11月10日 トリュフのクリームソースパスタ
朝から豪雨である。
気温も随分下がって、体が全くついていけない。
今日もまた日がな一日臥せっていたが、思い出してクリスマスケーキの予約をした。デパ地下などというものが島根には存在しないので、比較的近所の、気に入っているパティスリーに電話をかけた。先日クレープを食べた店である。(https://kakuyomu.jp/works/16817330654745085719/episodes/16817330665613365333)
昨年も同じパティスリーで予約したのだが、迷っている間に遅くなってしまい、目当てのケーキは完売していた。その結果食べたスタンダードなショートケーキも大変美味しかったので、良いのだ。今年のクリスマスケーキも美味しそうなラインナップで、今回は目当てのケーキを予約することができ、ひと安心である。
おそらく、このパティスリーのクリスマスケーキを食べるのも最後である。この店に限らず、季節商品がどんどん終わって行き、「これを食べるのも最後か」と思うことが増えてきた。名残惜しさは、無い。ただ実感が少しずつ重なっていくのだった。
今日は夫の夕飯がいらない日。
レトルトのソースでパスタを食べた。
以前書いたような気がするのだが、一人用のスパゲッティの場合、山本ゆり氏の編み出した手順で茹でることにしている。100グラムのスパゲッティを半分にボキッと折り、それと260ccの水、塩、オリーブオイルを耐熱皿に入れ、ラップはせずに、本来の茹で時間から三分足してレンジで加熱する。
この方法だと、湯切りも要らず、調理容器も要らず、加熱した皿にソースを加えるだけで食べられるのである。レンジ庫内は蒸気ですごいことになるのでしばらく開けておかねばならなくなるが。
随分前に買っておいた「トリュフのホワイトクリームソース」を茹であがったパスタにかけてみた。パッケージを開けた瞬間に広がるトリュフの香りに期待が高まる。思いのほか大きなトリュフチップが入っているのが見えて嬉しくなってしまう。なかなか粘度の高いソースをよく絡めて一口。美味しいが、トリュフの風味は薄い。香りも短時間で飛んでしまった。チーズとガーリックの風味が強く、トリュフはその奥を掻き分けて集中するとやっと見つかる、といった存在感。折角たくさん入っているのに、これは少し残念である。チーズクリームソースとしては美味しく食べられた。
今週末でまた季節が一つ進みそうである。ちょっとは気候に落ち着いてほしい。
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