白雪姫の有名なシーンである魔女と魔法の鏡との会話。 ここで鏡が「白雪姫が(主人である)魔女より美しい」と評したために彼女を毒リンゴで始末しようとしたわけですが、 この物語に登場する鏡は装飾もなく、黒い画面を持っていて、なおかつ「主観的な意見」というものを持ち合わせておらず…… アイデアもそうなんですが、とにかく聞き手(相談役)として優秀。悩みの本質を相談者自身に導かせ、解決へと進めていく様はカウンセラーの如し。 頑なだった魔女の心が解きほぐされる様は必見です。