神に捧げる異世界生活

ねろ

第1話



ライ6歳 題 愛する僕の家族


父様

ウィリアム• ローゼ伯爵 27歳 


建国当初からの貴族で王家の親戚にあたる薔薇の一族当主


お父様はとってもお忙しい方です。

いつも他の女の人と寝室に入って、その中からは女の人の叫び声が聞こえて、隣の部屋の僕は耳を塞いでいつも寝る。


起きて、お父様が仕事へ行くのを見送ろうと部屋を出ると、カーペットに血がいっぱいついてて、執事のドミニクに聞いたら、女の人が罪を犯して、お父様がその女の人のために神の赦しを得て、神の元へ送ったんだって言った。


お父様はいつもお忙しい方なのに、神の御使いとして毎晩働いていて、それなのに僕にいつも優しくて、僕の身体を清めるためにお父様は僕の身体を舐めてくださって、お父様はやはり優しい方です


お母様

リサ・ローザ伯爵夫人 24歳


旧 ダーリア男爵家次女


お母様は厳しいけど愛情溢れるとっても素敵な淑女です。

お母様はよくムチという細長い縄で、侍女を叩いています。

なんで叩いているのか聞くと、彼女らに教育を施しているというのです。彼女らがどこへ行っても恥ずかしくないように夫人自ら躾をしているのです。


僕は絵本を読んでいて、普通の貴族はそんな事をしないと知っています。

だけど、お母様は心を痛め、躾けていると言うのです。


ですが、僕にはムチを振いません。手首をムチではないビヨンビヨンとゴムのような棒で叩きます。叩かれたらとっても痛くて僕は弱いのですぐに泣いてしまいます。

ですが、お母様は叩いた後に必ず謝ってくれます。お母様は優しく、僕を躾けてくださっているのに心をお痛めになる心優しい人です。


加) 背中に十字架のあざが浮き上がった


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ライ9歳 日記五冊目 


お母様とお父様が喧嘩をしている。

二人はあまり話したりと、仲睦まじい様子はあまり見たことがないが、それでも喧嘩などしたことはない。話の内容としてはこの伯爵家が取り壊しになるかもしれないと言う話だった。別に私は構わないと思っている。お父様やお母様のような方達ならば必ず復興できると信じているからだ。私と違って二人は社交経験が豊富だ。私は身体が弱くすぐに倒れてしまうからと、サロンやパーティーといったものに出たことがない。本当に僕の身体を。こんな弱い身体。憎むしかない。あぁ、次で最後の一枚だ

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久しぶりの日記だ実に2年ぶりだろうか。

このページで、俺は日記はこれで最後。


俺はその後祖父母に引き取られ、流石母の親だけある。俺を屋根裏に閉じ込め、虐待。食事は1日一回で今過ごしている。だか、それも今日でおしまい。祖父母と王家が手を組み、俺を殺そうと、王家反逆罪の罪を着せた。当然そんなことしていない。だが、それは俺が幼い頃から計画され、俺を始末できるよう色々と準備されていたようで、取り壊しなんてのも全部王家が長い間準備したもので、王家の目論見通り、母や父はお家取り壊しを撤回してもらうために、祖父母に多額の金で売り、

祖父母は王家から金や爵位、名誉を貰う約束のため、俺を反逆罪に仕立て上げるために、書類の制作など、ありとあらゆる事をしたようで、俺の処刑宣告はすんなりと通った。


もし、この日記を祖父母や王家のやつ以外の者が見つけたのなら、どうか、これを後世に伝えて欲しい。王家の不祥事などあってはならないのだ。


そしてもし、これをお前らが見たのであれば、

俺はお前らを呪って殺してやる

俺の復讐は親は勿論お前らを絶対に始末してやる


クソみたいな人生にお別れだ。


来世は、もっと自分勝手に、


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ビビビーーーーーエラーエラー

ライ王太子死亡ーーーーーー世界滅亡のカウントダウンが始まりました。。。。

よってこれから回帰を開始します

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