでに推しの曲をもう一度おさらいしながら次のチェイ会のときに渡すプレゼントは何にしようかと考えることにした。この時も推しの事を考えれているのとオタクしている自分が嬉しくて楽しかった。
リアルに恋してる。 @Sakana6060
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