甘ク狂ホシヒ芳香が感じ取れるような濃密な文章で、とある性癖で特定の少女しか愛せない彼女と、其れを寛容する少女との淫猥な行為を描写してます何故彼女はこの様な性癖に至ったのか……人の性癖の根源を暴く事に意味は無いかもですが、行為をしながら思い馳せる母親への思いがその謎を解く鍵なのでしょうか?表題通り、彼女は狂ッテイルのでしょうか、其れとも……
3000字程度の短編です。女性の同性愛を描いた小説ですが、その世界を性描写を生かして表現している感じです。ただ、性描写がメインの短編では決してなく、その向こうにある何かを伝えようとする気概を感じる短編です。だから、私みたいに性描写が苦手な人にも読めたわけでして、意外と多くの人が受け入れることのできる読了感だと思います。同性愛の先にある何かを知りたい人は読んでみてくださいね!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(210文字)
一目、見ただけで、いい意味で危ない予感があった方、それは決して裏切られません。あなたの春の狂(くる)いは、もうすぐです。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(87文字)