学校
目覚まし時計が俺の部屋中に鳴り響く
俺はその音によって起こされる
俺はベッドから出て学校の制服に着替えると階段を降
りる
俺は先に起きていた姉ちゃんに話しかける
「おはよう姉ちゃん」
「ええおはよう」
「あれ他の二人は」
「まだ寝ているみたい」
俺はリビングの椅子に腰掛ける
俺はグイッと背伸びをする
「まだ眠気が覚めてないみたいだな」
「ああまあね昨日は色々あったからな」
「例えば」
「かずきが女だと知ったり」
「うんあの時は驚いたね」
かずきが俺の夢を終わらせる恐ろしい事を語ったりし
てたけど言わなくてもいいか
姉ちゃんがココアを入れてくれる
「ありがとう」
「どういたしまして」
俺はそのココアを飲む
俺はココアは好きだな
甘くて暖かくて美味しいそんな飲み物だから
取っ手付きのコップを手に持ちごくりとココアを飲み干す
俺はスマホをしながら食パンを食べる
「姉ちゃんが入れてくれるココアは特に美味しいよ」
「もうだったらスマホをしないで食べなよ」
俺はスマホをやめる
「なた姉ちゃんいや母さんあのさなんで俺の母さん
であることをこのタイミングで伝えたんだ」
母さんと俺の間には少しの間沈黙が流れる
「それは私が陽太郎を困らせたくなかったから」
「そんな偽善いらないんだよ」
俺はその言葉に納得いかなかった
「俺はあの時知って考えていた本当のことかもしれないと」
だけど母さんは俺のためだといった
なんだよそれまるで俺が悪いみたいじゃないか
俺の頭の中はモヤモヤして最悪な気持ちだ
そして嫌な気持ちは好きじゃない
そんなことを言えず俺は黙った
俺は食パンを食べ終わり
「じゃあ行ってくるから」
「ええいってらっしゃい」
俺がドアを開けるとかずきが待ってくれていた
「ああ待ってたんだな」
「いやお婿さん候補としては当然じゃないかな」
かずきはお嫁さん候補のはずなんだけどな
はあもしかしたらかずきのおっぱいを今頃揉めてたかもしれないと思うと悲しくなる
まあでも俺がかずきを惚れさせさえすればいい
俺は頑張ってかずきをお嫁さん候補にしてみせる
「じゃあ学校行こうか」
「うんいこうか」
俺達は学校に行く道を歩いていく
「止めて止めて」
自転車が俺達に向かってくる
「うお」
「キャー」
俺達はよける
俺とかずきはぶつかり
俺がかずきを押し倒す体勢になる
俺はかずきのおっぱいを服ごしにもみしだく
服ごしでも分かるぐらいのおっぱいがあった
もみもみ
「ごめん」
「うんうん大丈夫」
かずきがだいじょうぶだというので見ると
全然大丈夫じゃなかったほっぺたが赤かった
真っ赤だ
「うおーすごい興奮するっす」
ぶつかってきた張本人が俺達の一部始終を見て写真を
とりはじめる
パシャパシャ
「お前わざと当たってきたのか」
「いえわざとではないです」
「ならなんでぶつかってきたんだ」
「スマホを見てて」
「最低だな」
父親に突然十人のお嫁さん候補から自分のお嫁さんを選べと言われたけどその中には三人の姉がいましたそして姉の中には実の母親と義理の姉が混ざっているらしいです 山田空 @yamadasora
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