AIチャットで遊んでみた。 ~KAC20231作品を分析、改善してもらったらこうなった~

かがわ けん

 表題通りです。

 自作をAIチャットにかけてみたら、面白い結果になったので共有します。

 なお元作品はこちらのリンクを参照ください。


 https://kakuyomu.jp/works/16817330653893625439/episodes/16817330653894295800



 **** 以下Microsoft Bingによる分析です


 こんにちは、これはBingです。文章の分析と改善点をお手伝いします😊


 まず、文章の内容についてですが、白紙の本が不審死事件に関係しているというミステリー小説の一節であることが分かります。登場人物や設定については、前後の文脈から推測する必要がありますが、この文章だけでは以下の点が不明瞭に感じられます。


 ・なぜ主人公は探偵事務所を営んでいるのか

 ・なぜ主人公は飯塚刑事と仲が良いのか

 ・なぜ白紙の本を開くと死んでしまうのか

 ・なぜ店の男は白紙の本を売っているのか

 これらの点については、読者に混乱や違和感を与えないように、前後で説明する必要があると思います。


 次に、文章の構成や表現についてですが、以下の点が改善できると思います。


 文章全体で主語や視点が頻繁に変わっており、読み手に追いづらさを感じさせます。例えば、「私」と「角田剛夢」は同一人物でしょうか?「私」はどうして飯塚刑事から呼ばれたのでしょうか?「私」はどうして店内でも白紙本を開こうとしたのでしょうか?これらの疑問を解消するためにも、視点を統一するか明確に切り替える必要があります。

 文章中で何度も同じ単語や表現を繰り返しており、冗長さや単調さを感じさせます。例えば、「白紙本」や「飯塚刑事」、「店」「男」などです。これらは類義語や代名詞などで置き換えたり、省略したりすることで文章をすっきりさせることができます。



 **** 以下Microsoft Bingによる改善作です


 私は角田剛夢という名の探偵だ。元警察官で、今は自分で事務所を開いている。仕事は少なく、電気代や家賃にも困っている。そんな時にかかってきたのが、捜査一課の飯塚刑事からの電話だった。


「おう、カクちゃん。久しぶりだな」


 飯塚刑事とは叩き上げのベテランで、時々情報屋の仕事を廻してくれる。俺が警察を辞めた後も続いている腐れ縁みたいなものだ。


「久しぶりですね。俺のところに連絡ってことは厄介な事件ですか?」


「ああ、ちょっとな。厄介ってレベルを越えているよ」


 飯塚刑事は事件の概要を話す。 都内各所で連続不審死事件が発生していた。いずれも外傷はなく司法解剖の結果は死因不明である。本来なら事件性無しとなるのだが、奇妙な共通点があった。


 本である。いずれの遺体も死亡の際、本を手にしていたのだ。 それもただの本ではない。表紙から中に至るまで全てが白紙ページ となっている本だった。


「それでカクちゃんに、その奇妙な本を売ってる奴を探って欲しいんだ」


「分かった。電気代がピンチなぐらい金欠だからな。仕事を選ぶ余裕はねえよ」


 俺は仕事を引き受け、街へと繰り出した。


 *


 その書店は古い雑居ビルの四階にあった。 魔法陣の様な模様がドアに描かれ、その下に『立ち読み厳禁、店内では絶対本を開かないこと』と書かれてある。 幾ら何でも開くなと言われても気になってしまうように思えたが、ドアを開けて中に入った。


 入って直ぐにカウンターがあり、男が座っている。挨拶どころか視線を上げすらしないその男は、長い髪で表情が見えず幽霊のように生気がない。 気味の悪い店員を無視して店の奥へと進んだ。


 店に置いてあるのは、ほぼオカルト関連の本だった。見覚えのある雑誌から、分厚いハードカバーの魔法書まで様々だ。


 そして遂に発見した。カウンターの並びの最奥に白紙ページ の本が並んでいる。現物を確認したわけではないが、被害者が手にしていた本で間違いないだろう。 俺は平積みしてある雑誌を手に取った。


「本は開かないで下さい」


 男の抑揚のない声が静かな店内に響く。だが俺はお構いなしとばかりに、白紙ページ のハードカバー本を開こうとした。


「ぎゃああああ」


 俺が悲鳴を上げる。そして両手で頭を押さえながら床を転げ回った。 飯塚刑事と見知らぬ若い刑事が駆けつけてくれた。彼らは俺と一緒に来てくれて、店内でも待ってくれていたようだ。


「大丈夫か、カクちゃん!」


 飯塚刑事が心配そうに俺を助け起こす。若い刑事は白紙ページ の本を閉じて捨てると、店員に詰め寄った。


「お前何やってんだ!この本何だ!」


「それは…それは…」


 店員は言葉も出なくなって震えている。その時、カウンターに一冊の白紙ページ の本が現れた。


「万引きや立ち読みをする奴らなんて消えてしまえばいいんだ」


 髪の毛の間から見えた男の瞳は、紅玉のように怪しく輝いていた。


「お前、何を言ってるんだ!」


 若い刑事が激怒する。飯塚刑事も俺を支えながら男に睨みをきかせる。俺は頭が割れるような痛みに耐えながら、男の言葉に思い当たることがあった。


 白紙ページ の本は、読者の心を読み取って物語を作り出すという噂だった。それは本好きにとって夢のような本だった。しかし、その物語は読者の願望や恐怖に基づいており、それが強すぎると死に至るという危険性もあった。


 俺は今回の事件でその本を手にした被害者たちの情報を調べていた。彼らは皆、何かしらの悩みや不満を抱えており、本から逃避しようとしていた。そして白紙ページ の本に出会ってしまったのだ。


 店員もまたそうだったのかもしれない。万引きや立ち読みをする客に嫌気がさして、彼らを消してしまえばいいと思ってしまったのだろう。そしてその思念が白紙ページ の本に反映されて現実化したのだ。


「これは…これは…」


 店員は呆然とカウンターに現れた白紙ページ の本を見つめている。その表紙には『店員殺人事件』と書かれていた。



****


<ツッコミどころ>

①依頼した調査になぜ飯塚と若い刑事が同行している?

②なぜ一介の探偵が被害者の詳細な調査が出来た?

③本のタイトル『店員殺人事件』では店員が死んだのか店員による殺人事件か不明


<総評>

 次作ありきの第一話である私の作品と物語として完結させようとした本作では比較出来ない点が多々あるが、なかなか上手く纏めていて驚いた。

 特に元刑事で飯塚と腐れ縁とか白紙本に引っ掛かるのが角田とか白紙本の噂などは良く出来ていると思う。

 作品を書く

  ↓

 AIに改善させる

  ↓

 それを基に体裁を整える

 といった感じで利用すれば、作品の質が向上するかもしれない。


<結論>

 これ一話で考えればAIの勝利。

 おじさん涙目……


*3月26日追記

 調子に乗ってAIチャットで遊んでみた企画の続編を始めました。

 興味ある方はこちらからどうぞ!!

 ↓            ↓

https://kakuyomu.jp/works/16817330654951610975/episodes/16817330654954881215

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AIチャットで遊んでみた。 ~KAC20231作品を分析、改善してもらったらこうなった~ かがわ けん @kagawaken0804

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