異世界転移するまでの心情描写が丁寧でとても良かったです!昨今の異世界転生/転移ものは、こちらにも書かれていたようにアッサリ現実世界を捨てることになんの躊躇いもないことが個人的にちょっとうーんと思っていたので、こうやってしっかり悩んで結論を出してくれるコウヤは読者も応援したくなります(^^)
サ終した世界というのも面白くて、今までにないはとりんさんの描く世界が楽しみです!
作者からの返信
読み進めてくださりありがとうございますー! そうなのです。ゲーム世界へ転移と言いつつ、はてしない物語のような「自分で選ぶ」お話になってまして、現実パートがちょっと長めです^ ^
お父さんとの関係やこちら側の思い出なんかも重要なファクターになってきますので、のんびり楽しんでください!
恒夜は悩みは多いけど前向きな泣き虫っていう、ちょっと変わった主人公なので、見守っていただけましたら嬉しいです^ ^*
羽鳥(眞城白歌)様、コメント失礼致します。
「必ず戻る」という約束を果たすために、恒夜くんはCWFに旅立ちますか。
選んだ過程がしっかりしていれば、後悔はしないもの。
前を向いて一歩を踏み出せる。
でもおそらく銀色の人は覚悟を試すはず。
そこを乗り越えられるのか。
続きも楽しみにしております!
作者からの返信
悩んだ末に、恒夜は約束を守る道を選んだようです。
どちらの世界を選んだとしても心残りはある、と彼も自分でわかっていて、それでも自分で考え抜いて決めたことなので、きっと頑張れるはず! です!
16歳の想像が及ぶ範囲を、はるかに超えるような世界が待っているかもしれません。それぞ、呪い竜の脅威とか……
銀色の人、優しく導いてくれるといいのですけどね^ ^
いつもありがとうございます!
もう選んでしまったのですね……
「予定をキャンセルして、家族を悲しませたくない」と言う所、一瞬どういうことと思いましたが、つまりもう決心はついてしまっていて、あちら側の世界に行くつもりではあるけれども、こちら側の家族も悲しませたくないということだと気づいたとき、はっとしました。もう彼の心はもうこの世界には無いのだと……
作者からの返信
悩んだ末に恒夜は、行くことに決めたようです。
元々タイムリミットが誕生日かつ日曜日だったので、家族との時間を取るか、それを無しにして異世界へ行くかを決めなくてはなかったのですよね。
でも、自分の口で「今日は行けない」とか「帰ってこれないと思う」とは怖くて伝えられなかったようです。だから、今の生活に全く未練なく……というわけでもなく。
ネタバレにもなるので詳細は伏せますが、どこへ行っても恒夜にとって父や祖父母は変わらず大切な家族です。16歳の一大決心、見守っていただけましたら嬉しいです^ ^
ここまでの展開は「ほーん、そうなのかぁ」と半分他人事として読んでいましたが、恒夜くんの日常を追いかけることでじわじわ現実味を感じられて、ここでついに「主人公恒夜」としての自分の意識を持てた、物語世界に飛び込めた気がします。
新しい生活に飛び込もうとする高校生になりたての春、運命のような誕生日の転移、約束した誰か、終わる世界を救うかもしれない使命感……
10代の瑞々しい心を持った、シャイな男の子が決意と共に異世界に向かうロマン。
ぐっときてしまいました。
本当にお上手な文章で素敵です。
作者からの返信
ここまでの流れはKACで書いた短編とそう変わらないのですが、現代パートに尺を割いたのにも理由がありまして、中盤以降に結構大きく関わってくることになります^ ^
恒夜にとってのCWFは文字とデータの世界で、現地の記憶は夢で見たことくらいしかないのですが、ここにきて夢が本当に現実として迫ってきたのでしょうね。
いよいよ冒険の始まり、ですが、派手なチートスキルなどはないので、しばらくは地道な旅がメインとなります!